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宮城・石巻弁をまもる。

宮城・石巻弁を忘れぬよう。

朝、久しぶりにNHK・BS1「先輩の課外授業」を見た、途中からだった。宮城県栗原市(旧・栗原郡若柳町)の若柳小学校での課外授業だった。ゲストは「くどうかんくろう?・クドウ・カンクロウ?」と紹介されていたが、文字に直せば、工藤勘久郎かな?くらいに軽く連想して見ていた。

題目は「東北弁で話そう」。対象の小学生達はほとんど東北弁(若柳弁)を話さない(実は話せない)のだが、やがて「いずい*・おしょすい*」などの語を使って脚本を書き、学芸会のようにみんなの前で発表するという授業内容だったが、思わず最後までこれを見た。

☆☆

番組の途中で自分自身もずいぶん石巻弁を忘れかかっていることに気付かされたので、これからは時々石巻弁を思い出して、本ブログに少しずつ記録していこうと思う。なお「工藤勘久郎」と勝手に想像した姓名は『宮藤官九郎』が正しいのだと始めてわかった。

*いずい=違和感がある。

*おしょすい=恥ずかしい

 

懐かしい石巻弁。

小話

週刊新潮12月27日号

おぐりもの

あるおなごがカレスへのプレゼントに

クッチーを買っていだ。

「プレゼント用のラッピングにすてけさいん」

「わがりすた」

「んだげんとも、マナグをくちゃぶってラッピングすてけんねべが?」

「なにす? チレイにつづめねえよ」

「それがいいのっしゃ。『てづぐりだよ』ってわだすがら」

贈り物

ある女性がカレ氏へのプレゼントにクッキーを買っていた。

「プレゼント用のラッピングにしてくれません?」

「かしこまりました」

「でも目をつぶってラッピングしてくれません?」

「はあ? キレイに包めませんよ」

「それがいいの。『手作りよ』、ってわたすから」

 

 

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私は人と違う価値観を持っていますから

私は人と違う価値観を持っていますから

 「みんなやっていますよ」の言葉で、安心してしまう。

そんな周囲に流されやすい心理の法則は、やはり、人をだます時も大いに利用されることになります。悪徳セールスなどでいわゆる「サクラ」を使うのもその一例。

 行列ができている店につい並んでしまうように、本当は怪しげな場所なのにサクラをズラッと並ばせて行列を作ることで、人を連れ込んで品物を不当に高く売りつけたり、あるいはターゲットに近い年恰好のサクラを利用して隣で買わせたりすることで安心させて騙すという手口があります。

 もっともらしいデータを示されても信用は禁物。

「和牛オーナー商法」や、「宝石買い取り商法」のような投資詐欺事件でも。「こんなに多くの人がやっている」ということを強調して、まっとうな投資であることを被害者に信じ込ませたのです。

 いかにも怪しげなマルチ商法にしても、その多くが「大勢の人が申し込んでみんな儲けている」と思い込ませました。

 この法則に陥らないコツは、とにかく疑ってかかることです。「大勢の人が評価している」といっても、そのデータも捏造されたものかも知れんし、単に「騙された人が大勢いる」ことだって考えられます。

 「みんながやっていますよ」とか「こんなに多くの人が申し込んでいます」などと言われても、意に介さず、

「私は他人と違う価値観を持っていますから」と言い返してやりましょう。

 ポイント・フレーズ

「私は人と違う価値観を持っていますから」

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