映画三昧


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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飛行機の中で何本か映画を見た。
何十本かのラインナップの中から選び、目の前のモニタで見ることが出来る。
12時間以上乗っていて、その間食事が2回あるが、それ以外は寝ているか画面を見ているかだ。
寝るのはほんの1、2時間なので、到着までに映画を3、4本見ることが出来る。
今回見た映画と簡単な感想を・・・

往路で見た映画は行き当たりばったりで適当に選んだ。
以下の4作品である。
もう少し考えて選ぶんだった・・と後から思った(笑)

「沈黙-サイレンス-」
遠藤周作原作。
江戸時代にポルトガルから布教に来た宣教師が、日本で特異な立場に追い込まれ棄教せざるを得なくなる。
かなりの力作であるが非常に重い。
旅行に行くときに見る内容ではないかも。

「アサシン クリード」
ゲームが原作のアクション映画・・だそうだ。
ゲームに興味が無いので、ただただアクションだけの内容に面食らった。

「ヘイル、シーザー」
コーエン兄弟の軽いコメディ。
赤狩り時代のハリウッドを舞台とした珍しい作品。
この規模の小品が興行的に成り立つのが凄いところ。

「ボーン・アルティメイタム」
ボーンシリーズの一作品だが、途中まで見て、過去に既に見ていることに気付いた。
でも面白くて最後まで見てしまった。
海外に行く時に見ると、妙に緊張感が高まる。

復路はSF映画で統一した。
こちらはなかなかいい作品が揃っていた。

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」
スターウォーズは第一作から見ているが、実はそれほど好きではない(笑)
ただ全員死んでしまうこの作品が、スターウォーズの最高傑作とは皮肉な話だ。
妙に日本的じゃないか? 座頭市も出るし(笑)

「メッセージ」
評判のよい正統派SF作品。
いきなり地球上の12箇所に現れた異星人の乗り物と人類が接触するが、国ごとに分断されている地球側がどう対応するかを描く。
主人公の個人的な生活が、地球規模、宇宙規模、そして次元規模での話にまでつながり、人生とは何かを問う・・というのが、この手の知的SF作品の特徴。

「パッセンジャー」
新天地を目指し5000人を乗せて120年の宇宙旅行に出た宇宙船が隕石と接触、冬眠装置の故障で主人公がひとりだけ目覚めてしまう。
しかし到着まであと90年もある・・・SFならではの特殊な設定である。
悲劇というよりコメディに近く、個人的にはまあまあ面白かった。
藤子不二夫の「老年期の終り」という傑作SF漫画を思い出した。
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