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ホームレスの東大卒弁護士②

東大卒のホームレス弁護士②

「都内の弁護士事務所に入っても難しい仕事の依頼が来ると逃げてしまう。それでクビに。新しい事務所を紹介しても変わらず。挙げ句、女を作って・・・」

小料理屋のママと同居し、弁護士は辞めた。だがそのママは病死、金が尽きるとホームレスになったのだ。

そして今年4月に再び失踪-―「いなくなったのは知っています。引き取りに行ったのは孫なのですから」

9月に失踪した葛西氏は11月16日、埼玉県秩父市で一度は保護された。身元引受人となったのが別れた女房との間の娘だった。

「ひどい格好で臭いもひどくてとてもホテルは受け入れてく」れないだろうと孫は自宅に招いた。服を買ってあげお金も数万円を与えるとまた出て行った・・・情けない男ですよ」。情けない話だけでは済まないようだ。

着手金を十五万円払いましたが何もせずにいなくなりました」とは父が肩代わりした消費者金融への過払い金返還請求を依頼した女性だ。「埼玉弁護士会にも相談しましたが、クレーマーと勘違いされました」

マンションのローン減額を依頼した50代の男性は「昨年1月、月二十万円のローンを十五万円に減額出来ないか交渉を頼んだところ、“銀行の役員に東大の同級生が一杯いるから交渉なんて簡単だよ”と言われ、着手金20万円実費5万円抵当権の抹消に使うからと言われ、毎月10万円を届けました。

結局今年4月まで葛西は何もしていなかった。もちろんローンを払っていなかったので、マンションは競売にかけられ、今は車で暮らしています。

男性は埼玉弁護士会に懲戒請求をしている。

[葛西清重(15・6・12・9)大凶名;神経衰弱その他の難治の病症にかかり、慎みを持って行動せざれば足もとから転覆する運気で、特に総格の42画により自我の念を欠き、意志が弱く世間知らずのお人よし。

一生涯うだつの上がることなき衰退運。優れた才能有れども活かしきれず、一時的な成功に終わり、失意と孤独の内に終わる人生を暗示する。]

★★

東大卒の弁護士が、そんなことをするはずがないと弁護士会は当初、話を聞いてもくれなかった。弁護士会が耳を貸すようになったのは、葛西が失踪してからですから、皮肉ですよねえ」寒い年の瀬である。終わり。

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