ここ2~30年ほどの回顧だが、どうも1月や3月あたりに 地震などの自然災害が多いと感じる。暦などでは 二百十日の9月1日が「防災の日」なのに。この防災の日、丁度(2023年より)100年前の関東大震災や暦の二百十日の9月1日を事由に、この日を”防災の日”にしたらしい。
わが国は、台風や豪雨・大雨などの自然災害が多い国。実際、二百十日から二百二十日の台風襲来が多いのだが、地震やそれに伴う海・山津波土砂崩れなどの震災は 1月や3月に多い。38年前の阪神・淡路大震災(1/17)や13年前の東日本大震災(3/11) および昨年(3/16)の福島県沖地震も1月や3月だ。
そして、今年(2024年) 1月1日の午後4時前後。能登半島を襲った震度7の大地震。地震発生から3週間経った1月21日発表されたこの震災による死亡者は、石川県全体で232人。安否不明者22人。道路、電信、水道、ガスなどの社会インフラの損壊や住民の住宅損壊が大きい。
このように”明けた”2024年1月の私の詠句、つぎのとおり。
・新年を 不安視させる 能登・羽田 ・三が日 地震・余震に 夜も無し
・崩壊の 家の裏山 虎落笛 ・山眠る 人は眠れず 日が昇る
こうして過ぎる家居の正月。庭先をボーっと眺めて、つぎの詠句。
・山茶花に 目白の渡り 光る朝 ・青い空 一人端居や 冬うらら
・やかましや 鵯の声 冬晴るる ・静かなり 寒波の後や 青い空
皆様の恙ない一年と 穏やかな年世を 祈り願う。 (了)
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