ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

マッチ箱ー加東市収蔵品展から

2022年07月04日 05時48分27秒 | Weblog
 

 

 昨日、紹介した加東市収蔵品展の展示物を紹介します。河高地区にあった丸山商店に保存されていた商品などが展示されていますが、その中でマッチを紹介します。
 近頃はマッチを使うことは滅多にありません。小さい頃はガスコンロに火をつけるのも、風呂を焚くにも、マッチは不可欠のものでした。タバコを吸うようになってからもマッチの世話になりました。今は仏壇のローソクに火を点す時ぐらいです。ボーイスカウトの訓練で3本だったか5本だったか、マッチを与えられ、飯盒炊さんの火をつけるというのがありました。大事なマッチを無駄にしないようにうまく火をつけることに集中したことを覚えています。今は炊事で火を使わない場面が多く、子供には「火育」が必要だとも言われています。そんなことを思い出しながら、展示されているマッチ箱を見ました。マッチの名は「敷島」、朝日燐寸株式会社の製造で、昭和10年代と表示されていました。木箱にマッチ箱が詰まっていました。入荷して、そのまま倉庫に保管されたままだったのでしょうか。
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