人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

波乱が起きるぞパリ五輪

2024-07-28 18:06:24 | Weblog

《パリ五輪》第2日の日本勢はまさかの敗戦が相次いだ。まずは男子バレー。金メダルを目指し世界ランク11位のドイツを追い込みながらフルセットに持ち込まれて逆転負けを喫した。ほぼ同時並行での「まさか」は男子柔道。60㌔級の永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)が準々決勝で23年世界王者のフランシスコ・ガリゴス(スペイン)に不可解な判定の末に、一本で敗れた。そして男子体操予選では橋本大輝(セントラルスポーツ)の鉄棒2連覇が消えた。2021年《東京五輪》種目別鉄棒で金メダルに輝いた橋本は、同種目で上位8人が進出する決勝に進めなかった。着地で大きく崩れ、予選上位8位以内に入れなかった。さらに卓球では混合ダブルスで日本のエースコンビが初戦敗退。1回戦で、日本の張本智和、早田ひな組が、伏兵・北朝鮮のリ・ジョンシク、キム・グムヨン組に完敗だった。21年《東京五輪》で金メダルを獲得した水谷隼、伊藤美誠組に続く日本の連覇の夢ははやくもついえた瞬間だった。そして今日はバドミントン女子ダブルス・1次リーグで永原和可那・松本麻佑(北都銀行)組の“ナガマツペア”がマレーシアのタン・パーリー・ティナ・ムラリタラン組に1-2で敗れた。これでナガマツペアは予選リーグ1勝1敗。予選リーグを突破するには、グループ内4チームの中の上位2チームに入る必要がある。ただ3戦目の対戦相手は中国で、世界ランク1位の陳清晨、賈一凡ペア。大変厳しい状況になった。何が起きるかわからないオリンピック。だから面白いんだけどね…。

《大相撲名古屋場所》千秋楽。横綱照ノ富士が優勝決定戦で平幕隆の勝を破り、1月の初場所以来、3場所ぶり10回目の優勝を決めた。前回優勝時以来の一人横綱の重責を果たした。  優勝に王手をかけていた前日は、隆の勝に不覚を取った照ノ富士は、この日、結びの一番で大関琴桜に圧力をかけながらも逆転負け。すでに1差で追いかける隆の勝が関脇大の里を押し出しで下していたため、優勝決定戦に持ち込まれた。伊勢ケ浜部屋所属力士の優勝は春場所の尊富士以来24回目で、9回の日馬富士を抜き、同部屋単独最多となった。また今日、三賞選考委員会が開かれ、横綱照ノ富士を破って9勝6敗の新関脇大の里が2場所連続2度目の殊勲賞を獲得。新入幕から4場所続けての三賞受賞となり、1947年秋場所の三賞制定後で初めての快挙となった。12勝3敗の隆の勝は3度目の敢闘賞、逆転で初優勝すれば、2度目の殊勲賞とのダブル受賞となるところだったが、それはならなかった。新小結で9勝を挙げた平戸海は正攻法の相撲を評価され、技能賞で初の三賞受賞を果たした。みんな天晴れ!

ゴルフの話題はひとつ。米国女子ツアー《CPKC女子オープン》3日目。米ツアー未勝利のルーキー・西郷真央が日米両ツアー自己ベストで、この日のフィールドベストの「61」をマークし、通算8アンダーの3位に急浮上した。通算3オーバーの46位から出て、ボギーなしの1イーグル9バーディでスコアを11も伸ばし、首位と5打差で最終日を迎える。 ツアー後半戦の出場優先順位を再編する第2回リシャッフルまで残り2試合で、年間ポイントランキング130位からの浮上を目指す吉田優利は7位から出たが、1イーグル2バーディ、4ボギー1ダブルボギーの「75」と崩れ、1オーバーの39位に後退。渋野日向子も26位から出て「72」と伸ばせず、同じく39位に後退した。単独首位の通算13アンダーに「64」をマークしたユ・ヘラン(韓国)。12アンダーの2位にローレン・コフリンが続いている。2日続けて爆発は難しいかもしれないが、西郷にはぜひ優勝目指して頑張ってほしい。

 

今日の重賞を振り返る。札幌11Rで行われた【第72回クイーンS】は、丹内祐次騎乗の5番人気コガネノソラ(3歳・菊沢隆徳厩舎)が中団追走から直線で各馬を差し切りV。昨年のドゥーラに続き今年も3歳馬が勝利を挙げ、秋の大舞台へ弾みをつけた。丹内は2022年【エルムS】(フルデプスリーダー)以来、約2年ぶりのJRA重賞制覇。タイムは1分47秒4。アタマ差の2着には直線で馬群をさばいて追い上げた武豊騎乗のボンドガール(2番人気)、さらにクビ差遅れた3着にアルジーヌ(7番人気)が入り、1番人気のウンブライルは10着に敗れた。

勝ったコガネノソラは51㌔が良かったとはいえ、いい勝ち方だった。距離もこの位が良いのだろう。今後無事にいけば秋は面白い存在かもしれない。2着ボンドガールもいい競馬だった。距離の対応ができたことは今後に繋がりそう。3着アルジーヌは昇級で重賞で、これだけ走れたのは立派。距離も1800が良さそう。

勝ったコガネノソラは、父ゴールドシップ、母マイネヒメル(母父ロージズインメイ)という血統。北海道新冠町・ビッグレッドファームの生産馬で、馬主は(有)ビッグレッドファーム。通算成績は8戦4勝。重賞は初勝利。菊沢隆徳調教師は17年アエロリットに次いで【クイーンS】2勝目、丹内は初勝利となった。

 

一方、新潟7Rで行われたサマースプリントシリーズ第3戦【第24回アイビスサマーダッシュ】は、国分恭介騎乗の3番人気モズメイメイ(牝4歳・音無秀孝厩舎)が中団追走から馬場の真ん中を鋭く伸びて、重賞3勝目を挙げた。タイムは55秒3。クビ差の2着には松岡正海騎乗のウイングレイテスト(2番人気)、さらにクビ差の3着に酒井学騎乗のテイエムスパーダ(8番人気)が入った。

勝ったモズメイメイは完全復活か。今日のメンバーでは走りが一枚上だった。2着ウイングレイテストは59㌔で2着なのだからやっぱり力がある。3着テイエムスパーダはハナでなくてもここまで走れたのは収穫だろう。

モズメイメイは父リアルインパクト、母インラグジュアリー(母父Frankel)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(株)キャピタル・システム。通算成績は14戦5勝。重賞は2023年の【チューリップ賞】、【葵S】に次いで3勝目。音無秀孝調教師は07年サンアディユに次いで【アイビスSD】2勝目、国分恭介は初勝利となった。

 

今日の一口馬。アルヴァレスが新潟5R【3歳未勝利】(1200mダート・混)に団野騎乗で出走し、結果5着となった。騎乗した団野は「ブリンカーの効果はあり、スタート良く行きっぷり抜群で、未勝利クラスを卒業できるだけのスピードは持っている馬だと思います。ただ、けっして集中力が途切れたわけではないものの、直線で前2頭に差を広げられると、終いの脚が少しダラしなくなってしまいましたからね。内枠で行き切れていたらまた内容も違ってくるとは思うのですが、この条件をしっかり勝ち切るとなれば、やはり斤量の恩恵はあった方がいいかもしれません」とのこと。つまり力不足ってことか…。鞍上はやっぱり小林勝がいいな。残り少ない日々、頑張れ!

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