人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

本命馬馬券なるも相手が・・・

2016-09-04 18:39:22 | Weblog

 ようやく初勝利!昨年の夏の甲子園V投手、中日・ドラフト1位、小笠原慎之介が巨人戦に先発し、先発登板9度目(中継ぎ含め12度目)にして、うれしいプロ初勝利を挙げた。小笠原は一回、長野に二塁打を許し、坂本に甘く入ったスライダーをたたかれ左越えに先制の20号2ランを浴びた。二回にもギャレットに二塁打、小林誠に中前適時打を許し序盤に3失点した。しかし三回は無死一塁から、坂本、阿部、村田のクリーンアップを3者連続見逃し三振。そこから四回にも2三振を奪うなど、奪三振ショーを繰り広げた。結局、三回以降は七回まで得点を許さず6安打10三振。八回に味方が一挙4点を奪い、逆転に成功。救援陣が踏ん張り、5-3で待ちに待ったうれしいプロ初勝利が飛び込んできた。初勝利が巨人戦、それも15年6月20日の中日戦からの14連勝中のマイコラスに投げ勝ってのものだから自信はついただろう。今後が楽しみだ!

 では今日の競馬を振り返る。まずは新潟11Rで行われた【第52回新潟記念】は、僕が本命にした横山典騎乗の2番人気アデイインザライフ(牡5歳・萩原清厩舎)が後方2番手追走から直線で外ラチ近くを鋭い末脚で伸びて差し切り、1000万下から3連勝で重賞初勝利を飾った。タイムは1分57秒5。3/4馬身差の2着にアルバートドック(1番人気)、さらに1/2馬身差で3着にロンギングダンサー(9番人気)が入った。
 勝ったアデイインザライフは、器用さはないが直線の長い新潟を利用して快勝。大型馬でまだ完成しきれていない感じはするが、それでここまで走るのだから相当力はある。2着アルバートドックは左回りや小回りに不安があったが、しっかり走った。間違いなく力をつけている。3着ロンギングダンサーは展開が嵌った感があるが、もう少し器用さがあれば2着はあったかも・・・。それでもよく走っている。惜しかったのは5着ルミナスウォリアー。外を伸びた馬に先着を許したが、よく走っている。
 アデイインザライフは、父ディープインパクト、母ラッシュライフ(母父サクラバクシンオー)という血統。北海道白老町の(有)社台コーポレーション白老ファームの生産馬で、池谷誠一氏の所有馬。通算成績は13戦6勝。【新潟記念】は、萩原清調教師は2012年トランスワープに次いで2勝目、横山典は初勝利。横山典はこれで安田富男、武豊、藤田伸二に次いで、中央競馬史上4人目のJRA全10場重賞制覇を成し遂げた。この30年6カ月4日の達成は、安田富を上回る最長キャリアでの記録となった。尚、『サマー2000シリーズ』は全5戦が終了。アルバートドックが2着で5ポイントを加算して15ポイントとし、首位に立ってネオリアリズム(13ポイント)を抜いて優勝した。
 小倉11Rで行われた【第36回小倉2歳S】は、浜中俊騎乗の1番人気レーヌミノル(牝・本田優厩舎)が無傷の2連勝。タイムは1分8秒0。押して押してハナを切ったナムラアイドルの直後につけたレーヌミノルは、4コーナーで早くも先頭。直線は馬場の荒れたインをパワフルに伸びて、後続を突き放した。6馬身差の2着には中団追走から内めを伸びたダイイチターミナル(10番人気)、さらに半馬身遅れた3着には僕が本命に推した好位を進んだカシノマスト(4番人気)が入線した。2着馬との6馬身差は2003年の勝ち馬メイショウボーラーがつけた5馬身差を超える【小倉2歳S】史上最大着差。また、関東馬の連対(2着ダイイチターミナル)は1986年ハセベルテックス以来30年ぶり2回目のこととなった。
 勝ったレーヌミノルだが、本当に強かった。精神的にもしっかりしていて2歳牝馬と思えない強さだった。これだけの走りを見せられたら、今後も楽しみだ。2着ダイイチターミナルはいいレースセンスをしている。直線で狭いところに入ったが、小柄な体でこの馬場をこなしたのですから能力のある。ただ勝った馬は強かった。3着カシノマストは九州産馬でありながら、よく走っている。もう少し馬場のいいところを走れたら・・・。それでも勝ち馬には勝てないだろうが・・・。
 レーヌミノルは、父ダイワメジャー、母ダイワエンジェル(母父タイキシャトル)という血統。北海道新ひだか町・フジワラファームの生産馬で、吉岡實氏の所有馬。通算成績は2戦2勝。初重賞制覇。本田優調教師は【小倉2歳S】は初優勝。浜中俊は2008年デグラーティア、2010年ブラウンワイルド、2011年エピセアロームに次いで【小倉2歳S】は4勝目となった。

 ソフトバンクの底力を見たと昨日書いたが、今日そのソフトバンクのマジックナンバー19が消滅した。今日ソフトバンクは楽天に負け、日本ハムが延長十二回降雨コールドでオリックスと引き分けたため。勝率で最終順位を競うパ・リーグでは、引き分けた試合数を分母から除いて計算する。日本ハムが、ソフトバンクとの2試合を含む残り19試合を全勝すると勝率は0.65957。ソフトバンクは残り20試合で日本ハム戦以外の18試合に全勝しても勝率が0.65942どまりとなり、日本ハムに自力優勝の可能性が復活した。それにしても、降雨によるコールドゲームでマジックが消滅するとは・・・。まさしくソフトバンクにとっては恨み雨になった。

 

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