風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

コミックいわて〜花巻さんぽ

2022-07-02 | 散歩

↑のリンクから見ることができるwebマンガ。
なんともツボな場面ばかりが出てきて何度も読み返した。
私が生まれ育ち、今も事務所を構えている実家は
花巻図書館から徒歩30歩、文化会館から徒歩100歩。
まさに著者のこども時代と被りまくりだ。
文化会館や図書館ができたのは私が中学1年の頃なので
できたばかりの頃のこともよく覚えているし
図書館にもよく通ったものだ。

身照寺周辺の坂道や崖は小学生時代の遊び場だったし
(こどもにとって崖って楽しいよねぇ)
文化会館や図書館ができる前の花巻農業高校も
実習用畜舎や校庭など(迷惑かけながら)格好の遊び場だった。
鼬鼠幣稲荷神社(イタチべイナリさん)の境内や裏の林も
そしてその林の中にある小道もよく覚えている。
その小道は保育園の頃に通園した道で
私もそこで蛇を見かけた。

花巻デパート(当時)の喫茶室は1階の奥。
確か菓子舗司が経営していたと思うが
ここも高校時代によく行った店だ。
当時土曜日は半ドン(死語)だったので、
授業が終わると吹張町の「どさんこ」で味噌ラーメンを食べ
(高校生には白飯を好きなだけサービスしてくれた)
食後に「花デパ」の喫茶室でコーヒーを飲む。
他の喫茶店ではコーヒーが250円だったその頃、
ここでは120円だったから。
それと、ひとりで切り盛りしていたきれいなお姉さんと
いろいろ話をするのももちろん目的のひとつ😁
毎回一緒だったヤツは2年前まで岩手県高体連会長をやっていた。

喫茶きょうらくさんに行くようになったのはここ5年。
マチココでいろいろお世話になったりしている。

生まれ育ち、今もリアルに生活しているまちを
こうやって改めて取り上げてもらうことは
自分が住むまちの魅力を客観的に再認識することに繋がる。
そういうことも含めて、著者には心から感謝。
それと、もうひとつ感じたのは
ここで生まれ育った私のような人間ばかりじゃなく、
人生の一時を過ごしただけの著者のような人たちにとっても
ここは故郷のひとつなんだなぁということ。
そういう人たちのためにも
久しぶりに訪れてがっかりさせないように
このまちをより魅力あるものにしていくミッションを
ここに住む私たち自身が担わなければならないな。
コメント
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