吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

国(政府や官僚)の「やること」の多くは ”アベノマスク”失態と五十歩百歩

2021年12月24日 | Weblog

”アベノマスク”の予算(歳出)総額は、知らない。何となく1,000億円ぐらいかな(?)と思ってはいる。国の「やること」の多くは 億円を超え兆円単位で云われたりするので、国政を預かったり議論したりする方々にとっては、1,000億円などは”たいした”金額ではないのかも知れない。

大体この間、国民に配布されたアベノマスクは 何万枚ぐらいになるのだろうか。1億3,000万枚などといわれているが  (介護他)施設などに配られたものを入れると、2億枚を少し超えているのかなと思う。全体総数で3億枚作ったと云われているから、どうやら1億枚ほどが余っての8,200万枚の在庫なのかと思う(@140X3億=420億円になる)。

政府はいま 在庫になって保管されているアベノマスクが 8,200万枚あるというから、金額にすると115億円(@140X8,200万)だ。これらの保管倉庫代6億円と製品検品費21億円を含めてか別にしているかは不明だが、全世帯向け総配布費用が400億円ほどだという。マスク製造&配布総額約1,000億円(推定)は、大きく外れてはいないようだ。

しかして、検品費が21億円とか 不良品率が約15%即ち1,100万枚などと聞くと、この金額15億円や21億円などは、どこ持ちなどとつまらんことを思ったりする。このようなアベノマスクの失態と五十歩百歩なのが、ただいまの政府・行政・国会などの「やっている」ことなのだ。

余分なPSだが、いまだ”説明”できていない「モリ・カケ・サクラ」問題。10年20年経っても解決の兆しも見せない国の大きな赤字財政問題。国会議員の定数削減や行政コスト低減問題などに留まらない。処方箋の影さえ見せない新資本主義や成長と分配の関係。みんなで不作為、あいまいで過ごせれば、それは住みやすい永田町なのだ。

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