goo blog サービス終了のお知らせ 

台風の備忘録 3


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

大きな画像

台風の直接的被害である強風と豪雨が危険なのはもちろんであるが、問題はそれによって引き起こされる停電と洪水だ。
これらが発生すると被害が大きくなり長期化する。
結果的には、今回僕の住んでいるところは、そのどちらも発生しなかった。

しかし停電と洪水が発生したら、相当大変な事になっていたと思う。
洪水に関しては、正直なところあまり対策は出来ない。
自然の猛威に対しては、正直なす術がない。

もし荒川が氾濫すると、区のハザードマップによると、僕の家の辺りは水深3、4メートルになるという。
だが台風の場合、複数の河川が同時に氾濫する可能性もあり、その場合水深はもっと深くなる。
2階くらいまで軽々浸かってしまう深さになるだろう。

ハザードマップを見ると、僕の住む地域は台風が来る数日前に避難すべき地域として指定されている。
一軒家だと完全に水没する深さになり、家に残ることは命の危険につながるからであろう。
隣接する区に住む知人は今回の台風で避難したが、仮に荒川が決壊すると水深10メートルになるそうで、これを機会に引っ越したいと言っていた。
ちなみにこのハザードマップは極めて正確だそうで、過去の災害はこのマップ通りに水が出ているという。

仮にマンションの上層階に避難できても、水が引くまでに時間を要する可能性があり、その間の不衛生な生活は精神面、肉体面で大きな負担になる。
そのため出来ればあらかじめどこかに避難して欲しいという。
ところが台風というのは被害が広域に及ぶため、安全な場所というのが無く、どこに逃げていいのか分からない。
台風が来てみないと関東はおろか日本全土のどこがやられるかわからず、避難のしようがないのだ。

いろいろ考えてみたが、とりあえずはそのまま自宅で待機するしかないのではないか。
下手に外に出るより建物の中の方が安全であろう。
学校の体育館などより自宅の方が高い位置にある。
やはり数日間自分の家で暮らすために必要なものを揃えるしかない、という結論になった。

昨日は情報の大切さを書いたが、洪水の最中は電気も止まる可能性が高い。
そうなるとネットの情報が得られなくなる。
電気が無くなると、我々はたちまち情報弱者になってしまう。
そういう中で何日間か過ごさなければならないということを、肝に銘じて準備しなければならない。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 台風の備忘録 2 24mm »
 
コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。