<3534> 写俳百句 (81) 藤原宮跡一帯の彼岸花
彼岸花辿りて行けば宮の跡
台風が去った昨日、橿原市の藤原宮跡の周辺を歩いた。宮跡の駐車場に車を置き、醍醐池の西から北に向かい、東へ畦道を辿り、醍醐池の東から南へ、蓮田の近くまで。そこで西にコースを変え、広い宮跡に辿りつき、車に帰った。ヒガンバナが花盛りで、歩く道筋や畦にヒガンバナの赤い帯が出来、撮影した。ヒガンバナの名所としては隣の明日香村がよく知られ、ヒガンバナと言えば、明日香村に足を運ぶが、藤原宮跡周辺もヒガンバナの多いところである。
日曜日のコロナ禍とあって宮跡は結構人出があり、野球などスポーツを楽しむ人たちがいるかと思えば、虫取り網を翻してバッタなどを追っかけている親子連れからヒガンバナにカメラを向ける御仁など思い思いの姿が見られた。私もヒガンバナの写真を撮りながら約二時間。5000歩ほどを歩いた。今日は彼岸の入りだが、花は彼岸の中日ごろまでが見ごろだろう。別名にマンジュシャゲ(曼殊沙華)。では、曼殊沙華で一句。 左右なく天上天下曼殊沙華 写真は大極殿跡方面に帯をなして咲き続くヒガンバナの花群(左・後方の山は耳成山)とヒガンバナのアップ(右)。
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