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3 安倍疑惑潰しと河井克行を法務大臣にした罪 3

3・安倍疑惑潰しと河井克行を大臣にした罪

更にその幹部に連結収支報告書の数字を見せて、

この通りなら、これは脱税ですね」と断言させているのである

残念ながらすでに時効になっているが、安倍はこの疑惑に一切答えていない。それを蒸し返されて、安倍は取り乱したのだろう。

「週刊誌の記事だけで」というのもおかしな話で牙を抜かれた新聞やテレビより今は週刊誌の方がよほど頑張っている。

 安倍は吉田に対して次のようにも答弁したのだから、捜査当局や税務当局にも改めて踏み込んでほしかった。

「もし事実であれば、当然、捜査当局や、ある五jは税務当局が脱税かどうかというのを操作にはいるのは当たり前じゃないですか。額が大きいんですから。大金ですよ、これは、億を超えていればね。それを私に、そういう風に決めつけるというのは、それはあまりにも私は、いくら質問とはいえ、吉田さんにもそういうことは慎んでいただきたいと、このように強く思います」残念ながら、この時、二の矢をつがえずに引き下がってしまった。

 此の相続税疑惑での突然の辞任の例があるので、私は今度も疑惑隠し、疑惑逃れの辞任だと思うのである。

安倍晋三には河井疑惑のほかに、森友、加計、桜と数々の疑惑がある。とりわけ、森友と河井を安倍は恐怖と感じていた。

 森友では公文書を改竄させられた赤木俊夫が自殺したが、それを問われて安倍は、

「すごくまじめな方を亡くして非常に責任を痛感している」と弱々しい声で答えたという。

しかし責任は感じるものではなくて取るものだろう。

これらの安倍疑惑をつぶすためには後継者は河井の親分の菅でなければならなかった。

石破 茂は再調査すると言っているし、河井に落とされた溝手は岸田文雄派の大幹部である。

 自らも、後述する馬毛島疑惑を抱えるような菅を後継にすることが安倍にとっては生き延びる道だったのである。

それを検察が認めるのかどうか、検察の威信と存在意義がかかっている。続く

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渋澤榮一 一日一訓

渋澤榮一 

一日一訓

3月31日

 商売人は、自分の商業を強固に発達させることに努めるべきであることはもちろんだが、さてその商業を強固に発達させる原因はなんであるか。

 結局はその人の思想が堅実であり、具体的な場面に応じて、適当な働きをすることにある。

 その働きは何によって得るかと言えば、学問の力によらなければならない。

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3・安倍疑惑潰しと河井克行を法務大臣にした罪 2

3・安倍疑惑潰しと河井克行を法務大臣にした罪

 速記録に従って、まず吉田の質問を引こう

「2007年9月に安倍晋三相続税3億円脱税疑惑が報道されております。故安倍晋太郎氏が生前に指定政治団体に晋太郎氏の個人名義で寄付した6億円を超える政治資金を、全国66の政治団体ごと引継ぎ、相続税3億円を脱税したという疑惑であります。

 指定政治団体は1993年に政治改革の一環として脱税の温床になるとして廃止されました。安倍事務所は、収支報告には第三者からの寄付を故晋太郎氏の名義で記載しているに過ぎない、と説明したそうですが、それが事実であれば、偽名による政治資金報告書への虚偽記載ではありませんか?

 脱税額3億円について、確かに時効になっています。是非、時効の利益を放棄していただいて、自発的に納付してはいかがかと思いますが

こう迫られて安倍は動揺し、それを隠すように居丈高になって、「全くの捏造」と決めつけた。

しかし何の答えにもなっていない。

「ただ今の質問は私、見逃すことはできませんよ。重大な名誉棄損ですよ。吉田さんはその事実をどこで確かめたんですか。まさか週刊誌の記事だけですか。

週刊誌の記事だけで、私を誹謗中傷するというのは、議員として私ははずかしいと思いますよ」

 この週刊誌は2007年9月29日号の『週刊現代』である。同年9月12日付の『毎日新聞』は、夕刊で、突然辞任した安倍についてその理由を「今週末発表の一部週刊誌が安倍首相に関連するスキャンダルを報じる予定だったとの情報もある」と報じた。

『一部週刊誌』とは引っかかる書き方だが、それを証明するように、『週刊現代』は「このスクープで総理は職を投げ出した!」と見出しを付け、

『本誌が追い詰めた疑惑』とタイトルに掲げている。

 そしてこの記事の中で、政治団体を通じた巨額の資産相続に違法性はないのか、と財務省主税局の相続担当の幹部に尋ね、

「政治団体に個人献金した資金が使われずに相続されれば、それは相続税法上の課税対象資産に該当します。政治団体がいくつもある場合は、合算した資産残高のうち献金された分が課税対象になります。

たとえ首相でも、法律の適用は同じです」と語らせている。 続く

 

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渋澤榮一 一日一訓

 

渋澤榮一

 一日一訓

3月30日

 商業上の信用というものは、どこから起こるかと言えば、

偽らないことがその根源である。偽らないという根源が無ければ、信用など生まれようがない。

 商業者のいわゆる駆け引きというものは、とりもなおさず嘘である。嘘は資本の一つという言い回しもまた嘘である。

 

 

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3・安倍疑惑隠しと河井克行を法務大臣にした罪

総理大臣・菅 義偉の大罪

 

3 安倍疑惑潰しと河井克行を法務大臣にした罪

 9月8日付の『夕刊フジ』のコラムで『産経新聞』編集委員の宮本雅史が「河井克行夫妻の初公判で呆れた」と書いている。「よくも堂々と現金を配り歩いたものだ」というのである。与党寄りの『産経』の編集委員が目をむくほど、河井の行為は常識のレベルを何倍も超えているという事だろう。そんな河井を法務大臣にしたのは菅だった。

同じく選挙違反で経産大臣を辞めざるを得なくなった菅原一秀も菅印である。

 菅は無派閥を標榜しているが、二人は紛れもなく“菅派”の助さんと格さんだった。しかしそんな人間しか子分に出来ないところに菅の薄っぺらさと暗さ、そしてダーティさが表れている。

その河井が安倍を過去の人と言った溝手顕正を落とすために、妻の杏理を立候補させる。そこに菅の意向が働いていたことは疑うべくもない。

 しかし同じ自民党の同じ選挙区なのに、溝手には1500万円で河井案里には1億5千万円の選挙資金を党から出すという非常識というか異常識なことをやったために、それがバレてしまった。

 この事件の捜査を検察が進める。当然自民党総裁の安倍までその手は伸びる。それを防ぐために官邸の守護神の黒川弘務を検事総長にしようとしたが、寸前で世論にストップされた、そして黒川と同期の林 眞琴が検事総長になる。

 実質的に官房長官だった菅が動いて黒川を検事総長にしようとしたことに、検察はさすがに怒っているという。

その緊張関係の中で安倍は辞任した。辞任すれば捜査は免れるとでも思っているのかも知れないが、検察と明確に手打ちしたわけではない。だから、私は、安倍仮病辞任説をとっている。

医者も同席せずに勝手に一方的に病名を自称しているからである。

私がそう思うのは、安倍の最初の辞任がやはり体調不良が理由の投げ出しだったからだ。

 2014年11月7日付の日刊ゲンダイなどが同月4日の参議院予算委員会で、当時社民党党首の吉田忠智の質問に安倍が激昂したと報じた。

吉田は「政治とカネ」に関わって安倍の相続税3億円の脱税容疑を追及した。続く

 

 

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渋澤榮一 一日一訓

渋澤榮一 

一日一訓

3月29日

商業の信用を高めるには、いかなる手段によるべきか。もしその道徳を進歩させずに、信用を保とうとするならば、それは「木によりて魚を求む」の類である。故に信用を高めるには、まずその思想を高め、行為を誠実にし、志を剛毅にしなければならない。

「木によりて魚を求む」は『孟子』の言葉であり、「木に登って魚を捕まえようとする」

という意味である。

渋澤は、道徳的でない人が人の信用を得ようとすることを、絶対にできないことのたとえを用いて説明している。

 

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辛い予告

辛い予告

3月28日午前10時ごろ、市内のMさん(女性)から携帯に電話が入った。

「父親が急に食欲がなくなりました。医者に診てもらっても特別どこが悪いという事は見当たらないと言われました。先生どう思いますか」

『どう思うかと言われても・・・いくつになられました?』

「94歳です」

『長命ですね。食欲がないと言われましたが、まったくないのですか?』

「そうですね、今朝もおかゆを私たちの量では2口くらいですかね・・・」

『年病い(老衰)ということもありますから・・・』

「吉野先生の思うところ、父の旅立ちはいつ頃でしょうか、遠くにいる私の兄弟たちにも一応状況を連絡しておいた方が良いと思いますので」

『そうですね、今ちょっと取り込んでいるので、あと30分後にもう一度電話ください』

4月の10日から13日までのいずれの日かという感覚がする。

「どう感じられましたか?」10時30分、Mさんからの電話である。

『4月の10日から13日の間と思いますから、今のうちに現状を伝えて、"万が一の時は石巻に來る準備

だけはしていた方が良い"と話されたらいいと思います』

「そのようにします。ありがとうございました」

辛い予告だが、依頼された以上は回答せねばならない。

Mさんもつらいだろうが、ここはしっかりした気持ちで対処せねばならない。

 父親に特別体の悪いところがないという事なら自宅での大往生という事になる。

 

 

 

 

 

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 2・官僚の下僕化を進行させた罪 3

2・官僚の下僕化を進行させた罪 

「農水省や金融庁で、『番狂わせ』とされるトップ人事が官邸主導で行われたのはアメのケースでしょう。

 菅さんは、自分に徹頭徹尾従った人には人一倍の恩義を感じ、恩義に報いようとする。逆にもし抵抗すれば、干すという方だと思います。これでは公正であるべき人事が縁故主義になりかねません」

 ふるさと納税の例でみても、税の公平、公正と言ったことは頭にない菅に対する平嶋の危惧はさらに深くなる。

 「菅さんがこだわる政策の根底には、新自由主義的な発想があると感じます。ふるさと納税は、菅さんの当初の『故郷への恩返し』という説明とは異なり、結果的に各自治体が返礼品の魅力を競い合うという、いびつな競争を招きました。

 総務省にハッパをかける携帯電話料金値下げも、地銀の統合再編も、事業者間の競争を促します」後述するが、竹中平蔵の新自由主義に菅の頭は毒されている。

 「競争を重視するあまり、弱者へのまなざしが感じられないのです。ふるさと納税には、特産品のない自治体もあること、一律控除で高額所得者が潤う弊害の問題もありました。

 実際、自治体の現場では混乱が生じ、結果的に国を訴えた大阪・泉佐野市が勝訴する最高裁判決も6月に出ました」

つまりはふるさと納税は目先だけの、話題になりやすい政策だったのである。

 近視眼的な菅という政治家を体現しているとも言えるだろう。

秋田出身を喧伝するが、地方への視点も歪んでいる。

「菅さんは都市部の横浜市選出であり、最初から地方重視だったとは思いません。もし地方重視なら、地方交付税の重要性はご存じのはずですが、交付税の見直しを主張されていました」

 冷静で具体的な平嶋の批判だろう。

平嶋は、安倍の辞任劇は坊ちゃんの放り出しという意味で近衛文麿の辞任に似ているという見方を引きながら、近衛の後に強面の軍人で強引な人事で軍や行政機関ににらみを利かせた東条英機が登場したのと菅の登場を重ね、「剛腕で強権的な指導者が求められているなどという勘違いが広まらないか」危ぶんでいる。                    続く

 

 

 

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渋澤榮一 一日一訓

渋澤榮一

一日一訓

3月28日

船を動かすには石炭や石油が無くてはならない。事業の経営には、知識と道徳が無くてはならない。

 

 

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2・官僚の下僕化を進行させた罪 2

2・官僚の下僕化を進行させた罪

 2

前川の怒りは続く。

「文科省の違法天下りの責任を取って2017年1月20日に時間をやめた時のことだ。菅氏が官房長官会見や、国会答弁で私が地位に『恋々としがみついた』と批判したことがあったが、まったくの誤りだ。むしろ私は責任を取りスパッとやめる意思を杉田副長官には1月5日の段階で告げており、意図的に話を捻じ曲げたとしか思えない。今でも名誉棄損に当たると思っている」

(国民の誰もが菅の嘘だと認識していた。つまり前川氏が恋々と地位にしがみついたとは思っていなかった。むしろ部下の行為の責任を負って潔く職を辞したと思っていた。恋々と地位にしがみついていたのは安倍・麻生・菅らであった。👈永人)

 潔くやめた前川の名誉を毀損し、自分に逆らった役人はすぐに首を斬るか、飛ばす。菅はまさに恐怖政治の執行人なのである。

 「菅氏はふるさと納税が大好きで、楯突いた総務省自治税務局長は飛ばされた」と前川は語っているが、その当人の平嶋彰英が9月12日付の朝日新聞のインタビューに答えている。

 ふるさと納税は総務大臣だった菅によって2008年に創設され、2014年に官房長官となった菅から、平嶋は自治体に寄付する上限額の倍増などを指示された。しかし、のちに問題となったように、自治体から寄付者への返礼品が高額化し、競争が過熱化することを懸念して、総務省通知と法律で、一定の歯止めをかけることを提案したが、菅に却下される。

 待っていたのは8か月後の自治大学校長への異例の転出だった。こうした異例人事は平嶋の場合だけではなく、そのため官僚たちは委縮して政策の問題点を指摘しなくなっている。

 「役人が恐れるのは人事の影響を受けるのは自分だけではないと思うからです。直属の上司、その上の上司、部下、ひいてはトップの事務次官、大臣らの人事にも響く、と感じています。私もふるさと納税の時、総務省のある先輩から『君だけの問題じゃ済まなくなるからな』と言われました」

こう語る平嶋は、菅がムチだけでなく、アメも使う、と続ける。 続く

 

 

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