ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

御大神宮さんの祭道具箱 昭和12年

2022年07月28日 06時06分51秒 | Weblog
 

 26日に紹介した、御大神宮さんのお祭りに関して、もう一つ紹介しておきます。このお祭りの道具が入った箱です。
 写真の通り、「大神宮御用箱」「昭和拾貳年拾月拾七日」「中東田町」と書いてあります。昭和12年は西暦1937年ですから今から85年前になります。また、中東田町と書いてあります。現在は田町筋の町内会は西田町、中田町、東田町と3つの町内会になっていますが、当時は、東田町と中田町で祀っていたのかもしれません。葬式に使う鉦も東田町と書かれたものを中田町で使っていましたし、お地蔵さんのお祀りも田町のお地蔵さんとして一緒にお祀りしていたとの記憶があります。
 天照皇大神宮の一対の幟もそれぞれ東田町と中田町となっていますし、祠の幕にも東田町の町名があります。
 一年に一回しか使わない幟や幕などの祭道具ですが、85回目と回数を重ねてきたということです。去年から今年にかけて新たに町内会入りされた家もあり、これからも町内会でこの御大神宮さんをお守りしていきたいと思います。
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