人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

年度代表馬

2021-01-08 20:19:24 | Weblog

 JRAは、《2020年度の賞競走馬部門》の受賞馬を発表した。年度代表馬には、【ヴィクトリアM】、【天皇賞・秋】、【ジャパンC】を制し、JRA・芝GⅠ歴代最多の9勝を挙げたアーモンドアイ(美浦・国枝栄厩舎、牝5歳)が選ばれた。年度代表馬の選出は18年度以来2ぶり2回目。尚、各部門の受賞馬と得票数は次の通り。
●年度代表馬…アーモンドアイ236,コントレイル44,グランアレグリア2,デアリングタクト1
●最優秀2歳牡馬…ダノンザキッド262,グレナディアガーズ21
●最優秀2歳牝馬…ソダシ283
●最優秀3歳牡馬…コントレイル283
●最優秀3歳牝馬…デアリングタクト283
●最優秀4歳以上牡馬…フィエールマン241,該当馬なし18,ダノンスマッシュ12,クリソベリル7,チュウワウィザード4,メイショウダッサイ1
●最優秀4歳以上牝馬…アーモンドアイ281,グランアレグリア2
●最優秀短距離馬…グランアレグリア282,アーモンドアイ1
●最優秀ダートホース…チュウワウィザード186,クリソベリル85,モズアスコット4,オメガパフューム2,アルクトス1,ダノンファラオ1
●最優秀障害馬…メイショウダッサイ199,オジュウチョウサン81,該当馬なし3
 まぁ、予想通りと言えば予想通りの結果。ただ年度代表馬でコントレイルにもっと票が入ってもいいのではないか。またクロノジェネシス(特別賞受賞)に1票も入らないのは少し驚いた。コントレイルの場合、直接対決で負けたのだから致し方ないことだが、【菊花賞】後に【JC】参戦で2着はとても立派な結果だと思う。ここまではシンボリルドルフより実績上(シンボリルドルフは【JC】3着)。ただシンボリルドルフの場合、その後【有馬記念】に勝っているから凄すぎる。もしコントロレイルが【JC】に出走していなかったらもっと票が集まった可能性もある。というのもこれまで歴代牡馬3冠馬はすべて年度代表馬に選ばれていたからだ。ファンにとっては素晴らしい【JC】だったかもしれないが、コントレイルにとっては痛い敗戦となった。それでも出走に踏み切った陣営に僕は拍手を贈りたい。それからクロノジェネシスは【宝塚記念】【有馬記念】を勝利して前年のリスグラシューと同じだが、リスグラシューの場合【コックスプレートS】も勝っていたのでそこがマイナスか…。【天皇賞・秋】で勝っていたらこちらが年度代表馬になっていただろうし、【大阪杯】で勝っていたらアーモンドアイといい勝負だったかもしれない。それでも1票も入っていないとは…。それから最優秀4歳以上牡馬で「該当者なし」とした記者。確かにここの部門だけ他とレベルの差があったが、やっぱりどの馬かに入れてもらいたい。【チャンピオンズC】でクリソベルが勝っていたら、この部門獲っていたかも…。いずれにしろ、受賞された皆様おめでとうございます。僕の後輩(競馬仲間)はグランアレグリアの一口馬主であるが、この受賞はあくまでも名誉であり、馬主には金銭的恩恵はないらしい。
 もうひとつ、競馬の話。みなさんは中央で毎年何頭くらいの馬が勝ち上がっているのかご存じだろうか。JRA勝ち上がり頭数と勝ち上がり率は社台グループオーナーズ セレクトセール資料によると以下の通り。
2013年産馬…4590頭中1504頭 32.8%、2014年産馬…4353頭中1470頭 31.6%、2015年産馬…4662頭中1527頭 32.8%、2016年産馬… 4729頭中1497頭 31.7%
つまり毎年デビューした約7割の馬が1勝もできずに終了してしまうということ。それにデビューすらできない馬もいるので実際はもっと勝ち上がり率はもっと低くなる。それでも高額取引が注目されるセレクトセール取引馬に限ってみれば
2013年産馬…354頭中178頭 50.3%、2014年産馬…352頭中165頭 46.9%、2015年産馬…341頭中171頭 50.1%、2016年産馬…357頭中185頭 51.8%
と勝ち上がり率は約5割までUPしている。あの億単位の馬が何頭も出るセレクトセールでさえこの成績である。いかに勝ち上がるが難しいかわかるだろう。そんな中、僕の昨年デビュー(3歳)の一口馬はというと、ゴールドレガシー(GⅠ・牡)が3戦2着、1着、7着、ジュリオ(シルク・牡)が3戦2着、4着、1着、ホワイトクロウ(キャロット・牡)が1戦1勝、コーディアル(キャロット・牝)1戦2着、マニトゥーリン(GⅠ・牝)が3戦7着、5着、6着、アレッサンドロ(ノルマンディ・牡)が1戦6着、ヴィオマージュ(ノルマンディ、牝)10着と3頭が勝ち上がり(42.9%)、コーディアルは時間の問題だし、残り3頭も勝ち上がれるのではといい感触を掴んでいる。というのも、マニトゥーリンは1200mになってそんなに差のない競馬をしているし、アッレサンドロは仕上がりイマイチで出走し、惨敗も覚悟していた中、6着(10番人気)に踏ん張った。ヴィオマージュは、明らかに初戦(5番人気)は距離(1600m)が長く、距離短縮で前進が見込めるからだ。もし7頭すべて勝ちあがったら、それこそ奇跡と言えるかもしれない。ちなみに今年デビューの一口馬は全部で10頭。僕の皮算用では6頭勝ち上がる予定(根拠なし)。

 では明日の予想。中山メイン【ニューイヤーS】は16番サトノウィザード。3勝クラスを卒業したばかりだが、今の時計のかかる馬場なら勝負になる。【大原S】で56㌔を背負ってレイパパレと0.3差の2着はここでも威張れる実績。相手は1,3,6,9,11,13番。中山12Rは10番デュアライズ。今度は走る番で陣営はブリンカー装着。真剣にさえ走れば・・・。相手は1,2,3,6,7,12番。中京メイン【淀短距離S】は5番ジョーアラビカ。正直1200mだと少しおかれるところがあるが、川田騎乗なら何とかなりそう。相手は1,6,8,9,14,16番。中京9R【鳥羽特別】は2番ディヴィナシオン。格上挑戦になるが前走でも好勝負したので、陣営の心意気を買う。相手は4,5,10,12,14番。

今週の一口は日曜日に前述したヴィオマージュが中山1Rに出走する。1600mから1200mに距離短縮。なんとか掲示板に乗ってほしい!

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