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TPP参加は国民への裏切りだ・2-1

TPP参加は国民への裏切りだ・2-1

 今回の日米会談で、と言っても、安倍がオバマのご機嫌うかがいと、自己の長期政権狙いに日本の国家・国民を裏切り、TPP参加を意思表示に行っただけのことなのだが、

焦点となっていた『環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)』について(マスコミや政府は「戦略的経済」の文言を外して国民に隠し、「環太平洋連携協定」とボカして発表している=このこと自体がすでに国民をだましていることになる←永人)両首脳は、「すべての関税撤廃があらかじめ求められるものではない」とし、コメなどを聖域とする「余地」確認したそうだ。(これは嘘で、米国はすべてが対象品目と言っている=聖域も例外もない←永人

 安倍首相は帰国後に自民公明両党に会談内容を報告。交渉参加の可否を「政府の専権事項」とするとともに、参加の意向を近く表明する考えを示したという。

 自民の高市早苗政調会長と山口那津男公明党代表は判断を「首相一任」とすること民主党の悪しき党幹部独裁の手法を模倣したのだろう←永人)を了承。首相帰国後、交渉参加の動きが一気に加速する公算は大きい。

 何ともむちゃくちゃ過ぎるほどの急ぎようだ。

 だがTPP参加交渉に伴う利点や不利益など国民に示された判断材料はあまりにも乏しい、と言うよりもほとんど示されていないのが実情だ。

 しかもマスコミはTPPに関しては大政翼賛的報道に徹していると云える。

 政府もマスコミも生産者と消費者、農業と輸出産業など利益が対立する層が存在し国論が二分される、とうそぶいているが、実質は国民のすべての生活に絡んでくる大きな変革(暮らしぶりの悪化←永人)が強制,強要される重大な問題がはらんでいる。

 TPPの内容が説明不足のまま大きな転換点を迎えようとしていることに、大きな不安を覚えるのだ。

 自民党は昨年末の衆議院選で「聖域なき関税撤廃が前提なら不参加」という公約を掲げた。

 安倍首相自らも、国益を優先し交渉参加を判断すると明言していた。

 米側の説明は、2011年11月の「TPP交渉のアウトライン」の枠を出るものではない。

 各国が配慮を求める例外化要望品目に交渉の余地が残らないことは、事前協議のやり取りの中で分かっていたはずだ。

 民主党政権当時と条件的に大きな変化が生じていないにもかかわらず、安倍首相がすんなりと壁を越えようとしていることに、国民不在のまま進められる議論の危うさをひしひしと感じられてならない。

 先の衆院選で農村部を地盤とする民主党候補者が党中央のTPP前向き参加対応と反対する支持者の圧倒的な声との板挟みになったケースが多かったことは記憶に新しい。

 交渉参加に前のめりになっていた民主党野田政権に対し、自民党は「条件次第で不参加」だと言いきっての公約で対抗、農業者などから相当の支持を得た。

 今、明確な理由を説明することがないまま、首相が「交渉参加への前向き姿勢」に転じるのは、生産者から託された期待を完全に裏切るものではないか。云わば安倍晋三は菅直人、野田佳彦に劣らぬ鷺氏(詐欺師←永人)だ!

 民主党があれだけ消費税で公約を破ったのだから自民党がTPPで公約を破ってもユルサレルだろうとでも思っているのか!!  続く

 

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今に続く黒澤 明監督の警鐘・三

今に続く黒澤 明監督の警鐘・三

 「早くここへ、この星へ逃げてこなければいかん、早くこの星へ(急に窓の外を指さして)。ああ、地球が燃えとる、ああ、地球が燃えとる」原田はそれをただ呆然と見守るだけであった。

 そしてラストは病院から帰る原田が喜一の子供を連れて面会に来る喜一の妾の朝子とすれ違うシーンで終わるが黒沢の警鐘は最後まで続いて行く。(特に1990年政策の『夢』では将来の原発事故に警鐘を鳴らし、富士山近郊の6つの原発が次々と爆発し、愚かな人間達が逃げ惑う姿を捉えている)

 ★

 実際この映画がつくられて60年近くも経つが、愚かな人類は米ソの果てしない核ミサイル競争だけでなく、中国さえも地球が全滅するほどの核を保有し、

 イスラエルとイランの核戦争開始は時間の問題とさえ言われ、北朝鮮の度重なる核実験が地球全体を脅かしているにもかかわらず、世界は有効な手立てが全く無いと言っても過言ではない。

 しかも、日本においては2013年2月10日のNHKスペシャル「核のゴミどこへ・・・検証・使用済み核燃料」で述べられているように、日本の核燃料サイクル計画」は、

 ●提言書を出した経済産業省の若手官僚たちだけではなく、

●核燃料サイクル計画を制作した当時の官僚たち、

●当時の電力会社幹部たちでさえ、

安全性だけでなく、経済的にも完全に破綻していることを認めている。

 それにもかかわらず、政府が核燃料サイクル計画の実行を決めたのは福島原発事故後の23回にわたる原子力委員会の秘密会議であり、会議に出席した鈴木達治郎委員長代理は、番組で

 「今の自分たちが属している団体や組織の利害というものが、今のサイクル政策にやはり、え~・・・直結しているということで『やっぱり事業に影響が出るから止めて欲しい』と・・・」と述べていた。

 すなわち核燃料サイクル計画がどのように危険であろうと、しかも経済的にも破綻しており、国民に何十兆円の損失を与えようが肥大し生き続ける組織は喰いついた利権に“どうにも止まらない”ことを意味しているのだ。

 それは日本の財政危機についても全く同じであり、日本が破綻しても喰い尽すまでは“どうにも止まらない”のである。

 そして世界の核戦争危機においても人類が一端口にした欲望の果実は、欲望配分の適正なルールが構築されない限り、たとえ人類が滅亡しても喰い尽すまで“どうにも止まらない”のである。

 それを黒澤 明は今も警鐘しているのだ。―完―

 

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今に続く黒澤 明監督の警鐘・二

今に続く黒澤 明監督の警鐘・二

 又、歯科医で調停委員の原田(志村 喬)は当時の良心的知識人を代弁しており、喜一を準禁治産者として認めることに抵抗するが、喜一の一族に押し切られ、以後良心の呵責を感じていている。

 結局準禁治産者にされた喜一は追い込まれ、正気さえ失い、一族が依りどころとしている工場を放火で全焼させる。

 翌朝、喜一は呆然と立ち尽くす家族や工員に水浸しの地面に土下座をして謝っている。

 工員の「俺たちはどうなってもいいのかね」という声に「すまなかった。すまなかった。お前たちも連れて行く。自分たちだけが助かっても・・・・皆が助からないといかん」とただただひたすら謝罪するのだ。

 当時の御用知識人を代弁するかのような長女の夫(清水将夫)の「でもね、お義父さんもみんなのことを考えてくれないと・・・第一ブラジルへ行こうが、どこへ行こうが、水爆に対して安全な場所なんか地球上にないですよ。水爆400トンで地球は丸焼けですよ。

 しかも世界の水爆保存量はとっくにその量を超えている」と言う言葉に末娘のすえ(喜一の理解者)は

 「何さ、あんたなんか偉そうに口先ばっかりで、本気で考えたことなんかないのに。お父さんは、お父さんは、一人で考えて、考えて、皆のことを心配しているのに。考えないのはあんたたちよ!」という怒りの叫びが胸に突き刺さってくる。

 そして喜一は結局この後精神病院に入る。

 ★

 呵責を感じている調停委員の原田が喜一を見舞いに行くと、精神科医(中村伸郎)が次のように言う。

「私はあの患者を見るたびに、ひどく憂欝になって困るんです。こんなこと初めてです。

 狂人と言うのはそりゃ憂鬱な存在であることには違いありませんが、しかし、あの患者を見ていると、何だかその正気でいられる自分が、妙に不安になるんです。

 狂っているのはあの患者なのか、こんな時世に正気でいられる我々がおかしいのか?」

 そして訪れた個室の病棟では喜一は「よくおいでなさったなあ。ここなら大丈夫だ・・・その後地球はどうなりました?まだ大分人が残っておるじゃろうか?人はまだ沢山おりますか?」

 うなずく原田に「そりゃいかんなあ。それはいかん。早く逃げないと偉いことになるぞ。なぜ解らんのかな?――続く

 

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「どうにも止まらない」今に続く黒沢明監督の警鐘

“どうにも止まらない”

今に続く黒澤 明監督の警鐘

 msehi

1955年、黒澤 明監督が『生きものの記録』を世に出した時、黒澤は「世界で唯一の原爆の洗礼を受けた日本としてどこの国よりも早く、率先してこういう映画を作るということは当然誰かがやるべきだ」と述べている。

 この前年ビキニ環礁で水爆実験が強行され、“死の灰”をかぶった第五福竜丸の船員が亡くなる事件が起こり、米国による南方からの放射能、さらにはソ連による北方からの放射能が日本各地に降り注ぎ、ラジオでセンセーショナルに報道されたが、小学校4年生だった私もよく覚えている。

 又、同年中曽根康弘などが提出した“原子力研究開発予算”が国会で承認され、日本の原子力発電の歩みが、開始された。

 『生きる』や『悪い奴ほどよく眠る』で述べたように黒澤 明の“時代への先見性”には優れたものがあり、

 “平和利用”という原子力時代の幕開けを誰よりも恐ろしく感じていたことは明らかだ。

 すでに「羅生門」「生きる」「七人の侍」を世に出した黒澤は、日本映画監督の第一人者に上りつめていただけでなく、世界の黒澤になっていたにもかかわらず、

 時代の流れに抗した作品を制作した背景には、戦時下で反戦映画『一番美しく』を制作したように日本が深刻な状況に陥っていくことを黙って見ていられなかったのだろう。

『生きものの記録』を今再び見るとき主人公の中島喜一(三船敏郎)を通して黒澤 明の「時代への苦悩」と「積極的な抗議」への姿勢を感じずにはいられない。

 ★

 映画は一代で鋳物工場を興し、成功した中島喜一(三船敏郎)が原子爆弾などによる放射能を極端に恐れるようになり、

安全なブラジルへの一族移民を独断で計画したことにより、一族から禁治産者の申し立てがなされるところから始まる。

結局一族のほとんどは将来の安全を、喜一が築いてきた現在の富である「工場やお金」に求めた。

 それはまさに被爆国日本が原子力を容認することを暗喩している

 もっとも、喜一の理解者が全くいないわけではなく、妻のとよ(三好栄子)を除き、末娘すえ(青山京子)と彼の赤ん坊を育てる妾の朝子(根岸明美)の存在であり、将来世代の母なのである。二へ続く

 

 

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「原発出て行け」と連呼の隣人を告訴。

「原発出て行け」と連呼の隣人を告訴。

(東北電力の社員一家…仙台地裁へ)

 自宅に向って「原発出て行け」などと連呼され精神的苦痛を受けたとして東北電力の男性社員と小学2年(8歳)の長男ら家族3人が2月21日までに近所の男性を相手に約540万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。

 訴状によると、2012年7月、近所の近所の男性は飲酒運転し、仙台市内の東北電力の男性社員宅のコンクリート壁に衝突、破損させた。

 社員が修理費の支払いを求めたところ、社員宅に向かって、「原発爆発させて何やってるんだ」「東北電力は出て行け」などと大声で叫んだという。

 他にも庭先で遊んでいた長男に向かって「原発でて行け」連呼するなど,合計20回以上嫌がらせを受け、一家は精神的苦痛を受けたとしている。

 

街の声

●原発が爆発したことにより、私が受けた精神的な苦痛は誰が補償してくれるのだろうか、とは思う。

 電力会社の社員やその家族に罵声を浴びせたりすることが、よいとは全く思わないが、放射能を吸いこんだりすることとどっちがマシかと言われれば、罵られる方がマシと言うのが自分の価値観ではある。

 ●このような電力会社社員に向けての運動が日本全国で広まることを強く望む。

 (永人所感)

 東北電力社員に向かって罵声を浴びせるのは筋違いだろう。発端は「自らの飲酒運転が原因の物損事故」であり修理費の賠償は当然のことである。

一方福島の避難を余儀なくされた住民は東京電力と国に損害賠償や慰謝料などを請求するのは当然なことである。

 ●本事例と東京電力福島原発事故は何ら無関係。つまり反原発運動と本件事例は関連性を持たない。

 ●このような東北電力の社員に対するいやがらせは、東京電力への原発、並びに全国の原発反対の真面目な運動への足引っ張りになりかねない。

●成るものは成る。 ならぬものはならぬのである。

 

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麻生太郎のマフイア・ファッションは150万円?

 

麻生太郎のマフイア・ファッションは150万?

 先に開かれたモスクワでのG20・首脳、蔵相会議に出席のため出発した麻生太郎副総理、兼財務相の服装は国民のだれしもが思った通りマフイアスタイルそのものだった。

 米国ウオールストリート・ジャーナル紙は「ギャングスタイル」だと書いた。

 ★

 黒の帽子を曲がった口に負けじと斜めにかぶり、襟元にファーが付いた黒のロングコートに薄いブルーのカシミヤのマフラー。

 専門家の見立てによれば、総額はざっと150万円なそうだ。

 「写真でチエックしただけなので生地感が分からない。あくまで見た目の予測ですが、小物以外はオーダーメイドでしょう。まずスーツは袖口に重ねボタンを使用しているでしょう。これは高級品の証拠で40万~45万円はします。

 ファー付きのコートは多くは既製品のため60万円とみています。オーダーなら倍の120万円。

 マフラーは上質なカシミヤかビキューナ(ラクダ科)の可能性もあるため、10~15万円とみました」(スタイリストの嶺井 淳氏)

 帽子はイタリアのブランド『ボルサリーノ』と推測される。

「ラビットフアーのフエルトの中折れ帽は、『ボルサリーノ』の製品であれば5万から10万円ぐらいします」(関係者)

 ★★

 いいものを着ているのはよくわかったが、センスはどうか。

「身長が高くなくナデ肩の麻生氏にはロングコートは似合わない。いま時、襟にフアーの付いた、コートを着る男性は珍しいですね。

 あのタイプの帽子は顔の大きいタイプでないとこなせない。祖父の吉田 茂の影響でキチンとしたものを着たいというのは伝わりますが、時代に合っていない。

 相手は『気負って来たな』と思わず苦笑でしょう」

(ビューテー・コンシュルズ、クリス富平)

 服は金をかけりゃいいってもんじゃない。こんな格好付けばっかりしている世間知らずの財閥のボンボンだから、国民の懐もようなど知る由もないし、物価値上げや、消費税、その他の増税、等に苦しむ国民生活に関心を示さないのだろう。

 本人がいくら粋がっていても、国民は「麻生太郎の心と口がひん曲がっているのだから、せめて帽子ぐらいはまっすぐにかぶった方がいい!」と言っている声も届いていないのだろう。

 

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体罰問題について日馬富士はどう答えたか

横綱になれるかどうかは・・・

 (体罰問題について日馬富士はどう答えたか)

 2月18日、横綱日馬富士(28)は日本外国特派員協会で講演、報道陣からの質問に答えた。今問題になっている体罰についても質問が飛んだ。

 角界といえば殴る蹴るは当たり前。竹刀でめった打ちにすることだって珍しくない。実際親方による新弟子の暴行致死事件まで起きているほどだ。

 「問題はテレビで見ていた。心を痛めている。

相撲は男の世界で厳しい。学校のいじめのようなことはどこにでもある。

平和な世の中で、親がちゃんと教育しないといけない。

 そうすればいじめに遭わない。弱い子にもならないと思う」

 ちなみに日本人横綱誕生については、

「大関には死ぬ気で稽古すればなれる。横綱になれるかどうかは運命」だそうだ。

 白鵬の力が衰えて、日馬富士が横綱に昇進した。

日馬富士が弱くなるまで日本人横綱の誕生は無理だということか。

どこかが何かがおかしい。

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アフガンの麻薬が欲しいオバマ

アフガンの麻薬が欲しいオバマ

 別名「ジョージ・ブッシュ センター」と呼ばれる強力な圧力」で、ブッシュ政権はタリバン政権打倒のためにアフガン戦争を起こした。

 タリバン政権打倒後にはロックフエラーの天然ガス会社の重役がアフガニスタンの政権に就いた。アフガニスタンは再び「麻薬生産で世界ナンバー1の地位」に返り咲いた。

 サブプライム問題でロックフエラー金融帝国が窮地に陥り、資金調達のために、アフガニスタンの麻薬生産と密売に「激しく拍車がかかっている」。

 この地域の麻薬密売は「金塊」で決済される。

 「支払われた金塊は隣国パキスタンのマクラーン沿岸から船舶でドバイの英国銀行に運ばれて貯蔵され、必要に応じて各国紙幣に姿を変える。

 この金塊と麻薬の運搬「警備」を担当するのがドバイに本拠地を移したチエイニ―副大統領のハリバートン=ブラウン・ルート社の傭兵部隊である。

 そのチエイニ―のボスは世界の麻薬王・マーク・リッチである。

 ロシアンマフィアとしてのマーク・リッチは手下のプーチン=KGBとともに、ロシア国内の麻薬販売網を形成し、それを基盤に国際舞台に登場してきた。

 ドバイにおけるプーチン=ハリバートンの密談にはこの「アフガン・アヘンの問題」があった。

 米国オバマ大統領はイラクからアフガニスタンに米軍展開の中心地を移動させると主張している。

 かつてブッシュがアフガンから石油を狙ってイラクへ兵を向けたが、世界シエアの大きくないイラクの石油よりも、世界NO.1のアフガニスタンの麻薬利益の方が米国金融界再生のためには、どうしても必要」であると、ボスである「マーク・リッチの支持通り」に動いている。

 2期目のオバマであるが政権内にはリッチの部下が複数人入っており、リッチの指令のまま動いている。

 何よりも民主党の最大の資金提供者がリッチである以上米国政権は事実上リッチの思うがままである。

 対抗する共和党にもリッチは最大の資金を出している。

 米国の著名な投資家ジョージ・ソロスは、今回(2013年2月現在)の円安で960億円ほど儲けたようだが、投資家ソロスの初期の資金出し手はマーク・リッチであり、今もソロスはリッチの部下である。

 今の日本は、不正選挙で得た自民党・安倍晋三内閣が「オバマ」べったりで、アメリカの属国になり下がっている。おそらくTPP への参加で日本の富は完全に米国=リッチに略奪されるだろう。

 こうした動きにただひとり立ち向かうことのできた小沢一郎の力をよってたかって葬ろうとした自・公・民主・官僚・マスコミ・財界・米国CIAの日本代理人達・・・・・

 日本の政治史に最大の汚点を残したが、国民の多くが堂々と不正選挙がまかり通る、戦後最大の日本の危機に一日も早く目覚め、気付いて「民主主義を守るべく」立ち上がらないと日本は「滅びの道」へ向うことになる。

★★

 今の世の中を動かしている巨大組織について少しでも知り、それらの動きを自分で判断することが彼らの支配から抜け出す第一歩である。精神の自由を得て彼らの搾取をされないために彼らを知ることは大事である。

―完―

 参考・世界の真実の姿を求めて

   オルタナティブ通信

   浮世風呂

 

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ダボス会議

ダボス会議

 もしも、リッチが新聞社に電話をかけ、北朝鮮の核兵器開発を支援するアイゼンベルグ社の大株主がチエイニ―であると言えば、即座にチエイニ―は失脚し政界から追放され、場合によっては刑務所に入る結果となる。

 米国の支配者が誰かを、これは明確に示している。

 現在リッチはスイスのザーグ州に住んでいる。リッチは世界各国の首脳に一人一人電話したり会って「命令」するのが面倒になったのだという。そこで毎年世界の首脳が自分の下に集まることを「義務付けた」。

 ザーグ州のダボス市で毎年開催される世界経済フオーラム、通称「ダボス会議」の主催者がリッチでありその資金であることはあまり知られていない。

 毎年、麻薬、武器、石油密輸商、リッチのもとに、世界各国の首脳達が「アイサツに伺う」。

 サダム・フセインとアリエル・シャロンが居なくなり、中東の危機が無くなっては戦争ビジネスマンのリッチは困ることになる。

 そこでリッチが長年石油密輸で「恩を売ってきた」イラン首脳部が強硬路線を採る。

 リッチの電話一本でチエイニーがブッシュに「知恵」をつける。ブッシュはイランの核開発に「激怒して見せるイランと米国の戦争が近付きつつある・・・と世界中に思わせる。

 この不安感に時々火が付くと、石油の価格が高止まり、石油関係者はずっと利益を上げ続けることが出来る。

 世界の人々は彼らの思い通りの高値で石油製品を買わせられているのが現状だ。

 アフガンのアヘン

 アフガニスタンのタリバン政府は、宗教上の理由から麻薬・アヘンの栽培を拒否した。

 長年この地域のアヘンを密売し、その売り上げで兵器を購入し世界各地の軍事独裁政権に「与え」また自身の活動費用を捻出してきた米国CIAは、軍事政権に兵器を与えることと引き換えに世界各地の石油・鉱物資源の開発利権を「安価に」独裁政権から購入してきた。

 購入を担当してきたのが、ブッシュCIAのボス、ロックフエラーであった。(最終回・麻薬が欲しいオバマ)へ続く

 

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米国大統領をもカネで操縦

 

米大統領をもカネで操縦

 リッチには、イスラエルの諜報機関「モサド」の工作員ズブイ・ラフィアとアブネル・アズレイがボディガードとして随行した。

 世界最強の諜報機関「モサド」など、リッチの私的な警備員、「弾除け」に過ぎなかった。

 だがこれが原因となり、イランを敵視し、経済封鎖を行なってきた米国にとって、リッチがイラン石油の密輸商人であり、イランを影から支えている「黒幕」であることが明らかとなった。

 リッチは電話1本でイランの最高指導者を呼び出せるのだ。

 これは米国政府の誰もが出来ないことであった。

 リッチの周辺を捜査したFBIはリッチがイラン首脳部、さらにイラクのサダムフセインと武器、石油、食糧の密輸を行っている証拠を掴み、リッチの逮捕状を取る。

 だが民主党の最大派閥を支配し、民主党への最大政治資金提供者であるリッチは、顧問弁護士を使い、クリントン大統領とゴア副大統領に電話をかけさせ、苦言を述べた。

その直後、合衆国大統領命令でFBIの捜査は打ち切られ、逮捕状は破棄された。

 このときのリッチの顧問弁護士ルイス・リビーは麻薬と武器密輸マフイア・パープルギャングの「お抱え」顧問弁護士でもあった。

 チエイニ―副大統領が、北朝鮮の核兵器開発を支援するイスラエルのアイゼンベルグ社の大株主になった時、それを手配してくれたのがこの弁護士りビーであった。

 決して頭脳が優秀とは言えないブッシュ大統領の影で事実上ブッシュ政権を動かしているチエイニ―副大統領が、リッチの命令に逆らわないように、

 リッチは自分の顧問弁護士ルイス・リビーをチエイニ―の顧問弁護士にし、さらにチエイニ―副大統領の首席補佐官にした。

 チエイニ―副大統領は24時間リッチによって、監視されることになった。

 チエイニ―大統領の仕事の裏方を支え、仕事の細部を全て「仕切る」首席補佐官リビーがイスラエルのロシアンマフィアのボス・「マーク・リッチ」と、米国のパープルギャングのボス・「マックス・フイシャー」からの出向なのである。

 ブッシュ政権の内情はすべてリッチの耳に入り私的にもチエイ二―は、顧問弁護士をリッチやフイシャーと「共有」することになった。

 私的にも公的にもチエイニ―を支配し、ブッシュ政権を支配する「実力者」は武器、石油密輸商、麻薬王、マーク・リッチとなった。  続く

 

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