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よろず世の中137・どうなるパナソニック?

よろず世の中137

 パナソニックはどうなる?

 パナソニックは12月13日、男子ゴルフ、石川遼との所属契約を来年1月で終了すると発表した。同社が主催する男子ツアーのパナソニックオープンも来年の第6回大会を以て打ち切る。

 冠イベントの中止は、銀行の軍門に下ったことを象徴する出来事と云える。薄型テレビの不振に破産寸前の三洋電機(42画・大凶名)買収の戦略的失敗が重なり、有利子負債は2008年3月期の3886億円から2012年3月期には、1兆5756億円と4倍に膨らんだ。

会社格付けは、投機的水準にまで引き下げられ、株式市場からの資金調達が困難となった。

 豊富な資金力を誇り、かつては「松下銀行」と呼ばれた会社が、銀行からの融資に頼らざるを得なくなった。

 銀行に頭を下げたことがなかった経営陣にとって、融資枠契約を結ぶことは屈辱以外の何物でもない。

 銀行から求められた経営合理化策の一環として、女子のバトミントン男子のバスケットボールの企業スポーツも休止する。10月。6000億円の「融資枠契約」を結んだ。

 主力行の三井住友銀行が2500億円。

三菱東京UFJ銀行  2000億円。

三井住友信託銀行   1000億円

りそな銀行       500億円…である。

 同月末、今期7650億円の最終赤字を計上すると発表して。事態は急変した。

 社債に売り注文が殺到し“パナソニック・ショック”が起きた・「会社存続の危機」に立たされたのである。

 パナソニックは13年3月28日中期経営計画を発表する予定だ。担当役員を含む大規模な人員移動(人員削減)、収益の改善が見込めない事業からの撤退や売却、東京汐留ビルの証券化が盛り込まれる。

 これに先立ち年内にも携帯端末からの全面撤退が発表される。事業の再編をテコに14年3月期の復配を目指す。

 松下電器産業・・・   63画大吉名。

パナソニック・・・     14画大凶名。

代表取締役・津賀一宏・30画大凶名。

(代表者としての経歴は文句無しだが、リーダーとしての運気が弱すぎる)

 ★

 創業者・松下幸之助の大反対を押し切って、幸之助の死後社名変更をした役員たちは、国民の言うことを聞かずに、消費税増税を野党と組んでまで実行した、民主党松下政経塾野田ボンクラ内閣の愚行との相関性が思われてならない。

 民主党はやがて滅んで行くだろうが、パナソニック存続についても油断ならない要素がある。

 

 

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第1章検証編・01返報性の法則

 

第1章、検証編

社会的詐欺事件に見る6つの心理法則。

 広告やセ-ルスの世界でつかわれている6つの心理法則があります、実はこのテクニックは詐欺でも応用される、人がだまされる基本的な心理。これに筆者が加えたもう一つの法則を知り、まずはこの基本知識が、犯罪から身を護る第一歩となるでしょう。

 

01・返報性の法則

何かを貰うとついお返しをしたくなる。

 買わないと悪いかな・・・という心理を悪用

 アメリカの有名な社会心理学者である、ロバート・チャルディー二が、広告や営業マンの使う心理テクニックを解説した有名な著書『影響力の武器』の中に『返報性の法則』が紹介されています。この法則とは「相手から何かを与えられると、こちらも何かをお返ししたくなる」という人間の心理を指しているもの。

 たとえば、スーパーの食品売り場で試食をすると、「買わないと悪いかな」と思ってしまうのは、この返報性の法則によるもの。

 デパートや量販店などの売り場で店員に親切に対応してもらうと、つい買ってあげたくなるという場合も同様の心理なのです。

 しかし、こうした営業マンが使う分はいいのですが、この法則を悪用した詐欺事件なども数多く報告されているので注意が必要。悪質な不動産業者が山奥の価値のない土地を高額で売りつける原野商法詐欺では「将来確実に値上がりする」と言ったウソを並べて売りさばくのが常套手段です。

 儲け話に目がくらむことがなければそう簡単には騙されない筈なのですが、一部では「旅行接待」という手法が使われる場合がありました。

  実際に土地を下見に行くと言うことで、客を北海道まで連れて行き、温泉旅館に宿泊させたうえで食事や酒などで接待したりするのです。

 無料で旅行させてもらったことで、多くの人はよく考えもせずに、土地を購入してしまい、後で泣きを見ました。

 すっかり返報性の法則に引っ掛かってしまったわけです。 続く

 

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