辞めるなら最後に何かしゃべれ、ということなので・・・
地元獣医師会の講習会として、「40年の二次診療から」と題して講演してきた。
たくさんの獣医さんに集まっていただいて光栄だった。
新しいデータや成績の発表でもなく、新しい手技手法の紹介でもないのだが、
若い獣医さんにも10年20年の経緯を知っておいてもらうことは今後の役に立つのではないかと思って内容を準備した。
講演はいずれオンラインで公開されるらしい。
興味がある方はそちらを観ていただくことができると思う。
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講演が終わって自宅へ戻り、ジョギングにでかけた。
興奮を鎮めるためには、体を動かしておいた方が良い。
しかし、夜は眠れなかった。
人前で2時間も3時間も話すというのは、私のような者にとってはいまだに異常な体験なのだろう。
次の日も疲れが残っていた。
もうそれも最後。
体のためにもその方が好さそうだ;笑
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枝垂れ桜も剪定した。
地面に着いたり、横幅を伸ばしすぎている下枝を中心に。
切り口には癒合剤を塗っておく。
傷口から病原菌が入り込むのを防ぎ、傷の癒合を早めてくれるらしい。
サクラの木を侵す天狗巣病の病原菌の1つにRhodococcus spp.も含まれている。
私、専門家でした;笑
所謂若い人が今の自分と比較するにはその前の時代が参考になるのかも知れませんが、hig先生が参考にして欲しいのは今の獣医学なのでしょうね。
ロドコッカスなんかはそこを跨いでいる病気なのかも知れませんが。
植えてますねー
おそらくあっという間に電線に到達してしまう予感です。
電力会社が切ってくれますけれど。
桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿言うらしいですけれど、梅は枝すくと病気ほんと減りますね。
枝垂れ桜があんな触れ合っているのに困らないのが不思議です。
枝垂れの先ならあまり関係ないと思いますが、切り口上向きになると水入りやすく腐りやすいので縦や斜めにしないとダメみたいですね。
さらに根本からやろうとすると放置した桜は幹が複雑でどちらに倒れるか予測つかず、となるみたいですね。
外科って細いノウハウの積み重ねなのでしょう。
いろいろと最後を済ませることで気持ちも整うものかと思ったりもしますが、切り替えるは大変なのかな?
講演や講義は日常ではないにしても各地でたくさんありましたね。
Rhodococcus spp.まだまだ謎の多い菌。ひとくくりでいいのか?ってくらい。
専門家にお手入れされたらちゃんと奇麗に咲いて元気に長生きするしかないですね、この枝垂れ桜。もう春の準備をして冬眠しているのでしょうね。
それと比べると不特定多数の前で選挙演説する人たちの心臓の強さと言ったら(笑)
選挙公約の言葉は責任を追及されないので夜もグッスリ眠れるのかな。
電力会社が切ってくれるのですか!それは剪定じゃなくて根っこからバッサリなんでしょうね。
天狗巣病を引き起こす可能性があるのは、もちろんR.equiではなく他のRhodococcusのようです。そして真菌やウィルスも同類の病気を引き起こすようです。
剪定するなら葉を落としてからが良いようです。しかし、寒くなりますし、花芽・新芽の準備が進む前、というと「今でしょ」ということのようです。
それに比べると政治家は・・・そうか、もともと責任感が薄いから政治なんてできるのか!;笑