竹林


Z9 + FTZ + AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G

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田舎に行くと、あちこちに竹林がある。
Mrs.COLKIDの実家にも、道を挟んだ向かい側に竹の生えた一角がある。
だいぶ以前にここに書いた話だが、Mrs.COLKIDの祖母が若い頃、ひとりで外で炊事をしていると、目の前にUFOが現れて、その竹林の方に飛んで行き消えたという。(2009年7月8日の日記
恐らく昭和の初め頃の話である。

その話を聞いた時、秘密基地か何かの痕跡が残っているのではないかと、その竹林の中にひとりで入ってみた。
しかし竹の根元を見ても、そこにあるのはかなりの年月放置されていたと思われる古い地面だけであった。
暗くてじめっとしていて、何とも気味の悪い世界であった。
直感的に、これは自分の属する世界ではないな・・と感じ、早々に退散してきた。

最近になり、竹林は霊界との境目・・・という話を聞いた。
霊能者の中にそう唱える人がいるという。
竹林はあの世とこの世の境界線であり、三途の川と同じようなものだというのだ。

伏見稲荷の千本鳥居など、幽界との境界線と言われている場所はある。
しかし竹林のようにどこにでもあるものが、あの世との接点になるというのは、けっこう危険な話ではある。
竹林の奥にどんどん入っていくと、あの世に行ってしまうのだろうか・・・
だとしたら危なくて、気楽に竹林になど入っていけない。

日本最古の物語と言われる竹取物語は、ストーリーが竹林から始まる。
主人公は竹林の中の、光り輝く竹の中から現れる。
しかもかぐや姫は月世界人である。
最後は空飛ぶ車に乗って月の都に帰っていくという、完全に宇宙人の話になっているのだ。

どうも異世界の人たちは竹が好きなようだ。
なぜ竹林?・・・と思うが、地中に根がびっしり張っていて、エネルギーが満ちているのであろうか。
それで思い出したのだが、今日は前のスーパーで買ったたけのこご飯を食べたが、けっこう美味しかった。
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