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よろず世の中

                 よろず世の中75

                 伊東大貴・飛んだ!

                151戦目でついに初優勝

ノルデイックスキーW杯ジャンプ札幌大会第1日目は札幌市の大倉山ジャンプ競技場でおこなわれ、伊東大貴(26)=雪印メグミルクが、

一回目134メートル、二回目130メートルと安定した飛躍を二本揃えて、合計252・6点と2002年3月のW杯初参加から通産151戦目で初優勝を飾った。
2位のバルダル(ノルウエー)とは僅か0・1点差、
距離にするとほんの5cmの差だった。

「今までの人生の中で一番喜んだ」と声を弾ませた。

8度目の表彰台で初めて真ん中に立ち、最高の笑みを浮かべた。
                     ☆

続いて29日行われた札幌市の大倉山ジャンプ場の国際スキージャンプ大会で、日本の伊東大貴選手は一回目127・5メートル2回目で137メートルを飛んで、逆点で優勝、2連勝した。

                     ☆☆

過去日本人のスキージャンプ優勝者は十数人いるそうだ。

葛西紀明。船木和喜。原田雅彦。岡部孝信。秋元政博。
東  輝。斎藤浩哉。湯本史寿。一戸 剛。宮平秀治。
西方仁也。などの各選手がそれで、その中でも特に

伊東大貴(6・8・3・12=運気100点)選手は、完全大吉名者である。

これからもどんどん活躍して行ってほしい。

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釈尊のことば95

                   釈尊のことば
    
          95:口先だけで何もしてくれない人は友達ではない。

恥知らずにも、「私はあなたの友達だよ」と口先で言いながら、自分に出来ることをあなたから頼まれても、「いや・・・今はたまたまペットの世話が忙しくて」などと、理由をつけて何もしない人。

こんな人のことは「実は友達じゃない」と幻滅しておくとよい。

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いのちの地平

                    いのちの地平
                    医師の胸裏・2

                 「何が最善?」続く模索

遷延性意識障害をめぐり、世界的な論争を巻き起こした事件がある。「ローマ法王庁も『放っておけない』と、国際シンポジュウムを開いたほどだ」

私達はシンポに出席した日本カトリック医師会長の石島武一さん(78)に話を聞いた。

事件は1990年摂食障害で心停止し、遷延性意識障害と診断された米フロリダ州のテリ・シャイボさんをめぐり、夫が、それまで8年間続いていた栄養と水分の補給中止を求めて、提訴したことに端を発する。

                   政治問題に発展する

裁判所は夫の訴えを認めたが、シャイボさんの両親は反対した。州議会や連邦議会が中止を阻むための法案を提出。州知事、さらには大統領が補給の継続に支持を表明するなど、政治問題にまで発展した。

米連邦最高裁まで争われた訴訟は夫の勝訴で決着した。
2005年3月、シャイボさんに栄養などを送っていたチューブが取り外され、約2週間後に衰弱死した。

ローマ法王庁主催のシンポジュウムは2004年3月、イタリア・ローマで開かれた。石島さんら出席者を前に、当時のローマ法王ヨハネ・パウロ2世は、こう強調した。

「人の価値と尊厳は病気や障害によって変わらない」
「回復の見込みのない遷延性意識障害患者の栄養と水を断つことは正当化されない」

だが。石島さんは「延命処置を絶対止めてはいけないという法王の見解は、果たして正しいのだろうか」という思いが消えない。

                    差し控え公然に

日本カトリック医師会が2003年全国のカトリック病院で勤務する約200人の医師から回答を得た調査では遷延性意識障害の患者に栄養や水分の補給による延命措置を「していない」「しないこともある」と答えた医師が半数近くを占めた。

厚生労働省は2006年「終末期医療に関するガイドライン(たたき台)」を公表し、延命処置をする場合としない場合の判断基準を実質的に示した。

それ以降、日本医師会や日本救急医学会などが同様の指針を相次いで発表した。医療現場でひそかに行われてきた延命措置の「差し控え」は既に「公然」になりつつある。

最近は、腹部にあけた穴から管で流動食を送る「胃ろう」をめぐる議論が活発だ。日本老年医学会は昨年12月、胃ろうなどによる栄養、水分補給の在り方に絞った指針案を公表した。

指針案は『家族が介護に疲れ、早く終わらせたいと考える場合もある・・・家族都合で左右されないよう配慮する」とする一方「本人の意志や、意思の推定のみに依拠する決定は危険」として、家族の意向も踏まえるよう求めている。

二律背反のように見えるが,「生」が自分ひとりで完結するものでなく、その「生」を支え、かかわり合う人々と切り離すことができないという事実を改めて示しているにすぎない。

「まずは社会として、できる限りのケアの環境や、仕組みを整えることが必要だ」石島さんはこう強調し、続けた。

「家族が介護に疲れきるというのは、現在の医療や、介護の制度が十分に機能していないからに他ならない。
患者と家族にとって何が最善かを議論するのは、それを充実させてからだと思う」


私の知り合いも胃ろうの手術を終えたばかりだが一日も早い意識の回復,病状の全快を祈るばかりだ。
              終り





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釈尊のことば 94

                  釈尊のことば

            94いっそのこと独りぼっちも清々しい。

現代の人々は、この人と付き合って、どんなメリットがあるかしらん」と損得ばかりを無意識に計算しつつ、他人と親しくしたり優しくしたりする。

今の世の中では、損得計算する欲望に汚染されていない真の友達は得難い。

あなたの周りにいる人たちが自分の損得にこだわるこざかしさにはまっているならば、いっそのこと一人になってみるのも清々(すがすが)しいだろう。
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揺れる心・医師の胸裏

                  いのちの地平

                   医師の胸裏

                 絡む思い 導けぬ答え

「withhold」。医療現場で使われるこの言葉は、終末期を迎えた患者への治療や、栄養、水分の補給、つまり延命処置を「差し控える」という意味を持つ。

                 半歩譲った治療

日本カトリック医師会の石島武一さん(78)=東京都=は「2005年に最初で最後の『withhold』 を経験した」と、私たちに明かした。

日本カトリック医師会は、キリスト教カトリック系の病院などに勤務する医師らで作る全国組織で、会員は今、約800人いる。

石島さんが担当した患者は意識不明となった98歳の男性。点滴を受け付けなくなり、「鼻から薬を管で入れるか、胃ろうを設ける必要がある」と家族に告げると「要りません」と断られた。石島さんは家族の意向に従い、翌日男性は亡くなった。

「医師は『差し控えをしている』と表立っては誰も言わないが、実際はよくある。点滴の量を減らしたり、肺炎になっても抗生剤を投与しなかったり・・・」石島さんは「半歩譲った治療」とも表現した。

40年以上脳外科医として治療の現場で過ごした石島さんにとって、「悩みに悩んで、いまだに解決できないのが遷延性意識障害患者の問題だ」と言う。

1961年都内にある大学病院の脳外科病棟に配属された石島さんら新人医師の仕事は、思い意識障害がある患者らの処置だった。

当時は定期的な体位交換も行われておらず、患者の体は褥瘡(じょくそう=床ずれ)だらけだった。「出勤すると、まず患者を起こして褥瘡の包帯を交換し、体を拭いて軟膏を塗る。再び包帯を巻いて体を横にする。その繰り返しだった」と振り返る。

新人医師の脳裏には「この状態で生き続けさせることが患者本人のためになるのだろうか」という思いがよぎった。
                    後に残る苦悩

当時は高度経済成長真っただ中、医療も飛躍的に進歩し「それまで助からなかった命」の多くが救われるようになった半面、思い意識障害が残る人も増えた。

「必死に治療した結果、遷延性意識障害を生んだ経験は、脳外科医なら誰でもある」と石島さんは言う。後に残ったのは「苦脳」だ。

「患者の家族も様々だ。『あの時なぜ、命を助けたのか』と、医師にやりきれなさをぶつける人もいれば、『どんな形でも、一分一秒でも長く生きさせてほしい』と願う人もいる。

厚生労働省が2008年、一般の人や、医療介護関係者を対象に実施した「終末期医療に関する調査」では患者が遷延性意識障害で「治る見込みがない」と診断した場合、延命治療をどうするかとの問いに対し、「延命治療を続けるべきだ」と答えた医師の割合は、わずか9%だった。

一方家族がそう診断された場合に「延命治療を望む」と答えた一般の人は約17%。自分自身が診断された場合に「望む」とした5%に比べかなり高い。

医師や患者、家族の思いは複雑に絡み合い,ときほぐす糸口さえ幾重にも別れている。

「解決策がいまだに見いだせない」石島さんは何度も繰り返した。
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釈尊のことば93

                   釈尊のことば

               93・友人もどき パート4

あなたへ。

次の四つのポイントがそろっているような「財産を減らすきっかけになる友」は、実は友ではなく、友人モドキだと幻滅しておくように。

① 「自分の内面を見張る感情コントロールを破壊する原因、すなわちアルコール類を飲みに行く時にばかり同行する。

② 夜遅く、街に遊びに出かけるときにばかり同行する。

③ 映画やコンサートなどの、自分の自分の内面から目をそらす娯楽に行く時にばかり同行する。

④ ドキドキ興奮して自分の内面を忘却してしまうこと、すなわち、ギャンブルをする時にばかり同行する。

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いのちの地平・

                    いのちの地平

                   植物状態を越えて

                  「無言の圧力」を懸念

昨年12月上旬、超党派の国会議員約90人で作る「尊厳死法制化を考える議員連盟」の総会。次期通常国会に「終末期の医療における患者の意思の尊重に関する法律案(仮称)」を議員立法で提出する方針を決めた。

回復の可能性がなく、死期が間近と判定された場合、本人や家族の希望で、栄養・水分補給を含む延命処置をしないことを認め、医師の責任も問わない――。法案の骨子だ。

議員が震災直前から本格化させた法制化の議論に、私たちは注目してきた。議連は2005年に発足したが、さまざまな曲折があり、法案の具体化には踏み切れないでいた。

                     法制化へ要望書

背中を押したのは、法制化を悲願とする日本尊厳死協会(本部東京)だ。昨年3月初旬に開かれた前回の議連総会で、協会は法制化に向けた要望書を提出した。その最初の項目には、「尊厳死の対象に『遷延性意識障害(植物状態)』を加える」とあった。

「会員の多くは、遷延性意識障害を背景に(念頭に)入会している」総会の席上、協会の井形昭弘理事長はこう述べ、「介護を続ければ10年でも生きられる。だがそれを『尊厳生』と言えるかどうか」と続けた。

議連会長の増子輝彦参議院議員(福島選挙区)は私たちに「『死期が間近』とはどういう状態を指すかについては、様々な意見がある。(遷延性意識障害などの)文言を出すのは難しい」と、胸の内を明かした。

法案骨子の中に“遷延性意識障害”の文字はない。協会には東北6県の約3800人はじめ、約125000人が登録している。

協会のホームページによると、会員は、「傷病で『不治かつ末期』になったときに自分の意志で死に行く過程を引き延ばすだけにすぎない延命措置をやめてもらい、人間としての尊厳を保ちながら死を迎える」ため、尊厳死の宣言書(リビングウイル)を作成する。

協会は昨年、リビングウィルの文言を28年ぶりに改定した。宣言の対象範囲に「生命の維持装置なしでは生存できない状態」を加えた。「数か月以上に亘り、植物状態に陥った時」としていた表記は「回復の見込みのある者が含まれるという誤解を避ける」ため、「回復不能な遷延性意識障害(植物状態)に陥った時」に改めた。

                   
                 「お互い尊重を」

私達は協会本部を訪ね、遷延性意識障害に関する連載を続けていると伝えた。高井正文事務局長は「生きるための治療を続けて欲しいと思う患者には、頑張ってもらいたいし、その意思も理解する。

だが過剰な延命措置は嫌だという意思も理解してもらいたい。お互いが尊重し合えばいい」と話した。

岐路で選択する「生」と「死」という二つの道は、決して交わらない。わたしたちも、どちらの道が正しく間違っているかを論じることはできない。ただ尊厳死をめぐる「お互いの尊重」は成り立つのだろうか。

誰かが自分の尊厳のために、遷延性意識障害の生を否定することは、他の誰かの遷延性意識障害の生をも否定する「無言の圧力」となりはしないか。

私たちはそれを心配している。

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釈尊のことば92

                   釈尊のことば
                
                92・友人もどきパート3
あなたへ

次の四つのポイントがそろっているような「あなたが喜ぶことばかり言う友」は実は友ではなく、友人モドキだと幻滅しておくように。

① あなたにとって悪いことでも「うんうん、そうだよね」。と口先で同調する。たとえばあなたがグチを言っていて自分の心を醜くしていても、いい加減に「そうだよねえ」などと言う。
② あなたにとって良いことでも、あなたに「そうだよね」と口先だけで同調する。あなたが素敵なアイディアを聞かせても「そうだよねえ」と言いつつ、せっかくのよいこともまともには聞いていないので、会話が弾まない。
③ 目の前ではいつもあなたのことを「へえそうなんだあ、すごいねえ」とか「さすがだね、尊敬するよ」などと褒める。
④ あなたのいないところでは「あの人ってちょっと褒められると調子に乗るからちょっとね」などと陰口を言う。

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揺れる心

                   揺れる心
                 意思に背き「生きて」

東日本大震災の発生から約1ヶ月後、、山形市の小山田優さん[3・3・5・17・(1)・・運気10点凶名]は66歳で亡くなった。

2008年11月に脳梗塞で倒れ、遷延性意識障害(せんえんせい・いしきしょうがい)となって、2年5カ月目だった。

「震災後、体調が目に見えて悪くなりました。すごく不安そうな様子でした」。震災前から優さんの介護生活を取材していた私たちに、妻の小山田通恵[3・5・14・12・・運気10点凶名]さん(64)から訃報が届いた。

優さんは震災後に呼吸困難がひどくなり、肺不全に陥ったという。優さんは仕事が多忙を極めた、30代後半に不整脈が出始め、生命保険の加入もできなくなった。

                  「治療はするな」

「自分はいつ死ぬか分からない、寝たきりになったら治療はするな。死なせてくれ」と口癖のように通恵さんに繰り返した。「お前(通恵さん)がそうなったら話は別だ。下の世話までする」と言ってくれたのが、うれしかった。

二人は「還暦が過ぎたら日本尊厳死協会に入ろう」と約束していた。それが叶う前に優さんは倒れた。

「旦那さんがもし人工心肺が必要な状態になれば、付けますか」優さんの体調が一時悪化した2010年春医師にこう尋ねられ、通恵さんは即答できなかった。

考えた末、「機械は使わないで、可能な限りの治療をしてほしい」と頼んだ。
元気なころの優さんの意思に沿っていないことはわかっていた。わたしのために生きていてほしい。生きているだけでいい。とにかく助けて欲しい」と思った。

優さんは、寝たきりで動けなかったが、通恵さんが「口をきれいにするよ」と言うと口をあけた。ペンを持たせるとスケッチブックの上でペンを動かし続けた。

確実に意識はあると通恵さんは思った。

                    気持ちどちらに

倒れてから夫の気持ちは「延命」と「尊厳死」のどちらに傾いていたのか。通恵さんは今も判断がつきかねている。

初めは目に力があった。「おれはまだ死にたくない」と言っているように感じた。体調を崩しても持ち直した。

「夫は生きる意欲を失っていないから頑張っている」と信じた。亡くなる1年ほど前から優さんは鉄アレイを握ったり、お手玉を投げたりするリハビリに、急にやる気を見せなくなった。

「むなしい」。通恵さんは衝動的に、尊厳死協会の入会申込書を取り寄せた。

亡くなる3日前、優さんは通恵さんによわよわしいまなざしを向けた。「まだ生きなきゃならないか」と言う優さんの声が聞こえた気がした。

「生き続けるのをあきらめたのかな」、と思った。
「私が付き添っていたのにごめんね」通恵さんが謝ると、優さんは手を握ってきた。まるで『お前のせいじゃない』と言っているかのようだった。

「夫は私を大切にしてくれた、だから私も夫を大切にしなければならないと思って、介護を続けてきた。人と人の関係って、その時その時の “点”じゃなく、同じ時を過ごしてきた“線”なんだと思う」。

通恵さんは涙ぐんだ。取り寄せた入会申込書は手つかずのまま、どこかへ消えた。

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釈尊のことば91

                  釈尊のことば
               
                91友人もどきパート2

あなたへ。

次の四つのポイントがそろっているような「口先だけの友」は、実は友ではなく、友人モドキなのだと幻滅しておくこと。

① 「あー、残念。今週は用事があっていけないけれど、先週誘ってくれたら行けたのにな」などと、過去の「ありえないこと」でおもねる。
② 「むむむ…残念。今日はフォークダンスの練習をしたいからダメなんだけど、また今度暇なときなら、あなたの仕事を手伝いますよ」などと、未来の「ありえないこと」でおもねる。
③ あなたが困っているのに、その困難を解決するのには役立たない、しかし口当たりのよい言葉でおもねる。
「それは困ったわねぇ。ところであなたの猫ちゃんは元気?あんなかわいい子がいていいわねぇ」など。
④ 「今、これから」と、あなたが打診したことに対しては、「ごめんなさい、今は無理」と断ってくる。

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