人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

神様は何処に

2006-09-10 20:32:29 | 競馬回顧
 二日連続の惨敗。競馬の神様に完全にソッポを向かれた土日であった。
 今日の競馬を振り返る。まずは中京で行なわれたサマースプリントシリーズ最終戦【セントウルS】。勝ったのは池添騎乗の1番人気シーイズトウショウ(牝6・鶴留厩舎)であった。中団追走から徐々に進出を開始し、直線で外に持ち出すと、先団追走の2番人気テイクオーバーターゲットに3馬身差をつけて優勝した。ここ2戦の鬱憤を晴らすように恐ろしいほど強い勝ち方でタイムは1分08秒6(稍重)であった。さらに1/2馬身差の3着には地方の古豪4番人気ネイティヴハートが入った。勝ったシーイズは文句なしの勝利だったが、2着のテイクも「さすが」と言わせるレース振りだった。このまま【スプリンターS】まで日本にいるらしいが相当の上積みが考えられるので日本勢にとっては脅威となりそうだ。3着ネイティブも衰えを感じさせない走り、中山に替わればひょっとするかも・・・。僕が本命視したマルカキセキも良く追い上げたが6着に終わった。しかし馬券を持っている身からすると内枠であの位置取りはないだろうという感じであった。熊沢~!
 勝ったシーイズトウショウは、父サクラバクシンオー、母ジェーントウショウ(父トウショウフリート)という血統。伯母に’91年の桜花賞馬シスタートウショウがいる。’02年8月にデビューし、2戦目で初勝利を挙げる。その後は、’03年【桜花賞】2着に入るなど堅実な走りを見せ、14戦目の’03年【CBC賞】で重賞初制覇を飾る。その後も’04、’05年【函館スプリントS】連覇、今年の【CBC賞】勝利など、芝スプリント路線で一線級の活躍を見せている。また、前々走の【函館スプリントS】、【前走のキーンランドC】で2着に入り、今回の勝利でサマースプリントシリーズ初代王者に輝いた。通算成績35戦7勝(重賞5勝)。
 鞍上の池添と管理する鶴留調教師は同馬で制した’06年【CBC賞】に続く重賞勝利で、池添は通算21勝目、鶴留師は通算27勝目となった。
 また中山で行われた【京成杯AH】は、後藤騎乗の10番人気ステキシンスケクン(牡3・森厩舎)が好スタートから先手を奪うとゴール前までしぶとく粘り、6番人気カンファーベストの追撃をハナ差退けて優勝した。勝ちタイムは1分32秒0(良)。さらに1.3/4馬身差の3着には2番人気マイネルスケルツィが入り、1番人気のインセンティブガイは14着に敗れた。勝ったステキシンスケクンはストーミーカフェの出遅れという幸運と馬場が味方したのは間違いないが行ききった時の強さは本物だ。2着のマイネルスケルツィは抜け出しを狙ったが、逆にカンファーベストに交わされしまう。外枠で気分良く行き過ぎたように見えたが、最期の伸びには不満が残る。4着となったローエングリン(僕本命)は力強い伸びをみせたが4着に敗れた。ここ2戦脚質転換がいい感じになってきたが、せっかく1枠に入ったのにあそこまで下げることはないだろう。もう少し前めの内に付けていれば・・・残念な一戦だ。勝春~! その他ではインセンティブガイ、ペールギュントの凡走は原因がわからないが、フォーカルポイントはやはり休み明けだったせいだろう。
 勝ったステキシンスケクンは、父Danzig、母Autumn Moon(父Mr. Prospector)という血統の米国産馬。伯父に日本で種牡馬入りしたアカビール、90年ミドルパークS(英G1)を制したリシウス がいる。昨年12月のデビュー戦(中京・芝1200m)を制すとその後も堅実な走りを続け、4戦目となった今年の【アーリントンC】で重賞初勝利。その後のGI戦線では大敗が続き、前走の【アイビスサマーダッシュ】も12着に敗れていた。通算成績8戦3勝(重賞2勝)。
 鞍上の後藤は、トップガンジョーで制した【新潟記念】に続くJRA重賞制覇で今年3勝目(通算34勝)。管理する森調教師は、スウィフト カレントで制した小倉記念(GIII)に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算34勝目となった。
 明日からは一週間ぶりの仕事。やっぱり頑張って働かないと競馬の神様はこっちを向いてくれないようなのでまじめに仕事しよう。そして今週の負け分を・・・。その来週の【セントライト記念】に桜花賞馬のキストゥヘブンが登録している。【ローズS】ではなく、【セントライト記念】に牝馬が挑戦とは面白い。興味津々だ
コメント
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