人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

競馬いろいろ

2022-01-14 20:31:19 | Weblog

 JRAは11日、【2021年度のJRA賞競走馬部門】の各受賞馬を発表した。年度代表馬には【皐月賞】、【天皇賞・秋】、【有馬記念】のGⅠ・3勝を挙げた3歳馬のエフフォーリアが選ばれた。3歳馬の年度代表馬選出は、18年のアーモンド以来3年ぶり。香港GⅠ・2勝と、米GⅠの【ブリーダーズCフィリー&メアターフ】など海外GⅠ・3勝を挙げたラヴズオンリーユーとの一騎打ちを制した。各部門の受賞馬と票数の内訳は次の通り(性齢、厩舎、父名=主な勝ち鞍の順、馬名後のカッコ内は票数)。
 ▼年度代表馬…エフフォーリア(牡3歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父エピファネイア)=【皐月賞】、【天皇賞・秋】、【有馬記念】
得票数…エフフォーリア(277)、ラヴズオンリーユー(18)、マルシュロレーヌ(1)  
▼最優秀2歳牡馬…ドウデュース(牡2歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)=【朝日杯FS】
得票数…ドウデュース(251)、キラーアビリティ(44)、該当馬なし(1)  
▼最優秀2歳牝馬…サークルオブライフ(牝2歳、美浦・国枝栄厩舎、父エピファネイア)=【阪神JF】
得票数…サークルオブライフ(294)、該当馬なし(2)  
▼最優秀3歳牡馬…エフフォーリア(牡3歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父エピファネイア)   得票数…エフフォーリア(296)  
▼最優秀3歳牝馬…ソダシ(牝3歳、栗東・須貝尚介厩舎、父クロフネ)=【桜花賞】、【札幌記念】
得票数…ソダシ(234)、アカイトリノムスメ(56)、ユーバーレーベン(3)、該当馬なし(3)  ▼最優秀4歳以上牡馬…コントレイル(牡4歳、栗東・矢作芳人、父ディープインパクト)=【ジャパンC】
得票数…コントレイル(282)、テーオーケインズ(10)、該当馬なし(3)、カフェファラオ(1)  
▼最優秀4歳以上牝馬…ラヴズオンリーユー(牝5歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ディープインパクト)=【クイーンエリザベス2世C】(香港)、【BCフィリー&メアターフ】(米国)、【香港カップ】(香港)
得票数…ラヴズオンリーユー(251)、グランアレグリア(31)、クロノジェネシス(11)、マルシュロレーヌ(2)、アカイイト(1)  
▼最優秀短距離馬…グランアレグリア(牝5歳、美浦・藤沢和雄厩舎、父ディープインパクト)=【ヴィクトリアマイル】、【マイルCS】
得票数…グランアレグリア(284)、ピクシーナイト(10)、ダノンスマッシュ(1)、該当馬▼最優秀ダートホース…テーオーケインズ(牡4歳、栗東・高柳大輔厩舎、父シニスターミニスター)=【チャンピオンズC】
得票数…テーオーケインズ(240)、マルシュロレーヌ(47)、カフェファラオ(8)、オメガパフューム(1)  
▼最優秀障害馬…オジュウチョウサン(牡10歳、美浦・和田正一郎厩舎、父ステイゴールド)=【中山大障害】
得票数…オジュウチョウサン(166)、メイショウダッサイ(127)、該当馬なし(3)

各部門の選出は概ね順当だと思うが、最優秀3歳牡馬でダービー馬のシャフリヤールが1票も入らないのはちょっと驚いた。それから最優秀2歳牡馬でもう少し、キラーアビリティの票が入るのではと思っていたが…。そしてぜひ特別賞を設定してほしかったのが、昨秋に【BCディスタフ】を制し、日本調教馬として史上初めて米国のダートG1を制す快挙を成し遂げたマルシュロレーヌ(牝6、栗東・矢作芳人厩舎、父父オルフェーブル)。マルシュロレーヌは最優秀ダートホース部門で47票を集め2位。最優秀4歳以上牝馬部門でも2票、年度代表馬部門でも1票が入った。8人で構成された受賞馬選考委員会内でも、特別賞について検討する声が上がったそうだが、、功績が議論されたが、「ダート部門でもう少しテーオーケインズに肉薄していれば」、「日本の競馬の歴史としてはすごいことだけどライトファンの認知度などを考えると、歴代の受賞馬との比較で少し弱いのでは」という意見があり、規定である4分の3(6票)以上の賛成を得られず、見送られることとなったそうだ。僕はたった1勝でも本当に快挙と思うのだが…残念。なお、これまで特別賞は直近では20年に、【宝塚記念】・【有馬記念】の両グランプリを制したクロノジェネシス、JRA通算1500勝を達成した藤沢和雄師が受賞している。

 いったい何があった⁉昨年末【東京大賞典】で史上初の4連覇を果たし、今春から北海道新ひだか町のレックススタッドで種牡馬入りする予定だったオメガパフューム(牡7歳、栗東・安田翔)が急転、現役を続行することが明らかになった。同馬は4日に栗東トレセンを退厩しているが、安田翔師は「関係者間の協議の結果、現役を続行することになりました。しっかりと調整してパフュームらしいパフォーマンスを見せられるように調整して行きたいと思います」とコメントした。帰厩スケジュールや次走については未定だ。たぶん馬主側とレックススタッド側の交渉がうまくいかなかったのだろうが、【東京大賞典】4連覇以上のパーフォーマンスが今後あるとは思えないのだが…。正直、ゆっくり引退させてほしいと思うのは僕だけだろうか。
 残念なニュース。【英オークス】を史上最大着差となる16馬身差で制すなど、昨年の欧州オークス3冠を達成したディープインパクト産駒スノーフォール(牝4、A・オブライエン)が11日、骨盤を故障したことにより安楽死処分となった。報道によるとオブライエン師は「私たちはすばらしい牝馬であるスノーフォールが、数週間前に深刻なけがを負っていたということを悲しみとともにお伝えします。獣医師とバリードイルにいる私たちのチームは最善を尽くしましたが、彼女の状態はこの数日間で深刻な悪化を見せ、私たちは彼女を眠らせるという悲しい決断をするしかありませんでした。スタッフに食事を与えられ、小一時間後にそのスタッフが様子を見に戻った際は、馬房の中で脚が不自由になっていました。骨盤を負傷していましたが、どのようにしてけがをしたかは正確にはわかりません。彼女にできる限りのことはしましたが、だめでした。競争馬としてはもちろん、将来の繁殖牝馬という観点からも、大きな損失です。彼女は最高級の馬でした」とコメントを寄せた。スノーフォールの父は日本史上最強馬ディープインパクト。母父には欧州最強種牡馬ガリレオという超良血馬(母ベストインザワールド)。クールモアの所有馬で、一昨年は7戦して1勝(GⅠ【フィリーズマイル】では厩舎スタッフが馬を取り違え、予定と異なる騎手で出走して8着)だったが、5月の昨年初戦で重賞初制覇を飾ると良血が開花し、【英オークス】、【愛オークス】、【ヨークシャーオークス】を圧勝した。その後は【ヴェルメイユ賞】2着、期待された【凱旋門賞】は6着。【英チャンピオンズフィリーズ&メアS】3着が最後のレースとなった。それにしても残念…合掌!

  明日の予想。まずは中山メイン【カーバンクルS】。本命は10番マイネルジェロディ。休み明けの前走でも強い競馬。昇級戦になるが、レースはし易いし、ハンデも54㌔なら・・・。相手は4,5,7,8,9,14番。中京メイン【愛知杯】は6番アンドヴァラナウト。まだ底を見せていないし、これからもっと強くなる馬。ハンデは55㌔は見込まれた感じだが、ハンデキャッパーもその力を認めている証拠。相手は1,4,9,11,12,15,16番。小倉メイン【壇之浦S】は6番アリーヴォ。小倉大得意の馬で【菊花賞】も2着から0.4差と悲観する内容ではなかった。相手は2,3,4,5,8,12番。

 

 今週の一口馬は2頭。まずはG1レーシングのピューリファイ。明日1月15日(土)の中京4R【新馬戦】(1400mダート)でのデビューする。鞍上は亀田温です。まだ調教がすごくいいという馬ではなく、良くなるのはまだ先のような気がするが、ダートで走ってほしいと期待をして投資した馬。うまく流れに乗って次ぐにつながる競馬をしてほしい。もう1頭はシルクからテキサスフィズ。新馬戦は芝を使ったが、芝のトップスピードに対応できなかったところもあったようで、平坦コースのダートを使う。1月16日(日)小倉1R【3歳未勝利】(1700mダート)で2戦目。幸いにも9頭の少頭数で、ダート替わりドレフォン産駒、見せ場以上を期待している。

 それからこれはがっかりしたニュース。【新馬戦】の芝で3着、【3歳未勝利戦】のダートで4着になり、【未勝利戦】を勝ち上がるのは時間の問題だと思っていたG1レーシングのチアフルモーションだが、NFしがらきへ放牧後、レントゲン検査を行ったところ、骨折が判明。全治6ヵ月の診断で、今後は北海道に移動して、社台ホースクリニックでクリーニング手術を施す方針。まぁやってしまったことは仕方ないが、本当に残念。少しでも早く完治して未勝利戦に臨んでほしい。

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