COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
山越えの道
僕は知らなかったのだが、いつも会社に来られる方が、実は足尾で子供時代を過ごされた方だった。
そこで早速その方から「生の声」をいろいろとお聞きした。
あの中禅寺湖への山越えのコース・・・昭和16、17年のことらしいが、小学校4年生の遠足で、あのコースを通ったそうだ。
(ネットで調べてみたら、廃道になってはいるが、今でもハイキングであのコースを選ぶ人は多いらしく、比較的ポピュラーな道らしい)
道は石ころだらけで急な坂もあるが、元気いっぱいの子供にとってはそんなもの何でもなかったという。
足尾の深沢を出発点とし中禅寺湖へ抜ける山道は、険しいにもかかわらず、全盛期には途中に茶屋が何件かあったという。
一の茶屋、二の茶屋、三の茶屋を過ぎ、富士見茶屋で頂上を越え、狸窪(むじなくぼ)を抜けて中禅寺湖の八丁出島に出る。
あとは外国の別荘を見ながら湖岸を歩くのだ。
四里の道のりと言われていたそうだ。
足尾での生活もお聞きしてみた。
足尾銅山では、鉱脈の第一発見者は三階級特進の待遇を受けたと言う。
鉱石を発破で爆破すると、パカッと割れた断面は、まるで金屏風のように見えたそうだ。
あの山間の小さな町に、一時期は数万人もの人々が暮していたが、会社も人の使い方は心得たもので、1ヶ月に1回くらいは飲めや歌えやのイベントが用意されていて、うまくガス抜きをしていたらしい。
そしてせっかく貰った給料は、酒代として会社に戻っていく・・・という仕組みがちゃんと出来ていたそうだ(笑)
しかし輝かしい繁栄の日々は今や夢と消えてしまい、屋根が落ち廃屋となった精錬所を見ると涙が出てくる・・・と言われていた。
D2X+AF-S DXズームニッコールED17-55mmF2.8G
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神橋
日光の神橋であるが、約1年間の期間限定で、観覧台が仮設されており、橋の下部構造を見学できる。
乳の木と呼ばれる大きな1本の橋桁を両岸に斜めに埋め込んで、中央で別の橋桁を使い連結するという、特殊な構造になっている。
D2X+AF-S DXズームニッコールED17-55mmF2.8G
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