気分一新で・・・

　今朝ベトナムから帰国した。
　 9月3日に日本を出国して、今日まで5泊6日（1泊機内）で首都のハノイとホーチミン（地元の人はいまだにサイゴンと呼んでいる）に行ってきた。1年に一度国内、海外のどちらかの旅行をすることはうちの奥さんに対する孝行で、この旅行をすることによって1年間好きな競馬（最近はゴルフ）をやらせてもらっている。よってこの旅行は僕に行きたいところという選択権はないし、奥さんの“しもべ”としての旅である。
　で、今回はベトナム。今女性に人気のスポットだ。どうして人気かというとようするに買い物天国なのである。帽子、雑貨類、サンダル、シルク物（アオザイなど）、刺繍物、ビーズ物などが手ごろな価格で手に入る。それにフォーや生春巻きなど料理もヘルシーで美味しいし、チャというスイーツも人気なのである。それに今必死に経済成長している国なので外国人に対しても慣れていないことが、タイやインドネシアと違い新鮮でもある（多分この2，3年で変わる）。ただ男としてはあまりやることがなく（男同士なら夜面白いところがあるのかも・・・）、　僕の場合、ハロン湾（世界自然遺産）クルーズやメコン川（世界12番目に長い川）ツアーが面白いぐらいであった。心残りは競馬で、一応ホーチミンに競馬場はあったのだが、土日しか開催しておらず今回は接触することはできなかった。かわりにホテルにあるカジノを少々やったのだが、小さくあまり盛り上がらなかったので30ドルぐらい負けただけで終えたのだった。
　このベトナム、中国、フランス、アメリカ（戦時中は日本も占領）に常に支配されていた国なのでいろんな顔を持っているが、一言に言うと街がうるさい国である。というのもとにかくバイクが多すぎる。どれだけ多いかというと、ハノイもホーチミンもマラソンのスタート時点のように常に横いっぱい信号でバイクが並ぶのだ。おまけにベトナムの人は基本的に信号を守らず、後ろのことなど気にしない。よってクラクションがずっと街中鳴り響いている。一応バイクにはバックミラーは付いているが、これは法律として付いているだけで、その長さ５～10cmほどのものも少なくもなく、中には自分の鏡替わりに使っている者もいる。僕もNYや他の東南アジアも国に行ったが、ここまで凄い国は初めてであった。そんな国だから日本のように車の途切れるのを待っていたのではいつまでたっても道を渡れないのである。それではどうしたら道を渡れるのかというと、後半ぐらいからわかったのだが、結局自分が渡りたい時に道を渡るとクラクションを鳴らしながらもバイクも車も避けてくれるのである。ベトナムの人は後ろのことは気にしないが、一応前のことは見ているのだ。ただ避けてくれるというのを信じないといけないが・・・。この役に立たない経験、今なら平気で六本木や246あたりの道も渡れそうな感じはする。このベトナム、11月にハノイではAPECが開かれるというが、街の中（バイクなど）どうするだろうか？　ニュースを見るのが楽しみだ。
　旅行中、日本中がお祝いムードだったようだが、そんな大事な時（マスコミ勤務として）に僕は遊んでいた。そして帰国して先週日曜の結果を見て愕然。的中がまたしてもひと鞍だけという散々な成績であった。相変わらず情けない成績である。しかし今回の旅行でいい気分転換が出来たことだし、なんとか今週からは頑張りたい。
　では明日の予想。まずは開催替わりとなる中山から。11R【紫苑S】は史上初の南関牝馬3冠馬チャームアスリープ（１０番）の参戦は興味津々だが、ここはティンバー産駒（今年芝で2,0,0,84）ということで狙いを下げ、8番オリオンオンサイトが狙いたい。前走2着はレベルの高いレース。先行できる脚は開催替わりとして魅力で、鞍上も善臣なら文句ないだろう。相手は2,13,15番で。同９R【汐留特別】は8番フサイチジュノー。2走ボケが不安だが、ここでは力が上の馬、買わないともっと人気になるはずだ。中京からは11R【朝日CC】は11番コンゴウリキシオーで堅いだろう。【金鯱賞】の走りを見ると人気でも仕方ないだろう。ただ相手には３、５、10番を取り上げる。９R【鳥取特別】は６番メイショウトッパー。新馬戦でカワカミプルンセスに0.2秒差だった馬、ここは通過点だ。札幌11R【TVｈ賞】は穴狙い。２番ストロングドンでなんとかならないだろうか。前走は不利があって0.5差なら今回巻き返しが見込める。８番グリッターと４番アクシオンが競ってくれたら・・・。
　いよいよ秋競馬が始まる。今年の夏はまぁまぁの出来（あくまでも例年と比べて）だったので、なんとか秋も・・・と思っている。ただ先週のメインレースを観ていない（録画忘れ）だけで随分競馬の流れから取り残された気分ではある。