風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

専修大学北上高校ソクラテスミーティング

2022-07-20 | 社会

1〜2年生を対象としたソクラテスミーティングに参加。
社会人約70人が、8人ずつに分けられた生徒たちと
「学ぶとは何か」「働くとは何か」をテーマに
いろいろ意見を交わし合うミーティングだ。
北上では各高校で行われているらしいが
今回はマンモス校なので不良老人の私にも声がかかった。

今の高校生は総じておとなしい。
もちろん生徒ひとりひとりの個性やキャラクターにもよるが
グイグイくる子も、一方で斜に構える子もそういない。
4チーム32人と話したが
割に手応えがあったと感じたのは3〜4人かな。
でもまぁ初対面だし
高校生にしてみたらたいして興味のない爺さんだから
そんなものかな。
それでも、イマイチぼんやりしている1年生たちとは違い
2年生たちは進路選択が迫っていることもあって
より食いついてきていた気がする。

今回のテーマについて昨日からいろいろ考えてみた。
古式ゆかしい暗記中心の受験勉強は
果たして「学び」なのだろうか。
なにか違う気がする。
「なぜ」「どうして」を深掘りして考えたり
「もっとこうなるためにはどうするか」を調べ、考え、
突き詰めていくことが学びなのではなかろうか。
そしてそれは学生時代に限らない。

私は様々な方を取材し、そのたびにたくさん学びがある。
対価をいただいて学ぶことができるということ。
この仕事のありがたさを改めて感じた。
学生時代よりも今の方がはるかに学んでいるな😅

そして「働く」とは学んだことを生かしながら社会に役立つこと。
その対価として給与がある。
お金が先に来てしまうと「何をしてでも金稼げばいい」になるから
それは違うと思うんだ。
どんな仕事でも誰かの、何かの役に立っている。
それを常に意識するかどうかって大事だよね。
コメント
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