日光


D3X + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

日光に行ってきた。
原発事故の影響で客足が大幅に遠のいているという話を聞いたので、ここは行ってあげなければと思ったのだ。

確かに外国人の姿は、ほとんど見られなかった。
日光は外国からの観光客の占める割合が大きいので、これは痛いかもしれない。
自粛のためか、町のイベントなども中止になっているようだ。
しかし日本人の観光客は、それなりに来ているようにも見えた。

土曜日は一度会社に出社後、雨の中を日光に向かった。
雨が止んだり強く降ったりで、生憎の天気であったが、日光の場合、雨は必ずしも悪くは無い。
お気に入りの東照宮の裏手に行き、雨の中、傘を差しながら撮影した。
さすがにこの天気では、僕以外には誰もいなかった。

翌日曜日は、朝5時に起きて、朝食前に五重塔の周りなどを歩いて回った。
午前中は非常によく晴れて、眩しいくらいの青空が広がった。
強い雨の降った翌日の日光は素晴らしく、湿気の多いひんやりとした空気に緊張感がある。
神社や土地の人たちと、気持ちのよい挨拶が交わされるためか、傾斜の強い坂を上っても疲れを感じない。
観光客こそまだ誰も歩いていないが、この地を訪れるに最高の時間帯ではないかと思う。

今回持っていったカメラは、ボディはいつものD3とD3X、レンズはF1.4の24mm、35mm、85mmの3本。
以前であればPC-Eニッコールを持っていくところであるが、ほんの数年の違いなのに、F1.4のシリーズは性能面で更なる進化を感じさせる。
久々に日光の木々の前に立ち、大自然に話しかけながら撮った。
以前と変わらぬこの場にまた立てたことを、何よりも幸せに感じた。



空いた時間に撮ろうと思い、今回は60mmのマクロレンズと、時計のベルト数本を持っていった(笑)
ベルトは当然現地で簡単に交換できるように、ワンタッチ式に加工したものだ。
これはシーマスターに石国のロコッテのカーフのブルーをつけたもの。

このベルトの品質はすばらしく、キメが細かく艶のあるカーフと、殺菌効果のあるロピアンレッドの裏側とのコントラストがいい。
ベタッとした青い色は、アクアテラとどうしてもしっくりこないのだが、承知の上であえて組み合わせてみた。
時計単体としてはうまくマッチしていないように見えても、腕に着けてみるとそれなりにまとまる感じで、鮮やかなベルトの色が非常に良く目立つ。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 導入 ハプニング »
 
コメント
 
 
 
Unknown (パンヤ)
2011-04-24 21:32:54
カラーのベルトの場合ステッチの色って結構重要に感じます。
先日のモレラートのティポ・ロックマンのイエローといい今回の物といい、カラー革の色と同色のものより反対のような色の方が合いますね!

先日某店に黒革に赤いステッチの物があり、手に取る前は「アリかな?」と思ったのですが、実際自分の腕に巻かせてもらうと「ナシかな・・。」とついつい守りに入ってまた購入まで至らなかったんです・・・。
ここはひとつ勢いですね!(笑)
 
 
 
Unknown (COLKID@自分の部屋)
2011-04-24 23:22:41
このベルトはステッチの色が銀色で、これが実にさりげなく憎い演出なんですね。
糸目が見えるようにするとスポーティになるので、時計のデザインや服装とのマッチングも絡んできますね。
ご自分の腕に巻いてダメと直感された組み合わせは、やめられた方がいいんじゃないですかね・・・
もっとも私も黄色は「えーい、ままよ・・」でしたが(笑)
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。