ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

梅雨明けの朝ー社の忠魂碑の羽黒トンボ 

2022年07月01日 05時19分54秒 | Weblog
 

 

 加東市社の市街地の南端に旧加東郡公会堂があり、現在は「明治館」として活用されています。その広場に旧社町(昭和の合併以前の社町、現在の社小学校区)の戦没兵士を顕彰する忠魂碑があります。
 この忠魂碑は、大正15年に建立され、戦後の昭和28年に両側の英霊尊名碑が建てられてました。
 朝のウォーキングでこの忠魂碑にお参りすることにしています。梅雨明け空の下、碑の前に立ってお祈りをしようとすると、生垣から2匹の羽黒トンボが飛び立つのが目に入りました。
 ひらひらと飛んで、石の玉垣や階段に止まり、翅をたたんで静かに休み、しばらくすると、翅をぱあーっと広げてまた閉じます。細い尾の色が翡翠のようで、黒い翅とのコントラストに気品を感じます。カメラで追いながら、静かに静かに眺めていると、時を忘れてしまいそうでした。
コメント
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