風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

ちょっとしたギモン

2021-04-05 | 社会
役者という職業がある。
俳優とも呼ばれる。
これは男女とも含む総称だ。
ところがそれとは別に「女優」という呼び方もある。
なぜ女性だけ「女優」といいうのだろうか。
みんな「役者」や「俳優」じゃダメなの?
ジェンダーについて詳しい人たちも
なぜか「女優」という呼び方だけは指摘する人がいない。
もちろん「男優」という呼び方がないわけじゃない。
けれども「女優」ほどは使われないだろう。
いつも不思議に思うこと。
朝ドラでも主人公の千代は「女優になりたい」と言っていた。
「役者になりたい」ならわかるけど、ちょっと違和感。

同じように
(昔ほどはないにせよ)「女性警官」「婦人警官」という表現を
新聞やweb、テレビのニュースなどで時折目にする。
これも「男性警官」という表現をほとんど目にしないのはなぜ?
これも疑問を呈する声は寡聞にして聞かない。
これも個人的にはいつも聞くたびに不思議に思うことだ。
「女子会」はよく聞くけど「男子会」を聞かないのもなぜだろう?
「女子高生」「女子大生」「女子アナ」も同じ。
なぜ殊更「女子」を付けるのか。
いつも頭の中に疑問符がついている。
コメント
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