弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

飯柴智亮さんに一体何が?!

2008-07-24 21:37:58 | 歴史・社会
このブログには、平日だと1日300~400人の方が訪れていただいています。検索キーワードで訪問された場合、何というキーワードで何人いらっしゃったかがわかります。
最近コンスタントに使われるキーワードとして、「高橋洋一 財務相」「東電OL殺人事件 グロテスク」などについては、毎日何人かがいらっしゃいます。

突然、特定のキーワードで大勢の方がいらっしゃることがあります。昨日と一昨日、「飯柴智亮」のキーワードで何十人もの方が訪問されました。一体何ごとでしょう。

このブログでは、今年の2月7日に飯柴智亮「第82空挺師団の日本人少尉」という記事を書きました。
飯柴さんは、1973年生まれ、東京で普通の日本人として育ち、少年時代に映画「ランボー」を観てからアメリカと米軍にあこがれ、その夢をとうとう実現させてしまったという人物です。この本が書かれた2005年現在、米国陸軍の現役少尉に任官しています。
今回ウィキペディアで調べたら、大尉にまで昇進されていました。
その飯柴さんに一体何があったというのでしょうか。

さらに調べてみると、飯柴さんに大変なことが起きていることがわかりました。

米地検が日系大尉を訴追 日本に軍用品不正輸出
2008.7.22 11:25
「日本出身の米陸軍将校でアフガニスタンでの従軍記などを出している飯柴智亮大尉(34)が軍用品を日本に不正に輸出する行為に関与していたとして、米連邦地検が訴追していたことが21日、分かった。
 訴追状などによると、フォートルイス陸軍基地(米ワシントン州)の情報部門に所属していた飯柴大尉は2006年ごろから今年2月にかけて別の人物と共謀。イリノイ州の企業から暗視用の照準器や銃器部品の軍用品を買い、米政府の許可を受けずに日本に輸出したとされる。詳しい輸出先は明らかにされていない。
 陸軍基地や地元紙によると、飯柴大尉は1993年に日本から渡米。大学卒業後に米陸軍に入隊し、米国籍を取得した。2003年に第82空挺師団の一員としてアフガンでの作戦に参加。当時の経験を基にした著書のほか、兵器の解説書を出版している。(共同)」
日本人米陸軍大尉を起訴 光学式照準器の無許可輸出
(7/22 11:57)
「米陸軍の日本人大尉が、軍用ライフルなどに取りつける光学式の照準器を無許可で日本に輸出したとして起訴されました。
 起訴状などによると、米陸軍大尉・飯柴智亮被告(34)は、オプティクス・プラネット社製の光学式照準器60個を購入し、許可なく日本の共犯者に郵送しました。飯柴被告は日本の高校を中退してアメリカにわたり、日本国籍のまま陸軍に入隊、アフガニスタンで作戦に参加した後、ワシントン州のフォート・ルイス基地で日本の自衛隊との連絡担当をしていました。ANNの取材に対し、「許可がいることを知らなかった。故意ではなく、報酬も一切受け取っていない」と話しています。」


これは。飯柴さんの検索ワードで大勢の方が訪れるはずです。
今回の訴追で、どのような結論になるのかはわかりませんが、それにしても飯柴さんの軍歴に傷が付いたことは明らかです。

もし飯柴さんにやましいところがないのであれば、この事件にめげず、これからも頑張ってほしいです。
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