年齢


Z9 + TECHART TZM-02 + LEITZ SUMMICRON-M 50mm f2

大きな画像

昨日は高校時代の同期生数人と会って軽く飲んだ。
同窓会の日に2次会を開くお店に交渉に行き、ついでにそこで飲んだ。
それから3次会をするお店も覘き、そこでも飲んだ(笑)

当然高校時代の同級生たちが今どうしているか・・という話になる。
5年に一度大きな同期会が開かれるのだが、今回は今までと少し違うメンバーも集まるようだ。
還暦を過ぎて、子供が手を離れたり、仕事を引退したりして、生活の環境が変化したのかもしれない。
地方にいたのに、東京に帰ってきた人もいるだろう。

先日幹事の集会で、全員の名簿をチェックしたのだが、すでに亡くなった人が結構いることに驚いた。
名簿上は「逝去」と書かれている。
亡くなられたという情報は、学校の会報やSNSなどで伝わってきた人もいた。
しかし名簿を見ると、それ以外にも結構な人数が亡くなっている。

ほぼ全員の現在の状況(行方不明の人は除く)を把握している人がいて、彼に聞いたら、たぶん20名くらい亡くなっているという。
「というと、1割弱も亡くなっているの?」
「まあ、そうだな・・・」
5年前の同期会で会ったのに、今回はもう亡くなられたという人もいる。
もしかすると、消息不明の人の中にも、すでにこの世にいない人がいるかもしれない。

それから、自分たちもいつ死ぬか分からないしな・・・という話になった。
聞くとその日集まった数人の中にも、癌や脳の病気などで手術をしたという人もいる。
だからけっこうリアリティのある話なのだ。
僕だってご存じの通り糖尿病だ。

この年齢になると、死ぬことについて、それほど抵抗なく話せるんだな・・・と思った。
若い頃より現実的な問題、という事もあるが、意外に悲壮感が少なく素直な会話になる。
年齢的に、どうしたところで、防ぐことは出来ないことなのだ。
むしろここまで生きてこられた事への、感謝の気持ちが大きく感じられた。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )