人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

今週は一口3頭!

2022-01-28 18:40:51 | Weblog

 先日、2022年度のアメリカ野球殿堂入り投票結果が発表され、レッドソックスを3度のワールドシリーズ制覇に導いたデービット・オルティスが殿堂入りを果たした。有資格初年度での殿堂入りは史上58人目。一方、有資格最終年を迎えていたバリー・ボンズ、ロジャー・クレメンス、カート・シリング、サミー・ソーサの超大物4人衆は今回も得票率75%の当選ラインに届かず、記者投票による殿堂入りの可能性が消滅(時代委員会による選考に望みを託すことになった)した。   
 選出されたオルティスは1997年にツインズでメジャーデビューし、2003年のレッドソックス移籍後に開花。2016年限りで現役引退するまでメジャー20年間で通算2408試合に出場して2472安打、打率.286、541本塁打、1768打点、OPS.931をマークした。オールスター・ゲームに10度選出されたほか、シルバースラッガー賞を7度受賞。また、ポストシーズンでも通算OPS.947と好成績を残しており、特に3度のワールドシリーズでは打率.455、OPS1.372と驚異的な活躍を見せた。2004年のリーグ優勝決定シリーズと2013年のワールドシリーズではMVPを受賞。1918年を最後にワールドシリーズ制覇から遠ざかっていたレッドソックスを3度頂点に導いた功績が高く評価された。  
 今回の殿堂入り投票はボンズ、クレメンス、シリング、ソーサが有資格最終年、オルティスとアレックス・ロドリゲスが有資格初年度を迎えたことで注目されていた。しかし、結果的には得票率75%の当選ラインをクリアしたのはオルティスだけであった。圧倒的な実績を誇るボンズとクレメンスは、最後まで「ステロイド時代」の主役であるとして両者の殿堂入りにゴーサインを出さず、シリングは数々の過激な言動により支持を失う結果となった。ただ、2023年度の時代委員会による選考は「Today's Game」(1988年以降に活躍した人物)が対象となっており、ボンズ、クレメンス、シリング、ソーサの4人はここにノミネートされる可能性はある。僕は正直ボンズ、クレメンス、シリングの3人に関しては、実績を考えれば選出されてもいいのではと思っていた。ただそこはメジャーの投票権を持つ記者たち。彼らの「実績だけでは投票しない」という意識の高さはさすがである。日本のプロ野球やJRAの記者投票など、時々物議を醸しだすことがあるが、是非日本の記者たちもこのくらいの意識、気位は持ってほしいものである。それでこそ、選出された価値があがるというものである。尚、投票結果は以下の通り。
デービッド・オルティス(1年目)…得票率77.9%
バリー・ボンズ(10年目)…66.0%
ロジャー・クレメンス(10年目)…65.2%
スコット・ローレン(5年目)…63.2%
カート・シリング(10年目)…58.6%
トッド・ヘルトン(4年目)…52.0%
ビリー・ワグナー(7年目)…51.0%
アンドリュー・ジョーンズ(5年目)…41.1%
ゲーリー・シェフィールド(8年目)…40.6%
アレックス・ロドリゲス(1年目)…34.3% 

ジェフ・ケント(9年目)…32.7% 

マニー・ラミレス(6年目)…28.9% 

オマー・ビスケル(5年目)…23.9%
サミー・ソーサ(10年目)…18.5% 

アンディ・ペティット(4年目)…10.7% 

ジミー・ロリンズ(1年目)…9.4% 

ボビー・アブレイユ(3年目)…8.6% 

マーク・バーリー(2年目)…5.8%
トリー・ハンター(2年目)…5.3% 

ジョー・ネイサン(1年目)…4.3% 

ティム・ハドソン(2年目)…3.0% 

ティム・リンスカム(1年目)…2.3% 

ライアン・ハワード(1年目)…2.0% 

マーク・テシェイラ(1年目)…1.5% 

ジャスティン・モーノウ(1年目)…1.3% 

ジョナサン・パペルボン(1年目)…1.3% 

プリンス・フィルダー(1年目)…0.5% 

A・J・ピアジンスキー(1年目)…0.5% 

カール・クロフォード(1年目)…0% 

ジェイク・ピービー(1年目)…0%

今後確実に選出されるのは、スコット・ローレンぐらいか。アレックス・ロドリゲスもボンズとクレメンスがこの結果をみると、この先難しそう。僕としては日本野球になじみのあるアンドリュー・ジョーンズが選出されてほしいと思うが…。それにしても、スコット・ローレンは評価が高い。まぁ三塁手で史上4人目となる2000安打、500二塁打、300本塁打、1200打点達成は大きいか。過去のマイク・シュミット、ジョージ・ブレット、チッパー・ジョーンズがすべて殿堂入りしているから当然か。
 もうひとつ野球の話。セ・パ両リーグの守備のスペシャリストを表彰する「三井ゴールデン・グラブ賞」が今年で第50回を迎えたのを記念して実施された「三井ゴールデン・グラブ・レジェンス」の投票結果が、昨日発表された。歴代の受賞者からファン投票によりベストナインが選出されたのだが、受賞者は以下の通り。
▽投手…桑田真澄▽捕手…古田敦也▽一塁手…王貞治▽二塁手…菊池涼介▽三塁手…中村紀洋▽遊撃手…井端弘和▽外野手…イチロー、新庄剛志、秋山幸二

もし僕が選ぶとしたらしたら、▽投手…桑田真澄▽捕手…古田敦也▽一塁手…駒田徳広▽二塁手…菊池涼介▽三塁手…古屋英夫▽遊撃手…山下大輔(小坂誠)▽外野手…イチロー、福本豊、蓑田浩二

一塁手の駒田はやはり身長があるので王よりかは上だろう。というか、実はゴールデングラブ賞には王がいたために縁がなかったが、僕は松原誠(大洋)のほうが守備力は上だったように思っている。三塁手は中村紀なら古屋のほうが上だろう。ボールに飛びつく映像はいまだに思い出される。遊撃手は井端でもいいのだが、華麗さで山下大輔、守備範囲の広さで小坂を入れたい。現役の源田も相当うまい。外野手はすべて阪急、オリックスになったが、イチローと福本は文句なしで、蓑田は元祖レーザービームの記憶がある。


 競馬の話。日本ではあまり大きく取り上げられなかったが、先週残念なニュースがひとつあった。香港古馬3冠第1ラウンドの国際G1【スチュワーズカップ】(1600m芝)で、ホー騎乗の断然1番人気ゴールデンシックスティ(セン6歳・ルイ、父メダグリアドーロ)が直線、外から懸命に伸びたが先に抜け出したワイククをとらえられず3/4馬身差の2着となってしまった。これによって19年9月から続いていた連勝が「16」で止まり、サイレントウィットネスが02年12月から05年4月にマークした香港最多の17連勝に並ぶことはできなかった。昨年末の【香港マイル】でもサリオス、インディチャンプらを一蹴したことは記憶に新しいはず。あの強い馬が負けるとは…香港のマイル戦線は凄すぎである。ゴールデンシックスティの通算成績は21戦19勝。連勝が止まったことで【安田記念】参戦プランも本格化するかも…。

明日の予想。まずは東京メイン【白富士S】は2番アトミクフォースで穴狙い。強い馬が数頭いるが、昨年の【エプソムC】だけ走れば馬券になる。前走は出遅れて不利もあった。ベテラン江田がうまく乗れば…。相手は3,4,10,11,12,14番。中京メイン【伊賀S】は3番シャマル。前走好時計で2勝クラスを快勝。負かした3頭が2勝クラスが勝ち上がっているのだから相当なレベルだった。運もある。今年は中京の左回りで初コースも問題ないだろう。相手は1,2,5,7,11,16番。小倉メイン【周防灘特別】は14番クープドクール。放牧明けになるが、このクラス安定した力を持っている馬。前走で見せた末脚は見所あった。展開が嵌れば…。相手は1,3,7,9,15,18番。

 今週の一口馬。先週のジオラマの勝利でようやく片目を開けたが、今週も3頭が出走予定。なんとか2勝目をGETしたいところ。まずは明日の小倉5R【3歳未勝利牝馬】(2000m芝)にウインフランドルが出走する。初戦全く見せ場すらなかった馬だが、距離を延ばして挑戦。ただ正直大きな期待はできない。何とか8着以内に入り、スリーアウトを回避し今後につながる競馬をしてほしい。鞍上は荻野極。東京7R【4歳上1勝クラス】(1400mダート)にはホワイトクロウが出走。前走は去勢の休み明けで半信半疑の中、試走のような出走であったが、こちらの予想を上回る2着と好走した。それから、ここを目標にじっくりと仕上げての出走となる。今回は勝ち負けを期待したい。鞍上は前回と同じ岩田康。明後日の東京8R【4歳上2勝クラス】(1400mダート)にはフラッフィクラウドが出走する。当初は絶好調の菅原明騎乗予定も騎乗できなくなり、江田照騎乗で出走となる。前走で行きたがるところを見せたので距離を短縮しての出走。ベテランを背に快走を期待しているが、メンバーを見ると骨っぽいところが揃った。何とか掲示板を確保して次につながる競馬を…。

コメント
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