桑名市長選に『嘉田、未来塾出身者』が圧勝！！

桑名市長選で「嘉田未来塾出身者」が圧勝！！

 さる１２月２日に行われた三重県桑名市の市長選挙に立候補した伊藤徳宇（なるたか）氏（３６歳）が、現職の水谷　元（げん）氏（５６歳）を大差で破り、初当選した。

 水谷氏は過去１７年の間市長を続け、合併後の桑名市においても今回は３選目を目指したが、前回に続いて２回目挑戦の伊藤氏に３倍差をつけられ、落選した。

 伊藤氏は嘉田未来塾の出身で、今回は未来塾推薦。

 水谷氏は民主・自民・公明・維新の４党相乗りでの推薦を受けたが、３倍差をつけられ落選の憂き目を見た。

それにしても未来の党に対する期待は、ものすごいものがある。

全国のマスコミはこの事実をひた隠しにする。困ったものだ！！！

 当選・伊藤徳宇３６（なるたか）４２．３５４無職、元市議、未来の党推薦

 次点・水谷　元５６（げん）　　１６．２５４現職市長

民主・自民・公明・維新の四党推薦

 

☆☆

前回の市長選は、２００８年１１月３０日に投開票された。

 当選・水谷　元（５２）　　　　２３、２４９

次点・伊藤徳宇（３２）　　　　１７、４８５

津坂勝哉　　　　　　　　　　　　　７、２３５

岡村信子　　　　　　　　　　　　　６、５６６

 ◎桑名市では平成２１年以降収賄や競売入札妨害事件などで市の職員４人と市長の私的運転手が逮捕された。

　伊藤氏は「元市長の長期政権、多選の弊害で、組織が硬直化し停滞している」と主張し、「市民と一緒になり、信頼される市政に刷新したい」と訴えて支持を集めた。◎

市民団体が昨年末に水谷氏の解職請求（リコール）運動を展開したが、期限内に必要な数の署名が集まらず、お流れになった。

 このことで水谷市長は変な自信を持ったのかも知れないが、やはり市民は「事の善悪を見抜いていた」のだろう。

 ◎今の衆院選への影響を恐れてか、マスコミはこの選挙の結果を報道しないので、できる限り皆様に拡散願いたく、よろしくお願い申しあげます。◎　終わり

 

 

第１３章・東日本大震災と日本人

第１３章・東日本大震災と日本人

１３７回

３・１１震災救援プロジェクト

 宝島社からこの本、「憚りながら」を文庫にするという話がきて（文庫化に際して）何を語ろうかと思っていた矢先にこの地震（東日本大震災）だ。

 地震が起こった当時≪２０１１年３月１１日午後２時４６分）俺は都内のマンションで碁を打ってたんだが

「エラく揺れたな。これは阪神大震災と同じくらいの規模かな」と思ったぐらいで、被害は大したことなかった。

 ところがその後、テレビを見ると、東北地方が津波に襲われてエラいことになってるじゃないか。

 これはちょっとよそ事みたいにしてるわけにはいかんと思ったよ。

 ◎２０１１年３月１１日午後２時４６分、宮城県三陸沖で「マグニチュード９」の国内観測史上最大の地震が発生。地震、さらには津波で、岩手、宮城、福島が沿岸部を中心に壊滅的な被害を受けた。

 死者行方不明者は２万８０００人近くにのぼり（４月１１日現在）避難者は全国で５７万人に達した。被害の全貌は今なおあきらかになっていないが、政府試算によると、被害総額は最大１６～２５兆円に及ぶとみられ、戦後最大最悪の自然災害となった。◎

 それでまず、袴田事件の映画の脚本を書いた夏井辰徳（第１２章参照）を先発隊として（情報収集のために）東北に向かわせたんだ。救援物資を送るにせよ、現地の状況が分からんことには話にならんからな。

 ◎故野村秀介の門下生だった夏井は、野村の自決後（１９９３年、第６章参照）野村の親友だった後藤から薫陶を受けた。そして後藤の支援のもと、「国家としての誇りを取り戻し、真の伝統文化に根ざした独立国日本」を目指すボランティアチーム「雨やどり」を結成した。

 後藤の地元富士宮市で半自給自足の生活を営む一方で、第２次世界大戦の激戦地となり、約２万人の日本兵が戦死したソロモン諸島最大の島、ガダルカナル島での残砲弾処理や遺骨収集活動などを続けている。

 そして今回の東日本大震災を機に、夏井は新たに「日本の魂、精神の復興」を目指す、「ＲISE日本」を結成。

 後藤が組織した震災救援隊は後藤の頭文字と「ＲＩＳＥ日本」を合わせ、「憚りながら支援者後援Ｇ－ＲISＥ日本」と名付けられた。「Ｇ－RISＥ日本」の代表には夏井が、副代表には夏井と志を同じくする徐　裕行がついた。◎

 まずは夏井と徐の２人が先発隊として、ワゴン車一杯に水と食料、それと携行缶入りのガソリンを詰め込んで出発したのが、１２日午後６時頃だった。

 高速が通行止めになっていたんで、国道４号線を北上して仲間がいる福島県須賀川市に入ったのが１３日の午前３時。その時にはすでに福島の原発で爆発が起き、２０キロメートル圏内の住民に避難指示が出されていたんだ。　続く