独自性


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

大きな画像

やはり多少時差ボケがあるようだ。
昨晩はすぐには眠りにつけなかった。
今日も身体が何となくだるい。
疲れが出ているのかもしれない。
まあかなり歩いたからねえ・・・

日本に帰ってきて感じたのは、やはり日本って特殊な国だな・・ということだ。
かつてはヨーロッパに行くと、はるかに進んだ「大人の世界」を見せつけられ、日本に帰るとあまりに違うので、まだまだとても無理・・という印象を強く持った。
しかしあれから時間が経ち、日本もだいぶ変わった。
では追いついたのか・・というと、そうではなく、また別の方向に行ったというか、まったく違う世界へと発展したように感じる。
そのため日本に帰ってくると、かなりの違和感を持つ(笑)

あちらでは、常に背の高い人たちに囲まれて、デジタル的というか、はっきりとした合理的な生活を強いられる。
また街では常にある種の緊張感があり、通行人の目つきや行動など、意識して行動しなければならない。
それは以前からそうだ。
最近は人々も街も以前より荒んできており、目つきの悪い若者も増えたし、街全体が何となく埃っぽくて薄汚い。
アイスクリームを食べた手でベタベタ触ったような汚さがある。

一方日本に帰ると、歩いている人が妙に小さくて、ホビットの国に来たような気分になる。
そして日本独自のローカルな伝統や風習とあちこちで遭遇する。
施設はどこも清潔ではあるが、デザイン面ではゴチャゴチャとしていてセンスが悪い。
そして緊張感が非常に少ない。
欧米人は、アニメやお伽の世界に入ったような印象を持つのではないだろうか・・・

ほんの数日間日本を離れただけで、ああ祖国に帰ってきた・・というより、不思議な国だなという違和感を持つ。
特に仕事での出張の場合、様々な国の人たちと会って話し、否応なく多くの文化に触れることになるので、余計にそう感じるのだろう。
日本という国が、この時代にこれだけ独自性を保っていること自体は大したものだと思う(笑)
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )