人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

2022一口目標

2022-01-07 20:34:34 | Weblog

 年明け早々悲しい知らせが届いた。18年のダービー馬ワグネリアン(牡、友道)が5日午後6時ごろ、栗東トレセン内の診療所の入院馬房で病死したという。まだ7歳だった。死因は胆石による多臓器不全とされる。管理する友道師は「【ジャパンC】(18着)の後、体調が悪くていろいろと治療してもらったんですが、年末から容体が急変してしまいました。一戦一戦が思い出ですが、【ダービー】が一番の思い出です。けさ、福永騎手も東京から栗東に来てくれました」と無念の様子で語った。ディープインパクト産駒で17年7月にデビューした。翌年は【皐月賞】で7着に敗れたものの、続く【ダービー】では外枠から先行策で押し切り、19度目の挑戦で悲願の【ダービー】初制覇を果たした福永は馬上で喜びの涙にくれた。 同年の【神戸新聞杯】を最後に勝利から遠ざかっていたが、19年の【ジャパンC】では3着に好走するなどG1戦線をにぎわせていた。通算成績は17戦5勝(重賞3勝)。これから引退して、種牡馬になる可能性が高かっただけに残念。合掌!
 東西【金杯】の結果を振り返る。まずは【中山金杯】。斎藤新騎乗の4番人気・レッドガランが鮮やかに抜け出して2馬身半差で完勝。これまで勝ち星がなかった2000mでうれしい重賞初制覇を果たした。2着には7番人気のスカーフェイスが入り、8年ぶりに関西馬のワンツー。僕が本命に推した1番人気のヒートオンビートは3着だった(3連複は的中)。この勝利で安田隆調教師はJRA重賞50勝目のメモリアルとなった。運命とは不思議なもので、当初、予定していた【京都金杯】が賞金不足で出走できず、3戦未勝利の2000mへ方向転換。しかし5番手追走の強気の攻めで、2008年以降で最大着差となる2馬身半差の完勝劇となった。馬の出来が一番だったのもそうだが、鞍上も完ぺきな騎乗だった。あっぱれ!2着スカーフェイスは大外枠で外々を回る競馬だったが、ストレスのない競馬でいい脚を使った。54㌔も味方した模様。3着ヒートオンビートは厳しいポジションだったが、狭いところをよく伸びてきた。ただ僕はもう少し切れると思っていたのだが…。

 勝ったレッドガランは父ロードカナロア、母ダンスオンザルーフ(母父シンボリクリスエス)。鹿毛の牡7歳。栗東・安田隆行厩舎所属。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。馬主は(株)東京ホースレーシング。戦績21戦6勝。獲得賞金1億6460万9000円。重賞は初勝利。【中山金杯】は安田隆行調教師、斎藤新ともに初勝利。

 一方、中京で行われた【京都金杯】は松山騎乗で7番人気のザダルが、後方から末脚を伸ばして快勝。鞍上の松山は史上初となる【金杯】3連覇の偉業を達成した。2着に11番人気のダイワキャグニーが入り、1984年のグレード制導入後では史上初となる関東馬のワンツー。3着は2番人気のカイザーミノル、1番人気のエアロロノアは6着に終わった。7番人気のザダルが直線で力強く伸びて、重賞2勝目をゲットしたが、僕が思っているより強い馬だった。こんな脚を使えるとは…。この脚を引き出した松山も立派。2着ダイワキャグニーにも驚いた。8歳馬、57.5㌔でこんなに走るとは…さすがに力ある。3着カイザーミノルは休み明けで力んでいた。それで3着に来るのだから、さすがに力がある。この馬、春は面白い存在になるかも…。
 デビュー14年目の松山は2020年の【京都金杯】(サウンドキアラ)、21年の【中山金杯】(ヒシイグアス)に続く勝利で、史上初となる東西【金杯】3連覇を達成。昨年はキャリアハイの130勝を挙げ、全国リーディング3位となった鞍上はこの日、1Rでいきなり勝利すると、10,11,12Rと3連勝。計4勝の固め打ちでリーディングトップに立った。

 勝ったザダルは父トーセンラー、母シーザシー(母父レモンドロップキッド)。栗毛の牡6歳。美浦・大竹正博厩舎所属。北海道新冠町・新冠橋本牧場の生産馬。馬主は(有)キャロットファーム。戦績13戦6勝。獲得賞金1億6996万4000円。重賞は2021年【エプソムカップ】に次いで2勝目。【京都金杯】は大竹正博調教師が初勝利。松山弘平は2020年サウンドキアラに次いで2勝目となった。

明日の予想。まずは中山メイン【ニューイヤーS】は13番グランデマーレ。前走は速い流れに戸惑った形も右回りの芝が大得意。人気落ちの今回が絶好のねらい目。相手は3,5,6,7,8,15番。中山10R【初春S】は8番サイファーシチー。中山の1200mは最高の舞台。2走前はこのクラスの関西で1番人気に推された馬。人気落ちで・・・。相手は2,3,7,10,12,14番。中京メイン【すばるS】は12番スリーグランド。距離が長いと見られた前走でも「あわや」の走り。オープン特別なら十分勝ち負け。相手は2,4,6,10,13,14,15番。中京12Rは5番デアリングウーマン。前走は見せ場十分の3着。ここは同型が折らず、単騎逃げが見込められるし、前がとまらない中京なら・・・。相手は1,2,3,7,13,15番。

 今週の僕の一口馬はJRAでは出走なし。ただ1/5に出走したチアフルモーションについて軽く触れておく。中京3R【3歳未勝利】(1900mダート)に出走。レースでは、五分のスタートを決めると内の馬を先に行かせて、砂を被せないように外から3番手を追走。そのまま流れに乗り、向正面ではさらに外から捲ってきたライバルを意識しながら動き、逃げ馬が早々に一杯になると2番手に。3頭が横並びで4コーナーをカーブ。直線での追い比べに持ち込みたいところだったが、急に脚色が鈍り、徐々に後退。勝ち馬からやや離された1.6秒差の4着で入線した。もう少し粘れるかと思ったが、道中で早めに後続に来られて、外からピッタリとプレッシャーを掛けられたのが最後堪えた模様。調教も少し軽かったようで最後はいっぱいになってしまった。それでもダートの走り自体は問題なかったし、それは収穫。今後は一旦リフレッシュを挟み、小倉戦の後半あたりを視野に入れていければとのこと。そろそろ次で勝ち上がってほしいものだ。
 昨年の一口馬の成績だが、地方も含め83戦出走し(9,10,6,4,8,46)の成績。勝率10.8%、連対率22.9%、複勝率30%、掲示板率44.6%、8着率63.9%となっていた。今年は2、3歳馬も多いため多分、率的には下がるかもしれないが、その中で活躍する馬が2,3頭でてきたら、面白いかもしれないと思っている。で、目標としては勝率12%、連対率25%、複勝率35%、掲示板率50%、8着率70%を目指したい!

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