人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

日ハム優勝の要因は・・・

2016-09-30 20:42:04 | Weblog

 遂にパ・リーグの優勝が決まった。最大11.5ゲーム差を覆して4年ぶり7度目のリーグ優勝を決めた北海道日本ハムファイターズ。わがソフトバンクの失速があったとはいえ、この逆転は立派のひと言。
 僕が観ていて今年の日本ハムはバランスがとても良かった。数字を見ても失点数はリーグ最少の466点でチーム打率.267、盗塁数132、救援防御率2.70はリーグ1位、そして本塁打120、74失策、先発防御率3.25はリーグ2位とまさしく“打って走って守れる”チームであった。そして特筆的なことは対ソフトバンクの成績。昨年は、対ソフトバンク9勝15敗1分けと大きく負け越したが、今年は3連戦7カード中5カードで勝ち越し、さらに9月21~22日の天王山も2連勝を飾った。通算で15勝9敗1分けという、昨年と真逆の数字を残したのだ。投打別に見ても、昨季の対戦打率.230、対戦防御率4.85が、今季は対戦打率.247、対戦防御率2.80。大谷に至っては昨年対ソフトバンク4試合で1勝2敗、防御率6.58だったのが、今季は4試合で2勝0敗、防御率1.26という成績。打の方でも昨年はソフトバンク戦13試合に出場して20打数2安打の打率.100、0本塁打、1打点だったのが、今季は21試合で73打数30安打の打率.411、9本塁打、16打点の大暴れだった。これだけ見ても大谷のMVPは間違いないところだ。天晴れ!
 ただ僕がいちばん優勝の要因と思っているのが、昨年のソフトバンクから4年ぶりに日本ハムへ復帰した吉井理人投手コーチの存在である。今年は4年目の大谷、3年目の高梨、2年目の有原が10勝に到達。メンドーサ、吉川、大谷が不調や故障で離脱しても、開幕当初は中継ぎだった高梨と、「先発の適性がある」と見初めていたドラフト2位・加藤(新日鉄かずさマジック)の抜擢で乗りきった。そして増井。抑えのエースを8月から先発に起用し、8試合で6勝1敗と優勝の立役者となった(栗山監督の発案だったらしい)。それを認めて生かした手腕は見事としか言えない。
 実はこの吉井コーチだが、2012年に一度は栗山監督と投手起用を巡り対立がありユニフォームを脱いでいる。その後1年のブランクを経て、工藤監督からの要請がありソフトバンク1軍コーチに就任、2連覇に貢献したが、昨年末に3軍投手コーチを打診され退団している。僕が想像するのに3軍コーチ就任はともかく、ソフトバンク内での居場所的なこともあったのではないかと思う。というのも吉井コーチの上にはノムさんにして日本一の投手コーチと言わしめた佐藤義コーチがいるし、まして監督は投手出身の工藤である。これだけ実績ありながらのこの境遇では正直面白くなかったのではないだろうか。そしてそんな時に大谷という育て甲斐のある投手のいる日本ハムからの熱いオファー。それも昔の確執を飛び越えて・・・。吉井理人、佐藤越えを実現した今年、日本一の投手コーチになったのかもしれないと思う今日この頃である。

今週末は【凱旋門賞】である。今年はJRAが初めて、国内で馬券発売する。ただそれは国内の売り上げによって決まる、JRA独自のオッズである。この話を聞いた時に「どうせ日本で買う人の馬券はマカヒキに集中するんだから、マカヒキ以外の外国馬がおいしい」と思ってずっと楽しみにしていたのだが、血統評論家の田端さんのコラムを読み、そんな単純なことにはならないと知った。
 それを要約すると《『アービトラージ』と呼ばれる投資法。簡単に説明すると、「A馬は日本で買ったほうがお得。B馬は海外のブックメーカーで買ったほうがお得」などという、買い方によっては何が勝っても儲かってしまう投資法。ただそんなオッズが、ギャンブルや相場の世界で長時間存在するはずがなく、存在したとしても、ほんの一瞬、ほんの数分で解消されてしまうのがこの世界の常。そのような「今この瞬間、上手な買い方をすれば、ほぼ確実に儲かっちゃうぜ」というオッズの歪み(為替レートなど)の情報を、高い料金を取って提供する会社もあるくらいで、だから【凱旋門賞】のオッズも、日本で買うなら外国馬が断然お得という単純なバランスにはならないのだ。
 具体的に、もしそんなオッズになれば、海外のブックメーカーがJRAで大量に馬券を買うだろう。リスクヘッジとして。自分の会社で受け付けている馬券の売れ行きに合わせて、「何が勝っても損しないような配分で」日本の馬券を利用するだろう。その結果、JRAの売上の多くの割合を海外のブックメーカーが担う、などという珍現象が起こるのかもしれない。もちろんJRAの最終オッズがわからない限り、完璧なアービトラージはできないけど》
なるほど…。海外のブックメーアーなら十分あり得ることである。う~ん、どうしよう。まぁ当日のオッズを見て決めようと思っているが、今のところマカヒキの単勝だけ記念に買ってレフトハンドから勝負しようかと思っている。と思ったら、外枠に入っちゃった。

 では明日の予想。まずは中山メイン【秋風S】。本命は前走が良いきっかけとなった9番グランシルク。元々大きなところところの狙える馬で、ここは通過点。相手は3,7,8,11,12,13番。中山12Rは2番ゴールドフォレスト。キャリア2戦だが先々まで注目したい馬。ここも圧勝するはず。相手は4,6,7,9,12,13番。阪神メイン【シリウスS】は8番ピオネロ。一頭強い馬がいるが、前走の勝ちっぷりからちょっと追いかけてみたくなった。ここで勝ち負けなら今後が楽しみだ。相手は1,4,6,7,9,11番。阪神12Rは11番ミスズスター。休み明けとなるが、前走の昇級戦で1番人気になった馬。人気になる今回が絶好の狙い目だ。相手は4,6,7,12,13,15番。

明日は仕事でゴルフが入っている。馬券は今日購入して明日の夜に結果照合。何とか【凱旋門賞】と【スプリンターズS】の資金を手にしたいものだ!

 

コメント
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