吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

厳しい ”冬” の環境を生きる "冬の蝶" や 小さな花々や 生きもの の話

2024年01月30日 | Weblog
地震や豪雪に限らず ”冬” は 厳しい。われわれ人間も含め すべての生きものは、大地自然と四季や時間を共有する。特に 厳しい自然の寒さや豪雪の”冬” 。冬は すべての生きものに厳しい ”生き様”を求める。

21世紀に入って流行った「冬の蝶」は、映画や歌だけではない。冬の小さな生きものの代表 ”チョウ”(蝶) 類にとっては 特に厳しいのが ”冬” 。堀内孝雄や中澤卓也の歌った「冬の蝶」は、文字通りの ”凍蝶”(いてちょう) 。

”儚く消えゆく 風花” や  愛を失くして” 溶けて消える”「冬の蝶」のごとく寂しい。映画「冬の蝶」も同じ。冷寒の冬を ”やっと生きる”冬の蝶は、飛ぶ力もなく落ち葉や物陰にしがみ付いて息する。冬の蜂や冬の蝿も同じ。風花のごとし。

数少ない冬の花。ロウバイ(蝋梅)や 藪椿の仲間サザンカ(山茶花) もあるが、桜や梅や躑躅などの ”帰り花”も可憐だ。季節外れの小春日に咲くので、返り花や忘れ花や二度咲き花などとも呼ばれる。

厳しい冬を生きる野の花も多い。オオイヌノフグリや野スミレやキク科のコオニ
タビラコやホトケノザ(シソ科)などが野道脇に咲く。モンキチョウやキタキチョウを励ますホトケノザや野のタビラコに群がるシジミ蝶類やルリタテハなどが冬のチョウチョ(蝶々)だ。
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