goo
不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

斎藤佑樹・スタンドからの罵声に半ベソ

スタンドからの罵声に半べそ

 

斎藤佑樹投手は職業を変えたらどうか・・・

 「声が小さい!」「聞こえねえぞっ!!」9月25日の日本ハムとDeNAの2軍戦。

 7度目の先発にしてようやく白星を手にした日本ハムの斎藤(24)を待っていたのは、スタンドからの鳴りやまぬ歓声、などではなく,罵声だった。

 二軍で初めてまともな投球をしたが

 投球内容は悪くはなかった。7回を投げて4安打無失点、低めを丁寧に突き、5回までは一人の走者も許さなかった。

 先頭打者に初安打を許した6回、2軍降格後の斎藤は走者を出した途端に制球を乱すのが常だったが、この日はⅠ死1、2塁のピンチも落ち着いて遊ゴロ併殺で切り抜け、7回のⅠ死満塁も、138キロの外角速球をひっかけさせて、ここも併殺に打ち取った。

 試合後、「結果は良かった。スライダーでカウントが取れた」と手ごたえを口にした本人に、本拠地鎌ケ谷スタジアムのファンは厳しかった。

 マイクを持ってヒーローインタビューに応じた斎藤に、「元来ねえぞ!」「これで満足してんのか!」「CSに行くつもりじゃねぇだろうな!!」と次から次にヤジが飛んだ。

 拍手と声援はかき消され、斎藤は「2軍でのヒーローインタビュー? 妙な感じでした。どういうテンションでしゃべっていいのか分からなかった」と下を向いた。

過去6度の2軍戦での先発は0勝5敗、防御率6・09と散々。期待が大きい分、それを裏切られ続けたフアンの怒りは増幅しているのかも知れない。

 めった打ちになっても、「一軍で打たれなくても、2軍で打たれる選手はいるでしょ」とうそぶき、居残り練習をする2軍選手を尻目に、決められたメニューだけをこなしてサッサと引き揚げることも珍しくない。

 千葉の鎌ケ谷にまで足を運ぶ熱心なファンには、2軍降格後のそんな斎藤の取り組み方も透けて見えてしまうのだろう。

 無論プロの目、すなわち2軍首脳陣の目もごまかせない。

 斎藤は「1軍復帰?自分ではどうしようもできないことだけど、準備だけはしておきます」と期待を込めて話したものの、五十嵐2軍監督は、「こちらから1軍に推薦はしない」と言う。

 島崎2軍投手コーチも「今日は無駄な力が抜けていたけど、それが自然にできないと」手厳しかった。

 優勝争いをする1軍への昇格は絶望的で、2軍首脳陣は10月8日から宮崎で始まるフエニックスリーグのメンバーに斎藤を入れている。人気もポジションも失ったとすれば、2軍の若手と一緒に宮崎で泥にまみれるしかない。

 (永人所感)

 斎藤佑樹君は自分のプロでの力(通用しない)を早く悟って、別な職業へ身を振替えた方が良いのだが・・・

 たとえば母校早稲田のある選挙区から消費税反対、原発反対、TPP反対を掲げて、「国民の生活が第一」から衆議院選に打って出ればいい。

 グローブとボールを置いて、小沢一郎氏の教えを受け、政治の道で国家国民のために汗を流せばいい。

 だいぶ前に予告したように(当ブログ・2009年11月5日投稿「斎藤佑樹」。2011年9月22日投稿「斎藤佑樹はプロでは無理か?」)あなたはプロ野球では決して大成しない、と学生時代から私は思っている。

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ホリエモンにモノを言う

ホリエモンにモノを言う

77回

 とにかくそういったベンチャー企業から大きくなった、ソフトバンクの孫正義社長にしろ、楽天の三木谷浩史・会長兼社長にしろ、数字上儲かっているように見えるだけなんじゃないのか?

 帳簿の上では何千億という資産があるかも知れないが、現実には借金のほうが多いだろう。

 じゃあ、実際にあの人たちがどれだけの現金を持っているかといったら、さほどないわけだ。資金のほとんどが株とかを担保に入れた借金で膨れ上がってるのが実態だろうな。

 そういう意味では、あの人たちもバブルの時に儲けた連中と一緒だ。一つ間違えればパンクするんだよ。

 ただ、ホリエモンや村上世彰(よしあき)元「村上ファンド」代表。(2006年6月、証券取引法違反の容疑で東京地検特捜部に逮捕・起訴され、09年2月、東京地裁は懲役2年、執行猶予3年を言い渡した。現在上告中)たちに比べれば、はるかにマシだな。

 堀江や村上のやってきたことは、仕手の連中や中江たちと変わらんだろう。それでいて声がデカイもんで、中江なんかよりもよっぽどたちが悪いわ。

 こういうホリエモンみたいなチンピラにもなれんような小チンピラを選挙に担ぎ出したんだから、元首相の小泉純一郎もトコトン国民を馬鹿にしてたわな。

 そりゃ、民主党に政権を取って代わられるのも当たり前だよ。

 マスコミに持ち上げられて有頂天になって、人さまの前で「金で買えないものはないなんて堂々と言うような品性のかけらもない小チンピラを、よりによって国民の代表を選ぶ選挙に出しちゃいかんだろ。

 俺は別に頭の中でそう(「金で買えないものはない」と)思ってる奴が世の中にいたって構わないと思うんだ。

 でも、それを他人様の前で口にするなと言ってるんだ。

口にした時点で小チンピラだよ。50、60のいい年した大人が周りにいて、ああいうことを言う馬鹿を何で引っぱたかないのか、俺なんか不思議でしょうがなかったな。

 けど結局亀井静香・現国民新党代表と争って負けただろ。

 選挙民も馬鹿じゃないもんでな。もっともこんな小チンピラを毎日のように取り上げ、いまだにこの男にものを言わせているメディアも国民を馬鹿にしているよな。

 自民党は2005=平成17年8月の衆議院選挙で、堀江に福岡1区での出馬を打診。しかし党内で堀江公認推薦批判が相次ぎ、最終的には堀江は無所属で、亀井の選挙区である広島6区から立候補した。

 しかし、立候補の会見は自民党本部で行われ、武部 勤幹事長や竹中平蔵・経済財政政策担当大臣(いずれも当時)らが相次いで堀江の応援演説を行うなど、自民党は実質的に堀江を支援。

 堀江自身も、公明党支持者からの票を得るために、「比例は公明党に」とまで連呼して亀井を追い上げたが、結局は亀井11万票に次ぐ8万4,000票で落選した。

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

福島産米を長野産と偽って販売

福島産米を長野産と偽って販売

 

長野県警・販売業者を逮捕

9月28日河北新報

 長野県警は9月27日福島県産のコメを長野県産と偽って販売したとして、不正競争防止法と日本農林規格(JAS )法違反の疑いで米穀類販売「橋本商事」社長の橋本英雄容疑者(57)=長野県駒ケ根市下市場=を逮捕した。

 逮捕容疑は、本年1~2月までの間、自社工場で精米した「福島県産あきたこまち」を「長野県産あきたこまち」と印刷された袋に詰め、「単一原料米長野県産あきたこまち23年産」と 印字したラベルを貼って、

大阪府の業者に精米計200キロを約6万円で販売した疑い。

 県警によると橋本容疑者は容疑を認めている。

大阪府の業者が50トンを注文しており、大口の取引を成功させたかったとみている。

当時東日本大震災などの影響でコメが品薄になっていたが、福島産は手に入りやすかった。

 長野県が5月、米トレサビリティー法に基づき、文書で改善指導していた。

 

(永人所感)

 本年4月破産を申請して実質倒産した仙台市の「ケンベイ・ミヤギ=20画大凶事業挫折運」岡部英之(大凶名)代表を思い出させる悪質偽装事件だ。

 ケンベイミヤギも福島産のコメを宮城産とブレンドして販売して信用を失墜させ、破産に至ったが、業者なら最も大事な信用を守るべきものだと思う。

 しかし、儲けることのためなら何でもあり、と言わんばかりの橋本商事(40画大凶自滅沈没運)と橋本英雄(大凶名・亡身破滅運)社長。

 きっとほかにもまだこのような例があるのであろう。

ウソつき野田内閣にウソつき業者。政治の欠陥がこんなことにも表れてくるのだ。

 真面目な国民が救われない世の中の有りようを一日も早く変えなければならない

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

新興ベンチャーへの出資話

新興ベンチャーへの出資話

76回

中江が飛ぶ(逃亡する)ちょっと前、バブルがはじけて5年ぐらい後だったか、今度は中江の周りに集まっていたようなベンチャー企業とか、IT企業とかの連中が相談にきた。

 と言っても俺自身は、ああいう連中にはほとんど会ったことがないんだよ。だってあいつらの話の中身自体がわからんのだから。

 当時、連中の話てることは、俺からしたら、月にロケットを飛ばすような話だった。夢物語と同じだ。携帯電話が今みたいに小さくなるって言われても、当時はまだ肩から担ぐような大きな携帯を使ってたから、ピンとは来なかったよ。

 おまけに携帯電話にこんなソフトやあんなソフトを入れてとか言われても、「何じゃそら?」って感じでチンプンカンプンだったから。

 パソコン?インターネット?そんな話されても、当時はどうにもイメージが湧かんかったな。付いていけんもんで。

 今でこそ「ソフトバンク」や「楽天」とかがあるから分かるけど、当時はインターネットが金になると言われても、どう金になるのかサッパリ分からんかった。

 それにそんな夢物語みたいな話を描いていた企業がその後世界をリードしていくとは思いもしなかったしな。

 ただ中江みたいな連中や、知り合いを通じて「出資してくれ」「融資してくれ」って話はきたよ。

 当時は若い奴らが4,5人集まってベンチャー企業や、コンピュータ関係の会社を興して、中江から上場のやり方を教えて貰って、1,2年で上場したっていうのは何社かあったから。

 ただそいつらには、上場するための資本金がなかったんだ。当時は銀行も、そんな会社に金を貸さなかったから。

だから、ヤクザの金を頼って来たんだろう。

一般の人はヤクザの金は後が怖い何て思ってるだろうけど、それは違うんだな。話さえまとまれば、キャッシュはすぐに用意はできるし、ちゃんと返せば文句は言わない。

 最後に金を食い逃げしても、いちいち捕まえて引っぱたいてたら、体がいくつあっても足りないんじゃないか。実際はヤクザが辛い目を見る方が多いんだよ。

 俺の知り合いの中にも、そういうベンチャー企業とかIT企業とかの連中に融資したり、出資した人間がいる

けど、当たったのは一つもなかったな。

 ソフトバンクや楽天とかが世の中に出てきて、その後ホリエモン(堀江貴文・元「ライブドア」社長。06年1月、証券取引法違反の容疑で東京地検特捜部に逮捕・起訴され一審、二審とも懲役2年6か月の実刑判決。現在上告中)が出てきた後も、そういう連中――二番煎じや三番煎じの連中――が俺んところに相談に来たけど、成功した人間は一人もいないわ。

 1999=平成11年以降、ITやベンチャー等の新興企業が上場する「大証ヘラクレス」や「東証マザーズ」と言った市場が次々と開設された。

 これらの新興マーケットは、ITや起業ブームと相まって一時ミニバブルともいえる盛り上がりを見せたが、これら新興市場の隆盛の一員に「後藤マネー」と言われる後藤組の資金が流れ込んだことを指摘するマーケット関係者もいた。

 そんなこと言われても、知らないよ。大体俺が直接、ITとかベンチャーとか言う連中に金を貸したり、投資したりしたことは一度もないんだから。もちろん後藤組のフロント企業の金が、そういった新興市場に流れ込んでいた可能性はゼロとは言わん。

 けどフロントの数も正確に把握していなかったような俺が、そんなこと知ってる訳がないじゃないか。さっき話した、まるで俺が日本の経済を支配してるみたいな“都市伝説”の類(たぐい)の話じゃないのか。

 

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

回転寿司のイワシからセシウムを検出

 

回転寿司のイワシからセシウムを検出。

 グリーンピースが抜き打ち調査

 セシウム汚染が身近な外食チエーンにも迫って来た。

国際環境NGOの「グリ-ンピースジャパン」が大手回転寿司チエーンの5社の店舗を抜き打ち調査したところ、千葉県産のネタのマイワシから放射性セシウムが検出されたのだ。

 グリーンピースは8月9~16日にかけて、大手回転寿司チエーンの

『かっぱ寿司』

『くら寿司』

『スシロー』

『魚べい(元気寿司)』

『銚子丸』

の首都圏(東京・神奈川・埼玉)の10店舗で提供されていたハマチ・カツオ・サンマなど20品目のネタを抜き打ち調査した。

 その結果、「くら寿司品川駅前店」のマイワシから1キログラム当たり10・9ベクレルの放射性セシウム(セシウム134,137の合計)が検出されたという(他の魚は5ベクレル未満)。

 国の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を大きく下回っているとはいえ、子供に人気の高い回転ずしでセシウムが検出されたのは気になる。

グリーンピースの調査結果について、くら寿司側は「国の基準値を下回っているので特に問題がないと判断している」と回答したという。

 グリーンピースの海洋生態系問題担当、花岡和佳男氏はこう言う。「どこの海域でとれた魚なのか、どれほど放射能汚染されているのかを気にして、震災以降に回転寿司を敬遠する消費者の声を聞きます。

 トレーサビリティー(生産履歴管理システム)の確立や、放射能検査の強化を率先して行い、商品情報を十分に消費者に公開するべきです」

 川魚も危ない

 福島原発事故で、日本近海の魚は一体どれほど汚染されたのか。ヤバイのは海だけではない。東京海洋大名誉教授の水口憲哉氏が緊急出版した「淡水魚の放射能」(フライの雑誌社)には2012年3月、福島・飯館村の新田川のヤマメから1キログラム当たり18700ベクレルの放射性物質が出てきたことが書かれている。

 雲の移動との関係で、標高が高い程より多くのセシウムが沈積するという。川の魚も危ないのだ。

 NPO法人「食品と暮らしの安全基金」代表の小若順一氏がこう言った「福島原発事故で放出された放射性物質による海洋汚染は確実に北上している。北海道沖で汚染魚が見つかるのも時間の問題でしょう。

 汚染の割合は陸の1~2に対し、海は8~9。魚の汚染はこれからが深刻です」忘れたころが危ないのだ。終わり。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

武富士の裏切りと中江滋樹の逃亡②

武富士の裏切りと中江滋樹の逃亡②

75回

 武井は1999=平成11年、買収したオランダ法人に自己の保有する武富士株を売却、このオランダ法人の株を、当時香港に在住していた長男(武富士専務)が取得するという方法で巨額の相続税を免れようとした。

 しかし、東京国税局は2005=平成17年3月、武井の長男に対し、個人では過去最高額となる1600億円の申告漏れを指摘した。

 当時の法律では贈与税は、海外に移住した者が国外財産を取得した場合は課税されないことになっていたが、国税局は「長男の実際の生活基盤は日本にある」と判断。

海外法人を仲介させた「生前贈与」と見なし、1300億円超を追徴課税した。

 ただ武井もヤクザを安く使って、まんまと上場したわけだからその意味では「大物」だったかも知れんな。

 この武富士は別として、バブルが終わってからは、俺のところに来る人間の質が変わってきた。

 それまで俺の所に出入りしていた事件師やブローカーとはちょっと違うタイプの人間達が顔を出し始めたんだ。その代表格が中江滋樹(なかえ・しげき)だった。

 中江滋樹は1978=昭和53年、株式情報を提供する企業『投資ジャーナル』を設立。

「証券ジャーナリスト」として、「絶対に儲かる」株式売買のテクニックをウリに顧客を集め、関連会社を次々と設立し、「兜町の風雲児」と呼ばれた。

 しかし1985=昭和60年約7700人の顧客から約580億円の現金を詐取したとして、逮捕起訴され89年に懲役6年の実刑判決を受けて、92年10月に仮釈放となった。

 さらに98年4月には、複数の顧客から集めた約50億円を持ち逃げして失踪、その後の2006=平成18年年9月出身地である滋賀県近江八幡市の自宅に火を付けたとして、滋賀県警に非現住建造物等放火未遂容疑で、現行犯逮捕された。

 逮捕時に意味不明のことを話していたとして病院に収容されたが、同年11月現住建造物放火未遂容疑で再逮捕された。

 中江が俺んところへ相談に来たのは、あいつが株で必ずもうかるとか言って500億か600億だかを騙して集め、徴役食らって出てきた後のことだ。

その頃はまだバブルの余韻が残っていて、まだ皆、多少は余裕がある頃だった。大体その当時――今でもそうだが、ああいう男がまとまった元金を借りようとしたら、ヤクザの金ぐらいしかないから。

 銀行は勿論、街金だって貸してくれないもんでな。

 中江は逮捕される前まで、1500億か2000億ぐらいは動かしていたんだろうが、本当に儲けたのは100億程度だろう。

 それで当時の他の連中と同じように、一晩で200万だの300万だの使って、歌手のねえちゃんに家買ってやったら、そりゃあ、あっという間に無くなるわ。

だから出て来た時は素寒貧だったから「夢をもう一度」と考えたんだろうな。

 俺の所に相談に来たんだ。それで青山あたりで店を開いたり、飲み屋やクラブを作ったりしてやってたんだ。

 昔の名前があったから、株の方もまたやり始めたようだが、所詮は自転車操業だな。100円の株を1000円にする能力があれば、1億借りたって2億にして返せただろうが、そんな能力はなかったもんで。

 だから俺んところへ相談に来たんだが、そのうちに中江も金が回らなくなって、最後には飛んじゃったな。そのころ中江の周りには、ベンチャーとかIT企業の走りの連中とか、我々が分からない業種の連中がいっぱい集まってた事は間違いないわ。

 中江はそういう連中を可愛がって、かなり投資してたんだろうな。けど思ったようには回収できなかったみたいだ。中江が返さなきゃならん金は50億以上あったんじゃないのか。そういう関係で逃げざるを得なかったんだろう。

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

福島の子供たちに甲状腺がん

福島の子供についに甲状腺がん

 どうする集団疎開

 恐れていた事態が起きているようだ。福島県の県民健康管理調査検討委が今月11日に発表した甲状腺検査の結果が波紋を広げている。

 子供一人に「甲状腺がん」が見つかったと報告され、大騒ぎとなっているのだ。検査対象者は、原発事故当時に18歳以下だった36万人。

 検査は昨年実施され、これまでに8万人の検査結果が判明した。このうち、51ミリ以上のシコリなどが見つかった60人を対象に、2次検査を行ったところ、一人ががんと判断された。

 「この日は今年度に行った1次検査の結果も公表されました。福島市の子供4万2060人を検査すると結節や、のう胞などの異変が見つかった子供たちが、実に43・1%に上ったのです」(地元記者)この結果に検査を担当した福島県立医大は「放射能の影響ではない」と断定した。

 「チェルノブイリ事故でさえ、甲状腺がん発症まで最短で4年。事故後1年半の福島では影響は認められない」と言うのだが、どこまで信じていいのか。

 (永人のコメント:福島県立医大の副学長は例の山下俊一である。事故後長崎大学・大学院の教授だったが佐藤知事の要請により福島市で講演し、「放射能はニコニコ笑っている人の所には来ない。クヨクヨ心配している者の所へ来る」と発言し、長崎へ帰ってから「福島は危ない。しかし九州は離れているから安全だ」と発言して問題になり長崎大学をクビになった。佐藤知事に泣きつき

 佐藤雄平知事がそれを招いて県立福島医科大学の副学長に据えてから、おそらく、子供達の健康については放射能被害否定の発言をするだろうと思っていたが、やっぱりという感をぬぐえない。(・「永人のよそ道」「永人のひとごころ」・2011年5月15日・山下俊一御用学者のとんでも発言を参照下さい)

 子供達の甲状腺異常が放射能と無関係なら、今日の異常が「何の原因か」を究明、公表しないで、単に無関係との結論を出すのはおかしい。

 以前より福島は事故から4年後のチエリノブイリよりも早い期間で子供たちに影響が出ると言われていたし、今、その心配が現実のものとなっている。

 従って山下教授の影響下にある県立福島医科大の今回の放射能との無関係発言は全く信用できない)

野田首相は無関心

 放射能被曝から子供たちを守るため、集団疎開を訴えている「ふくしま集団疎開裁判」の主任弁護士・柳原敏夫氏らは、「チエルノブイリでは事故から5年経過し、子供たちに深刻な被害が出てから、住民の避難義務など法的な枠組が出来た。

 それでは遅過ぎます。昨年の検査で異変が見つかった子供は全体の35%。今年はさらに悪化していることが分かる。もはや猶予はないのです」

 柳原氏らは8月に福島の子供たちの集団疎開を求める申し入れ書を野田首相に手渡したが、一向に動きはない。無視された状況である。

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

武富士の裏切りと中江滋樹の逃亡

武富士の裏切りと中江滋樹の逃亡

 74回

「武富士」が俺の所に接近してきたのはあの伊丹十三襲撃事件から2年ほど経った平成6年ぐらいの話だ。

 「廣済堂」の櫻井さんを通じて「武富士」の武井保雄・元会長が俺に会いたいと言ってきた。それで俺は武井とメシを食ったんだ。要は武井は株式を上場したくて、したくて仕方なかったんだよ。「上場すれば自分は何千億の億万長者になるから」って。

 武富士は1966=昭和41年、武井保雄が起こした消費者金融会社(当時は富士商事)で様々な不祥事、スキャンダルを抱えながらも、1998=平成10年東証一部に上場した。

武井は2003=平成15年、武富士を批判していたジャーナリストの山岡俊介宅盗聴事件に関与したとして、電気通信事業法違反で逮捕・起訴され、会長を辞任。

 2004年懲役3年執行猶予4年の有罪判決を受けた。その後入退院を繰り返し、2006年8月に76歳で死去した.

 けど上場するには、今までやってきたことが悪すぎたんだな。自分の会社の女の子に手をつけたり、ラスベガスで博打して何億もすったり、地上げに関係者やヤクザを使ったりと、散々やってきたんだよ。

 それを右翼にバンバン叩かれたわけだ。上場の主幹事会社だった野村証券本社や日本証券業協会のある兜町には毎日のように街宣車が現われて、「こんな会社を上場させるのはけしからん」とやられたから、武富士もこれには参って、俺に右翼を抑えるよう頼んできたわけだ。

それで俺は櫻井さんの顔もあったから、武井の依頼を引き受けて佐野逸雄富士連合会会長に任せたんだ。佐野は政治団体を持ってたし、右翼とのパイプもあったもんでな。それで佐野が右翼と話しをつけたから武富士は上場できたんだ(1998年12月)。

ところが上場したら佐野の所に鼻くそみたいな金を持って来て、後は知らんぷりだ。当然「ふざけんな」と言う話になるわな。

 それで佐野が「武富士」を相手に報酬請求訴訟を起こしたんだ。武富士は佐野のおかげで上場出来て、1000億以上儲けたわけだから当り前の話だよ。

 結局その訴訟はある人が佐野と武井の間に入って和解して、武富士との戦争は終わったんだけど、それにしても武富士の武井もとんでもないチンピラだったな。

 埼玉かどっかで刺青を入れて、極道じゃ飯が食えんから東京へ出てきて、金貸しのまねごとをやって、そのころは利息が「月9分」なもんでさ、9分を合法的に取れたんだから、一年で元を取れたんだよ。ちょっと担保を取っておいたら、もう大変な儲けだ。

 それを元手に「サラリーローン」とか言うのをやりだして、当時だから上場できたんであって「反社」(反社会的勢力)だ何だとうるさい今だったら、右翼が攻撃しなくても絶対無理だったろうな。

 それで、自分が死ぬ前から税金(相続税)を逃れるために息子を海外に逃がして。けれど、最終的には国税にしっかりケジメを取られて、今じゃ息子は「すかんぴん」だろ。

 守銭奴の末路なんて、所詮そんなもんだよ。

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

東国原英夫・そのまんま日記・ブツブツ

東国原英夫・そのまんま日記・ブツブツ

 

2012年9月17日・東国原英夫

 久々にブログを更新します。ツイッターで毎日呟いているので、どうもこのブログの更新が積極的でなくなります。申し訳け無い。

 ここ数週間、様々なことがありました。二週間程前に、どこから出たのかネタ元は分からないが、各メディアに

「日本維新の会が、東国原を出馬検討、決定した」と報道され、まだ自ら「出る」とも何とも言っていないのに、勝手に出ると決め付けられ、或いは、「出るのではないか?」と疑われ、まるで準候補者扱いになった。

 そうなると、各局テレビ・ラジオ・新聞その他のメディアが身構えてしまい、自主規制の体制に入る。

 また他党や組織団体からメディアに圧力が掛かり「東国原をメディアで露出する場合は他候補者等と平等に扱え」となる。

 そうなると、当然、テレビ出演などは自主規制・自粛の対象となり、控えさせられる。つまり、ドタキャン・キャンセルである。たまったものじゃない。

 講演会やイベントなども軒並みキャンセルである。

特に政治団体や自治体、組織等(例えばJA等)が主催しているものなどは、どことは言わないが「絶対に政治的発言はするな」と釘を刺され、事前に講演会で話す内容を文章にして提出させられた。

 酷い話である。こんなことがまかり通るのか?

 これは完全に営業妨害かつ経済制裁、兵糧攻めである。

僕はこれと言って政治資金等受けていないので、正直、事務所や後援会の運営費などは自腹である。

 テレビ出演や講演料などが主な収入源である。

まあ、今に始まったことではないが、本当にいい迷惑である。ブツブツ~

これらはどうにかならないものか。おまけに事実無根の記事で週刊誌には叩かれ、踏んだり蹴ったりである。

 こんなことまでされて政治をやらなければならないのか?

政治をやるということはこういうことを覚悟しなければならないことを理解するが、余りに酷い内容である。

 (永人コメント)

やっぱりこの男(東国原英夫)は賢くないね。誰がこの男に政治を頼んだのか!?

 自分で勝手に「自分の虚栄心と金と名誉のために」お笑い芸人から政治の道を選んだのだろう。

 橋下 徹と手を組んで得意げに喜んでいたと思ったら、もう愚痴こぼしなのか?

 そんなにひどい、事実でないことを書かれたというならその週刊誌を訴えたらどうだ?

 あなたが何よりも好きなお金になるし、またまた名が売れるだろうに・・・

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

伊丹十三・襲撃事件

伊丹十三襲撃事件

73回

 バブル崩壊から1年経った1992=平成4年、後藤組の名前を一気に、一般社会に知らしめる事件が起こった。「伊丹十三襲撃事件」である。

 1992=平成4年5月22日午後8時40分頃、東京都世田谷区の自宅マンション近くの駐車場で、映画監督の伊丹十三(当時59)が、車から降りようとするところを複数の男に襲撃され、左顔面、首筋、耳などを鋭利な刃物で切られ、重傷を負った。

 伊丹は当時「民事介入暴力(ミンボー)」をテーマとした映画「ミンボーの女」を制作。

 5月16日に公開がスタートしたばかりだった。そして事件から6か月半後の12月3日、警視庁は後藤組組員5人を傷害の容疑で逮捕。5人は同月末に全員起訴され、その後、懲役4~6年の実刑判決を受けた。

 あの事件では、俺もそれこそいろんなところから、いろんなことを言われた。

 けれど俺自身初めはウチの若い衆がやったということ自体、知らなかったんだ。ただあの監督がやられたと聞いて、「おお、ヤクザにもちゃんとしたプライドを持ってる奴がいるじゃないか」と思った事は間違いないな。

 ヤクザである限り、極道の代紋掲げている限り、あの映画『ミンボーの女』を見て不愉快にならんかった者は当時、一人もいなかったはずだ。そう感じないヤクザがいたら、どの顔(つら)下げてヤクザやってるのか見たかったぐらいだ。

 ここまで公衆の面前で、映画という公のメディアで馬鹿にされて、面子潰されて、それでもケジメを取らないならヤクザじゃないと思ってたよ。この映画が公開される1か月前に暴対法が施行されたから、この映画は暴対法のPR映画みたいなもんだった。

 この監督がサツの露払いをするのは勝手だが、それにしちゃあ、あまりにもヤクザを馬鹿にした、おちょくったような映画作ってくれるじゃないか、と。

 おまけに警察庁の幹部なんかがこの映画を見て、マスコミとかで絶賛して、この監督はこの監督で、記者会見で

 「この映画で、私はヤクザに喧嘩を売ったんです」とか言ってたんだ。

 そんな時に起きたのがあの襲撃事件だ。別に命まで奪った訳けじゃないし、「どこの組の奴か知らねえが、粋なことをやってくれるじゃないか」と。「どこの組か分かったら、差し入れでもしきゃな」と最初は思っていたくらいだ。

 で、俺の中ではそれで事件の事はスッキリと終わってたんだが、半年たってウチの若い衆が捕まって「え―っ、ウチだったの!」ってなってな。

 イザ自分の組の話になると、頭が痛いなぁ、と。

 警察にはこれまで以上に徹底的にやられるだろうし、マスコミや一般社会からも非難囂々(ごうごう)だろうし、若い衆に弁護士つけてやらなきゃいかんし、起訴されたら徴役長いだろうし、その間、家族の面倒は見てやらなきゃいかんし・・・「えらいこっちゃなあ」って。

それまで他人事のように見てた襲撃事件が、いきなり自分の組の話になったもんだから、これはキツかったな。

 けど、襲撃した若い衆に対して、「面倒起こしてくれたな」なんてこれっぽっちも思わなかったよ。さっきも言ったようにヤクザとしてのプライドを持っているものなら、誰がやってもおかしくないと思ってたから。

 捕まった5人は佐野逸雄―富士連合会会長の所の若い衆だ。中でも主犯の池田 満・当時後藤組本部長補佐は、山一抗争の時に山本広一和会会長宅にダンプカーで突っ込んで警察と撃ち合った男だ。

 それが一年ぐらい前に刑務所から出てきて伊丹十三襲撃事件で又刑務所に行くことになった。

 この池田と言う男は腹が据わってたよ。案の定一般社会じゃ非難囂々だったけど、ヤクザの社会では拍手喝さいだったんだ。

 この伊丹十三襲撃事件を機に、警察庁は1993=平成5年、後藤組を「視察内偵対象団体」に指定。後藤組傘下団体を管轄する関係都道府県警の刑事部長や、暴力団担当課長による「山口組後藤組集中取締推進会議」が相次いで開かれ、捜査当局による集中取締は苛烈さを極めた。

 

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ