吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

四季の暮らしを豊かにする"四立"と(四季) "土用"の小話

2024年01月19日 | Weblog
きょう(2024年) 1月18日は 冬土用の入り(1/20は大寒) 。この日より18日後が「立春」(2/4) 。四季への”入り”を示す四立(立春、立夏、立秋、立冬) より18日前が、前季「土用」で その入り。

土用は ”雑節”の一つで、二十四節気以外の季節の移り変りを示す”月日”で、節分、彼岸、八十八夜や 二百十日などと同類。今年(2024年) の立春は2月4日、立夏は5月5日、立秋は8月7日、立冬は11月7日。 これらの日の直前までの18日間が”土用” 。

土用は 土公神(どくじん) なる”土を司る神様”がこの世に訪れているので、”土にからむ” 土木、土起し、種まき、畑・庭仕事や埋葬などは”避けるべき”だといわれる。但し、土用の期間にあっても”間日”という日は 土公神が天上界に行ってルスなので ”許されると云われる。

よく聞く「土用の丑の日」(夏土用) 。夏バテ対策で”う”の付くものがいいといわれるウナギだが、例えば 秋土用は「辰の日」で ”た”の付くもので ダイコンやタマネギと云われる。(秋の)サンマは ”大根おろし”で食べるのだという。等々。

このように立春・立夏・立秋・立冬の四立やその前18日の”土用”などは、四季に暮らす私たちの生活の基準となって定着しています。感謝。
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