風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

カフェ・パウリスタ

2009-02-19 | 風屋日記
創業1910年。
ブラジル移民のコーヒー豆を本国で売るべく
遠く明治の時代から続いている珈琲店。
祖国におけるのコーヒーの普及が
会社設立、開店の主目的だったとのこと。
洒落た文化を日本に持ち込んだことでも知られ、
大正中頃には自動演奏のピアノもあったとか。
当時のキャッチフレーズは
「鬼の如く黒く、恋の如く甘く、地獄の如く熱き」
長い歴史の間には
名だたる文学者、演劇人、画家など
たくさんの文化人たちが常連だったらしい。

東京への日帰り出張、
仕事の後、この店で一服。
銀座にて。
コメント (4)
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