Clinics of North America のBovine Orthopedics からもう少し。
Selection of the Patients 患畜の選択
肢にキャストしようとする前に骨折した動物を注意深く検査すべきだ。
直角となる2方向(背-掌/底方向と外-内方向)のX線撮影で骨折の性状を調べる。
キャスト固定はとくに骨幹部の単純な横骨折、あるいは短斜骨折と、骨端部骨折(Salter-Harris 損傷タイプ1と2)で indicated 望ましい、推奨される、好ましい、妥当である。
骨幹部の開放骨折と長斜骨折の症例でのキャスト固定だけによる治療は、walking barによる補強や貫通ピンキャストの使用などの議論があるところだ。
そして、創外固定 external skeletal fixators として外固定 external coaptation を選択するならキャスト固定技術はより適切かもしれない。
;切開して整復して内固定 the use of open reduction and internal fixation はその骨折により良い安定性を生み出す。
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牛の骨折を何でもキャストで治そうとするのは間違いだ。
Splints and Casts の章を担当して書いている先生でも、対象の選択をきちんと述べている。
そして、ORIF;open reduction and internal fixation の優位性についても述べている。
さらには、キャストを骨格の創外固定として?創外固定までの?固定として用いるなら良いが~と書いている。
私も、日本でときどき報告があるキルシュナーワイヤーを用いた貫通ピンキャストは、キャスト固定よりわずかに固定力が増しただけで、創外固定と呼べるものではないと考えている。
あまりにstabilitiy 安定性・固定力がないからだ。
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X線撮影をして評価するのは当たり前。
それ無しではまともな骨折治療はできない。
X線撮影できない牛診療所は考えた方が良い。
(さらに続く)
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岩手の龍泉洞は行ってみたいと思っていた。
山口県の秋芳洞は高校の修学旅行で訪れたが、その当時でも整備されすぎていた。
鍾乳洞はあまり整備されていなくて、元の未知の洞窟としての迫力がある方が面白い。
タイの洞窟で救助を待っている少年達を思いながら見学した。
北海道はコウモリも少ないが、私の少年時代、神戸では夕方にはコウモリが乱舞して帰る時刻なのを教えてくれた。
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年間をとおして気温が安定している鍾乳洞を出ると暑い。
車で留守番をしていた相棒もヤマブドウソフトのおすそわけ。
>タイの洞窟で救助を待っている少年達を思いながら見学した。
そんな思いで肌寒いほどの鍾乳洞を進むのは
オラ君の背中のうねり具合、ゴルを思い出さずにはいられない。
鍾乳洞では、平らな地面がない恐ろしさを感じました。そこを流れる水の怖さも。
綿帯使うのが一番分が良いのはそのせいでしょうね。
龍泉洞はタイよろしく水没鍾乳洞ですから。
ライトアップぐらいにしておかないと復旧が大変です。
マーライオン宜しく水の吹き出すドラゴンブルーは名前も相まって中国系の観光客に人気です。
遠野からほんのちょっとだけ南に行くと中に大きな滝のある鍾乳洞がありましたよ。
八戸から遠野まで車で走るならhig先生の好きそうな北上山系縦走と言う手がありましたよ。
山ばっかりですが北海道ばりの開拓の歴史でもあります。
そして涼しいのです。
海岸沿いを走ってみたかったのです。なかなかすごい光景でした。すこし、リアス式海岸、津波、というものを理解できました。
外科用フェルトに興味がありますが購入方法がネットで調べても分かりません。メーカーと規格をご教示いただけますでしょうか?宜しくお願い致します
外科用フェルトは、エバウールシートというアルケア社の製品です。医療品問屋さんが扱っていると思います。うちではロール状に巻かれたものを切っておいて使っています。
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