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石巻弁を守るために

石巻(いすのまじ)弁を“わしんね”ために

小話(こばなす)

(すうかん・すんちょう)12・27日号

母親(ははおや)

「おふぐろがら電話があって、今晩、こっちゃ来(く)っから泊めでけろって」

「あら、てえぇへん!」

妻はあわてで家じゅうを片付け始めだ。

「電話のそばにメモ用紙(ようす)を置いでおげよ!」

「んだね、お義母(おがあ)さん電話すながら、メモをとる癖があるもんね」

「メモに“・すすや”ど“たぐはいピザ”の電話番号も書いでおげよ」

「パーテイーでもすんの?」

「いや、ちみの料理がくづに合わながったら、ずぶんでたのむんだろうがら」

ピンとこない人のために共通語に直しますと以下のようになります。

石巻弁を忘れないために

小話

週刊新潮12月27日号

母親

「おふくろから電話があって、今晩、こっちへ来るから泊めてくれって」

「あら、たいへん!」

妻はあわてて家じゅうを片づけはじめた。

「電話のそばにメモ用紙を置いておけよ!」

「そうね、お義母さん、電話をしながらメモをとるクセがあるもんね」

「メモに寿司屋と宅配ピザの電話番号も書いておけよ」

「パ―ティ―でもするの?」

「いや君の料理が口に合わなかったら自分で注文するだろうから」

☆☆☆

この一年間、本ブログにご訪問いただきましてまことにありがとうございました。

今年は特に政界においていろいろな意味で心が晴れぬ事も多かったように思います。

来る巳年の新しい年がきっと皆様方にこれまで以上の幸せをもたらす佳き年となりますよう、心からお祈りし、厚く感謝申し上げます。

 

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04好意の法則

04好意の法則

 好きな人からの頼みは断りにくい。

 嫌いな人からものを買いたい人はいないはず。

 チャルデイーニの法則の4番目は「好意の法則」です。

これはきわめてシンプルなもので、「人は、好意を持っている人から要請を受けると、それに積極的にこたえようとする」という心理。

 セールスのコツは相手に好かれること」だとよく言われますが、やはり嫌いな人からものを買うより、好きな人から買った方がいいとだれもが思います。

 同じものを買うとして

見積りは安いがとても感じの悪いセールスマンと

 見積もりはやや高いが素晴らしく好感の持てるセールスマン。

 おそらくほとんどの人は後者を選ぶでしょう。

 そこで、セールスの世界では、とにかく相手に好かれようと努力するのですが、詐欺師たちも同じことを考えているのです。

 結婚詐欺に引っ掛かるのは、まず詐欺師が巧妙に惚れさせて相手を骨抜きにしてしまうからです。「恋は盲目」という言葉の通り、被害者は惚れた弱みに付け込まれ、

「実は借金があって困ってる・・・」

「今500万円を渡さないとヤクザに殺されるかも」などといって緊迫感をあおっていくのです。

 「仕方がない」、と一度でも金を渡せば次から次へと要求がエスカレートし、気がついたら財産のほとんどを奪われていた・・・というケースも少なくありません。

 相手が多額の金を要求してきた時点で、詐欺の疑いを持つべきなのですが、相手がこちらの疑念に対して「俺のことをそのように疑うのか、ひどいじゃないか」

 などと逆切れするので「疑って悪かったかな」と思い、なかなか疑念が捨てきれないので、被害が拡大してしまうのです。 続く

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宮城・石巻弁をまもる。

宮城・石巻弁を忘れぬよう。

朝、久しぶりにNHK・BS1「先輩の課外授業」を見た、途中からだった。宮城県栗原市(旧・栗原郡若柳町)の若柳小学校での課外授業だった。ゲストは「くどうかんくろう?・クドウ・カンクロウ?」と紹介されていたが、文字に直せば、工藤勘久郎かな?くらいに軽く連想して見ていた。

題目は「東北弁で話そう」。対象の小学生達はほとんど東北弁(若柳弁)を話さない(実は話せない)のだが、やがて「いずい*・おしょすい*」などの語を使って脚本を書き、学芸会のようにみんなの前で発表するという授業内容だったが、思わず最後までこれを見た。

☆☆

番組の途中で自分自身もずいぶん石巻弁を忘れかかっていることに気付かされたので、これからは時々石巻弁を思い出して、本ブログに少しずつ記録していこうと思う。なお「工藤勘久郎」と勝手に想像した姓名は『宮藤官九郎』が正しいのだと始めてわかった。

*いずい=違和感がある。

*おしょすい=恥ずかしい

 

懐かしい石巻弁。

小話

週刊新潮12月27日号

おぐりもの

あるおなごがカレスへのプレゼントに

クッチーを買っていだ。

「プレゼント用のラッピングにすてけさいん」

「わがりすた」

「んだげんとも、マナグをくちゃぶってラッピングすてけんねべが?」

「なにす? チレイにつづめねえよ」

「それがいいのっしゃ。『てづぐりだよ』ってわだすがら」

贈り物

ある女性がカレ氏へのプレゼントにクッキーを買っていた。

「プレゼント用のラッピングにしてくれません?」

「かしこまりました」

「でも目をつぶってラッピングしてくれません?」

「はあ? キレイに包めませんよ」

「それがいいの。『手作りよ』、ってわたすから」

 

 

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私は人と違う価値観を持っていますから

私は人と違う価値観を持っていますから

 「みんなやっていますよ」の言葉で、安心してしまう。

そんな周囲に流されやすい心理の法則は、やはり、人をだます時も大いに利用されることになります。悪徳セールスなどでいわゆる「サクラ」を使うのもその一例。

 行列ができている店につい並んでしまうように、本当は怪しげな場所なのにサクラをズラッと並ばせて行列を作ることで、人を連れ込んで品物を不当に高く売りつけたり、あるいはターゲットに近い年恰好のサクラを利用して隣で買わせたりすることで安心させて騙すという手口があります。

 もっともらしいデータを示されても信用は禁物。

「和牛オーナー商法」や、「宝石買い取り商法」のような投資詐欺事件でも。「こんなに多くの人がやっている」ということを強調して、まっとうな投資であることを被害者に信じ込ませたのです。

 いかにも怪しげなマルチ商法にしても、その多くが「大勢の人が申し込んでみんな儲けている」と思い込ませました。

 この法則に陥らないコツは、とにかく疑ってかかることです。「大勢の人が評価している」といっても、そのデータも捏造されたものかも知れんし、単に「騙された人が大勢いる」ことだって考えられます。

 「みんながやっていますよ」とか「こんなに多くの人が申し込んでいます」などと言われても、意に介さず、

「私は他人と違う価値観を持っていますから」と言い返してやりましょう。

 ポイント・フレーズ

「私は人と違う価値観を持っていますから」

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嘉田知事の離婚に思う

嘉田知事の離婚に思う

2008年5月20日

滋賀夕刊新聞

先週、嘉田由紀子知事(57)が35年間連れ添った夫と離婚した。その10日前に二男の結婚式を終えたばかり。知事の家族は幸せに包まれていたとばかり思っていたので、驚くと同時に「熟年離婚」という風潮が現職女性知事まで波及したかと思うと、何ともやりきれない気持ちだ。夫は横浜国立大学客員教授の嘉田良平氏(59)。

「妻が政治に関わるべきではない」との気持ちが強く、知事選への立候補直後から2人の溝が深まっていたという。12日に離婚の届けを出した嘉田知事は当日「県民の皆様へ」と題したコメントを発表した。

 冒頭「35年間連れ添った夫とそれぞれの道を歩む決意をし、離婚届を提出しました。プライベートなことですが、県民の皆さんの負託を受けた知事として、皆さんにお知らせさせて頂きます」

とあいさつ、知事選挙に出ることを決意した時点から、「私は大好きな滋賀県・琵琶湖と結婚する覚悟でした。お互いの人生を悔いのないものにするためには、このたび二人の子供が独立した、という機会もあり、このようにさせていただきました。

この離婚は前向きにお互いの人生を考えて、より良い選択だと納得した結果です」と経過を報告した。最後は「これを機にさらに知事としての責任を果たすため、全身全霊を込めて滋賀と琵琶湖の未来のために仕事をして行く覚悟です」と締めくくった。

このころから滋賀・琵琶湖・未来という語呂が気に入っていたようだ。彼女発想の未来の党もこの辺から来ているのだろう。

嘉田由紀子(14・5・5・9・3)運気10点・大凶名・

主運(人格)田由・10画・大凶

●まれに成功を収めることがあっても、永続性を欠き、家族との別離を生じ、他人との関係も次から次へと支障をきたして困難・失敗に至り、暗い人生を余儀なくされます。病弱短命を免れません。

★★

人に飽きるというのか、男に飽きるというのか、初めは気に入っても時間の経過によって嫌になり、自分の我が非常に強くなって、相手と合わなくなり、孤立していく。そうしたことの繰り返しのようである。

夫の良平氏しかり、今度の亀井静香氏、小沢一郎氏しかりである。

★★★

ついついマスコミの前面に出ていろいろ話すうちにいつの間にかすっかり主役に躍り出たかのように勘違いし、総選挙の結果も総括せず、責任の所在もあいまいにして、阿部知子を共同代表にしてお茶を濁そうとするやり方は、民主党の執行部の「独断の手法」を思わせ、多くの所属議員の顰蹙(ひんしゅく)のみならず、有権者の不興不信(ふきょうふしん)を買う事になった。

とにもかくにも、「生活の党」は森 裕子(通称森ゆうこ)代表を中心に確実に前進してもらいたい。

「生活の党」の政策は間違いなく国民を幸せにし、正しい日本の政治のあり方を目指しているからである。終わり。

 

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03社会的証明の

03・社会的証明の法則

他人がやっていると、つい真似してしまう。

 

周囲の行動に影響されやすいのは万国共通

 

チャルディーニが解き明かした第3の法則は「社会的証明」。

特に日本人はその傾向が強いのですが、人は判断に迷った時、他人の行動を参考にして自分の行動を決めることが多いのです。

 どのレストランへ行こうか迷った時、ネットのランキングを参考に店を決めたり、知らない土地で通行する人の動きを見て何となく駅の方角へ見当をつけたりするのも、この法則による心理です

 影響されやすいのは決して日本人だけではありません。ニューヨークで行われた実験で、突然数人が空の一点を見上げるという行為を繰り返して周囲の人の反応を調べました。

 その結果、実に全体の80%の通行人が、同じように空を見上げたそうです。

 このように、人は周囲の行動に影響を受けやすいと言えます。「たくさんの人が買っているから、いいものなのだろう」とつい思いこんでしまうのです。

 テレビショッピングで「注文が殺到しています」「残りわずかです」などとテロップが出るのは、この心理をあおっているのです。

 逆に人が見向きもしないものならダメだと判断します。

あるドラマが異常なほど低い視聴率に悩まされて打ち切りになったことがありますが、視聴率が低いことが強調して報道されると、「そんなドラマなら見なくていいや」と多くの人が見るのをやめてしまいました。

 中には自分は面白いと思っていたけど、世間の評価が低いことで、見なくなった人もいるかと思われます。

 自分の判断よりも世間の判断を重視しているので、この場合にも社会的証明の法則が作用していると言えるでしょう。

 又、周りにいる人が、自分に似ている、つまり年齢や体形など自分に近い人には、特に心理的影響を強く受けることも明らかにされているのです。続く

 

 

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「生活の党」誕生

生活の党誕生

(滋賀県知事・嘉田由紀子って!?)

11月28日。ちょうど1か月前、「国民の生活が第一」が解党され滋賀県知事の嘉田由紀子氏を代表とし

飯田哲男・阿部知子・山田正彦・森ゆう子の4人を副代表として「日本未来の党」ができた。

これより先、私は10月末から「国民の生活が第一」の政策パンフレットを配布して一人で一万枚弱を配り終えたのが11月25日の日曜日だった。

誰と出会い、何処で政治談議になるか分からない。

服装や身だしなみに気をつけ、言葉遣いにもことさら気を遣った。どこへ行っても反応がよく、消費税を是非とも止めてくれ!!との庶民の心のうちがよくわかったと言えるほど行く先々で「頑張ってください消費税増税は本当に困ります」と声掛けされる事が多かった。相当に反応が良いと思った。この分なら議席を相当数伸ばすのではないかと確信していた。

☆☆

そこへ突然降って沸いた「国民の生活第一」の解党と嘉田滋賀県知事を代表とする新たな党へ参加を決めたというニュースが入ってきた。

こんな土壇場で小沢さんは何を考えたのだろうと思ったが、例のオリーブ構想の一端でそこには選挙の神様といわれる小沢さんなりの勝算有ってのことだろうから、と信じるほかなかった。党代表となった嘉田知事は記者会見で、読売新聞のゴミ、橋本五郎から

「小沢問題にどう対応するのか?」との趣旨で質問されたが、

「小沢一郎を使いこなせないで官僚を使いこなすことはできません」

「小沢一郎を怖がっている人は彼を自己のために利用してきた人達ではないのか」と胸のスク様なことを言い、流石だと思われた。

あのとき、マスコミを代表して質問した読売新聞のゴミ、橋本五郎は

小沢一郎が怖いのではありません。嫌いなのです

と答えていたが、なぜあの時嘉田知事は「小沢一郎問題とおっしゃいますが、無実・無罪の小沢一郎陸山会問題を報道各社はどのような姿勢で報道し続けたのか報道各社はどう総括されますか?」という一言を是非言ってほしかったと思う。

☆☆☆

さて戦いは終わった。だれしもが納得できない結果を引きずって・・・・事前の雰囲気から「未来の党」は、相当な票を取ったはずだが、大掛かりな不正は間違いなくあったと思うしか「説明がつかない容(かたち)」を残した。 

今日、小沢一郎グループは嘉田代表と袂を分かつことになった。嘉田知事(幕下)の人格、実績、と小沢一郎(横綱)のそれとは比べ物にならず、二人の間には埋めようないほどの実力差がある故、仕方がないと思う。 

27日夜-嘉田代表と阿部知子が未来の党を去り、未来の党は森 裕子を代表にして『生活の党』と名称変更し、総務省に届け出をしたそうだ。この方が自然だろう。ここから再出発の狼煙を上げろ!!

(嘉田知事の離婚に思う)へ続く

 

 

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ホームレスの東大卒弁護士②

東大卒のホームレス弁護士②

「都内の弁護士事務所に入っても難しい仕事の依頼が来ると逃げてしまう。それでクビに。新しい事務所を紹介しても変わらず。挙げ句、女を作って・・・」

小料理屋のママと同居し、弁護士は辞めた。だがそのママは病死、金が尽きるとホームレスになったのだ。

そして今年4月に再び失踪-―「いなくなったのは知っています。引き取りに行ったのは孫なのですから」

9月に失踪した葛西氏は11月16日、埼玉県秩父市で一度は保護された。身元引受人となったのが別れた女房との間の娘だった。

「ひどい格好で臭いもひどくてとてもホテルは受け入れてく」れないだろうと孫は自宅に招いた。服を買ってあげお金も数万円を与えるとまた出て行った・・・情けない男ですよ」。情けない話だけでは済まないようだ。

着手金を十五万円払いましたが何もせずにいなくなりました」とは父が肩代わりした消費者金融への過払い金返還請求を依頼した女性だ。「埼玉弁護士会にも相談しましたが、クレーマーと勘違いされました」

マンションのローン減額を依頼した50代の男性は「昨年1月、月二十万円のローンを十五万円に減額出来ないか交渉を頼んだところ、“銀行の役員に東大の同級生が一杯いるから交渉なんて簡単だよ”と言われ、着手金20万円実費5万円抵当権の抹消に使うからと言われ、毎月10万円を届けました。

結局今年4月まで葛西は何もしていなかった。もちろんローンを払っていなかったので、マンションは競売にかけられ、今は車で暮らしています。

男性は埼玉弁護士会に懲戒請求をしている。

[葛西清重(15・6・12・9)大凶名;神経衰弱その他の難治の病症にかかり、慎みを持って行動せざれば足もとから転覆する運気で、特に総格の42画により自我の念を欠き、意志が弱く世間知らずのお人よし。

一生涯うだつの上がることなき衰退運。優れた才能有れども活かしきれず、一時的な成功に終わり、失意と孤独の内に終わる人生を暗示する。]

★★

東大卒の弁護士が、そんなことをするはずがないと弁護士会は当初、話を聞いてもくれなかった。弁護士会が耳を貸すようになったのは、葛西が失踪してからですから、皮肉ですよねえ」寒い年の瀬である。終わり。

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啓発セミナーやカルト教団が悪用する

悪質自己啓発セミナーやカルト教団が悪用する

 こういう場合は自ら一貫性を放棄してしまうのが最も有効な方法なのですが、相手は買うと決めたこちらの意志に乗じて巧みに誘導してくるので、そこを断ち切るのは簡単ではありません。

 相手の話を強引に遮り「それが条件ならやっぱり要りません」と勇気をもってきっぱりと言い放つようにしましょう。

 一貫性の法則は、一時期多発した自己啓発セミナーやカルト宗教等の「洗脳」においても悪用されます。

 このような悪徳団体の事例では、「新しい自己に生まれ変わる」などの目的のために、多額の金をセミナーや宗教団体に吸い取られ、しかも洗脳によって別人のように人格が変容し、一般社会に順応できなくなった人も少なくありません。

 一度強固な信念を植えつけられてしまうと、途中でそこから逃れることは至難のワザです。「自分の選んだ道だと相手に思いこませ、被害者は多額の財産をつぎ込んでも、目的の達成と信じてさらに金を出してしまうのです。

 さらに「ここまで投資したのだから、途中で止めると損をしてしまう」という心理も働き、泥沼から抜け出せなくなってしまいます。

 相手の術中にはまる前に勇気を出して前言撤回を

一貫性の法則には、他人からの強制なら、次の機会に別の行動をとることに抵抗がないのに、一度でも自分で決めた行為に対してはなかなか矛盾した行動はとれないという特徴があります。

 相手はこの心理を巧みについて、「あくまでもあなた自身で決めたこと」ということを強調してくるのです。

 相手の誘導に屈することなく。「おかしい」と気づいたら、たとえ損をしてでも、相手の術中にハマる前に抜け出す勇気を持ちましょう。

 ポイント・フレーズ

『やっぱり要りません!』

『やっぱりやめます!』

 

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ホームレスの東大卒弁護士

よろず世の中138

失踪・ホームレス・また失踪の東大卒弁護士

 東大法学部出身の弁護士とホームレス、同一人物とは想像しにくいが・・・・

埼玉弁護士会所属、飯能市にある西武栄光法律事務所の弁護士葛西清重弁護士(65)が依頼をすっぽかして失踪している。

 「飯能市の阿須運動公園でホームレスをしていた葛西さんと会ったのは、09年12月30日でした」と振り返るのは飯能キリスト教会の中澤イサク牧師。「長髪で髭ぼうぼう、ひどい格好だった。協会のシャワー―を使ってもらい、古着を与えると

信じられないでしょうが、東大出の弁護士です』と言っていましたけど、本当に信じられませんでした」

 社会復帰を勧められ、葛西氏が埼玉県弁護士会に登録したのは翌年(2010年)5月のこと。

 「信者さんたちから融資をしてもらい、アパートを借り、協会内の一部屋を法律事務所として、弁護士活動を再開しました。多重債務の依頼がほとんどだと思いますが、当初は順調だったようです。

でも今年の5月に癌の手術をしてから、おかしくなった。9月にアパートの家賃を3ヶ月分滞納していることが分かり、今後のことを話そうと約束して、翌日アパートを尋ねたのですが・・・」(中澤氏)

40件以上の依頼を放置したまま消えていたのである。

情けない男です。

葛西氏は東大法学部を卒業し、今より狭き門だった司法試験にも20代で合格。のみならず、都立大学総長を務めた法学者の娘を嫁に貰い、順風満帆の法曹人生をスタートしたはずだった。

「娘とは30年も前に離婚しています。知り合いからの紹介で、真面目そうだからと結婚を認めたんです」と元義母は言う。 続く

 

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