因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

2022年10月の観劇と俳句の予定

2022-10-03 | お知らせ
 今年も4分の3が過ぎてしまったのかと愕然としつつ、10月は前半が大変なことになりそうで、すべての公演に関わる方々の心身が守られ、初日から千秋楽まで無事に幕を開けることを祈ります。
*劇団印象-indian elephant- 第29回公演 『カレル・チャペック―水の足音』 鈴木アツト作・演出 公式サイトはこちら 「国家と芸術家シリーズ」の最終章は、東欧はチェコの作家カレル・チャペックが主人公となる。新宿のタイニイアリスで出会って早や15年。劇団印象が東京芸術劇場シアターイーストにお目見得する1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28 6月の第28回公演『ジョージ・オーウェル―沈黙の声』はblog記事無し)。
*GORCH BROTHERS 2.1『MUDLARKS 』(マッドラークス)ヴィッキー・ドノヒュー作 髙田曜子翻訳 川名幸宏演出(1,2,3,4,5,6,7,8,9) 公式サイトはこちら 
*唐組・第69回公演『改訂の巻 秘密の花園』
 唐十郎作 久保井研+唐十郎演出 公式サイトはこちら 
 3年ぶりの猿楽通り沿い特設紅テント公演がかなうことがひたすら嬉しい。10月半ばには、泉鏡花文学賞制定50周年記念、「金沢泉鏡花フェスティバル2022」招待作品として、金沢市民芸術村・憩いの広場での公演も行われる(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12)。
*初代国立劇場さよなら公演 10月歌舞伎公演 通し狂言「義経千本桜」
 公式サイトはこちら 尾上菊之助が佐藤忠信実ハ源九郎狐、渡海屋銀平実ハ新中納言知盛、いがみの権太の「三役完演」を行うというとてつもない公演。
*演劇集団円 『ソハ、福ノ倚 ルトコロ』
 内藤裕子作・演出 公式サイトはこちら 曲亭馬琴と嫁の路による『南総里見八犬伝』完結までの物語。2022年の芝居はじめは、大雪の翌日の国立劇場公演「南総里見八犬伝」であったことも何かの縁かと(内藤裕子関連のblog記事→『かっぽれ!』シリーズ、他 1,2,3,4)。
*劇団劇作家 10月公演『Killer Queens! 』
 モスクワカヌ(劇団劇作家)脚本 赤澤ムック演出 伊藤靖浩音楽 公式サイトはこちら 昨年の第一弾『ヴェガとアルデオ』に続く第二弾。これまでの劇団劇作家関連の記事はこちら→(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11
*文学座公演 『欲望という名の電車』
 テネシー・ウィリアムズ作 小田島恒志訳 高橋正徳演出 公式サイトはこちら 登場人物が次々と滅ぼされて陰々滅滅な『鎌倉殿の13人』のなかで、横田栄司演じる和田義盛は「唯一の癒し」と大人気である。今回のスタンレー役とのギャップが心配なくらい楽しみだったが、心身の不調により降板した。新たに本役を勤める鍛冶直人がんばれ。
☆一般社団法人 落語協会 真打昇進襲名 名披露興行
 公式サイトはこちら 知己のお誘いで新宿末廣亭の寄席に初めて行くことに!

 俳句の予定は次の通り。あっという間に「晩秋」の季語である。
*かさゝぎ俳句勉強会・・・季語「秋深し」、枕詞「あさみどり」
*十六夜句会・・・「彼岸花」「そぞろ寒」
*金星句会・・・「後の月」「木の実」
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