桁が違いすぎてよくわからない。サッカーのスペイン1部リーグ、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)が総額5億5500万ユーロ(約705億円)の4年契約を結んでいたとスペインの全国紙ムンド(電子版)が報じた。契約書とされるコピーも添え、同紙はスポーツ史上最高額の契約と伝えている。2017年11月に結んだ契約の期間は今年6月末まで。メッシの年俸は1億3800万ユーロ(約175億円)超の計算で、約半額は納税する必要があるという。メッシは昨季終了後に一時バルセロナ退団を希望したが残留に転じ、契約最終年のシーズンを戦っている。楽天入りしたマー君が9億円+出来高。約20年分である。もうため息しかでてこない。
《大阪国際女子マラソン》がヤンマースタジアム長居でフィニッシュする周回コース(1周2.8㌔を約15周)で行われ、《東京五輪女子マラソン》代表の一山麻緒(23・ワコール)が大会新記録の2時間21分11秒で初優勝した。期待された野口みずきが保持していた2時間19分12秒の日本記録更新はならなかった。大会新記録といっても周回コースで川内優輝ら男子トップランナーがペースメーカーをつけてのもの。正直“どうなのだろう”と思うが、レース中、川内らが一山を励ます姿はなんか新鮮だった。一山は「この大会で日本記録っていうのを本当は出したかった」ようだが、それでも最後まであきらめない姿は立派だった。何とか【東京五輪】やってほしいな。
今日の競馬。東京11Rで行われた【第35回根岸S】は、川田将雅騎乗の1番人気レッドルゼル(牡5歳・安田隆行厩舎)がスタートをしっかり決めると中団のインを追走。直線で馬群をさばくと鋭い末脚を繰り出して先頭でゴール。【フェブラリーS】の優先出走権を獲得。父ロードカナロアにJRAダート重賞初勝利を届けた。タイムは1分22秒3。アタマ差の2着には最後方から大外を回って猛烈と追い込んだワンダーリーデル(10番人気)、さらに半馬身遅れた3着に4週連続重賞VがかかったC・ルメールのタイムフライヤー(2番人気)が入った。
勝ったレッドルゼルだが、1400mでこんなに強い競馬ができるとは・・・。正直マイルは長いと思っているが、次につながるレースができればと思ってのレースだったらしい。それでも僕は少し距離が長いと思う。2着 ワンダーリーデルには驚いた。すごい末脚を使ったが、最後の最後で止まってしまった。た。3着タイムフライヤーはさすがルメールという騎乗。完璧なレースぶりだった。この競馬ができれば本番が楽しみだ
レッドルゼルは、父ロードカナロア、母フレンチノワール(母父フレンチデピュティ)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(株)東京ホースレーシング。通算成績は15戦7勝。重賞は初制覇。【根岸S】は管理する安田隆行調教師、騎乗した川田将雅ともに初勝利となった。
一方、中京11Rで行われた【第26回シルクロードS】は、僕が本命に推した福永祐一騎乗の4番人気シヴァージ(牡6歳・野中賢二厩舎)が、道中は中団の外めを追走から直線で末脚一閃、一旦内めを抜け出したライトオンキューを差し切ってV。待望の重賞制覇を果たした。タイムは1分8秒3。1馬身1/4差の2着に3番人気のライトオンキュー、さらにアタマ差遅れた3着には直線で勝ち馬の内から同じように末脚を伸ばした2番人気のラウダシオンが入った。
勝ったシヴァージだが、こういう馬場もよかったし、位置取りもよかった。強い勝利。これなら次のGⅠでも楽しみがあると思うが、他にも強いメンバーが・・・。2着ライトオンキューはこの斤量でのこの好走は立派。強い2着。3着ラウダシオンは初めての1200m戦で、スピード的にも十分対応していた。この馬、1200mの方がいいかもしれない。
シヴァージは、父First Samurai、母Indian Bay(母父Indian Charlie)という血統。米国・Hinkle Farmsの生産馬で、馬主は(株)カナヤマホールディングス。通算成績は22戦6勝。重賞は初勝利。管理する野中賢二調教師は【シルクロードS】初勝利、騎乗した福永祐一は2009年にアーバンストリート、12年にロードカナロアで勝って以来となる同レース3勝目となった。
今日の一口。アースライザーが小倉12R【開聞岳特別】(1700mダート)に出走。大外枠ということと先行集団が速くハイペースになるのは明らかだったので、展開が味方してくれると思い、前半はムリせずに最後方から競馬。ただ手応えもあまりよくは見えず、後方のままで終わるのかと思っていたら、直線で上がり3番目の末脚を使い7着でゴール。少しだけ賞金を稼いでくれた。勝ち馬には離されたが、2着馬とは0.8差。今までは先行して抜け出すという競馬しかしていなかったため、こんな競馬ができるなら少し楽しみが出てきた。まして今回が転厩初戦なので・・・。次を期待したい!