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夏バテで死なない食生活・

夏バテで死なない食生活

どんぶり飯・甘酒・梅干し

7・28日刊ゲンダイ

本列島は災害級の暑さ。国民は熱中症と夏バテの危険にさらされている。

『スポーツドリンクを飲め』とか『体をを冷やせ』等と予防策が語られているが、実は飲み物と食べ物を少し変えるだけで猛暑を乗り切ることができるのだ。ではいったい何を食べればいいのか。

『この殺人的な暑さを克服するには従来の常識を捨て去ることが大切』と医学博士の米山公啓氏(運気100点・完全大吉名←永人)が言う。

『減塩せよ』『腹七分目で』と医師からストップを掛けられている人も自由に飲み食いしてもいいという。

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「おすすめの食事は牛丼、かつ丼、などの『どんぶりモノ』です。食欲がなくてもタレがご飯にしみておいしいし、汁気もあるので食べやすい。ご飯はブドウ糖に分解されて脳へ送られるので頭がボーッとしないし全身にブドウ糖がほきゅうされることによって、エネルギッシュに動けます。牛丼は食べやすいツユダクがいいでしょう。

 

カレーライスも香辛料によって食欲が増進する重要メニュー。ダイエット中の人も野生のライオンのように、食べられるときに食べておくことです。そうしないと夏バテや熱中症を予防できません」(米山公啓氏)

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このところ注目を集めているのが必須アミノ酸を多く含んだ『甘酒』だ。甘酒は飲む点滴と言われている。必須アミノ酸はタンパク質をつくる物質で、筋肉を維持でき疲労回復が早まるという。さらに甘酒には糖分によるエネルギー補給効果もあるため、酷暑の中をパワフルに動ける。ナトリウムも含まれているので、意識をクリアに保つことができると、一石三鳥だ。

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もう一つ重要なのが塩分補給。ウナギ料理屋では、夏場に梅干を食べながら、ウナギ職人が蒲焼を焼いているし、広島などの被災地で活動するボランティアも梅干をなめている。

かつて製鉄会社の労働者は塩分の多い白菜づけを食べながら溶鉱炉で働いていた。

『酷暑の中でいると大量に発汗し、体内のナトリウムが汗と共に消失します。すると頭の切れが悪くなり、体が上手く動かなくなる。最悪の場合、心臓が止まる危険性もあるのです。予防法として、塩気の効いた梅干を一日に数個食べること。味噌汁や漬物は普段より濃いめの味付けにしても良いでしょう』(米山公啓氏)

今年の夏は常識はずれの暑さ。『非常識』な食生活じゃないと乗り切れない。

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自民は党を挙げて猛省し安倍3選を阻止せよ

自民は党を挙げて猛省し安倍3選を阻止せよ

高橋乗宣

後任はもはやだれでもいい

とんでもない暑さの中、とんでもない首相が3選に向け、自民党総裁選に出馬の意欲を示している。国会は閉幕したがモリカケ疑惑の解明は手つかずのまま。忖度行政を生み出し、ついには財務省の公文書改竄、廃棄に発展した。

 こんな内閣はかつてない。その責任の中心にいるのが、安倍首相だ。自民党はこのような総裁を絶対に3選させてはいけない。今こそ自己批判し、政権与党として自浄能力を発揮すべきだ。

 岸田文雄政調会長は総。裁選不出馬を表明したが、3選を阻止するならポスト安倍は石破茂元幹事長でも、野田聖子総務省でもいい。もはやだれでも構わないほど、安倍政権は堕落している。

 激甚災害に指定された西日本豪雨が発生しても、総裁選対策目当てで『赤坂自民亭』で宴会を繰り広げて居た光景は政権の腐敗を象徴している。

飲み会には安倍首相と小野寺五典防衛相も参加。彼らに大雨や河川の氾濫、土砂崩れの報告はなかったのか。この政権の無責任ぶりがよく現れている。

 国会運営も『数の力』にものを言わせて、やりたい放題だ。安倍首相は豪雨災害復旧よりもカジノ法案成立を優先。復旧の陣頭指揮に立つべき石井啓一国交相をカジノ解禁のための審議に張り付かせ、最後は採決強行だ。

 信じられない対応であり、このような状況を生み出したのも安倍首相なのである。

とことん許し難い。

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アベノミクスの5年間も総括が必要だ

 異次元緩和のスタート直前、125兆円ほどだった日銀の国債保有残高は直近で約460兆円に膨らんでいる。軽く3・5倍以上も増えてしまった。

 国債を発行しても黒田日銀がどんどん購入すれば財政規律が緩むのは当然の帰結だ。安倍首相はプライマリーバランスの黒字化目標を5年も先送りしたが、

異次元緩和継続と安倍首相続投のセットで目標を再び延期しかねない。財政健全化も災害対応も先送りのクセにカジノは急いで解禁させる。その背景には米国言いなりの政権の姿が透けて見える。

自民党議員はこんな政権の継続を心の底から望んでいるのか。今の野党の状況だと、自民党政権が続くのはやむを得ない。だからこそ党を挙げて猛省すべきなのである。

今回の総裁選は地方票の重みがまし、国会議員票と同数が配分される。地方議員にはだらしない国会議員に代わり、党に反省を促す投票行動を取って欲しい。

 それを後押しするのも世論次第だ。国民も全力を挙げて、この政権にストップをかけるべきだ

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安倍に統治される日本人が不憫でならない・金 正恩

日本人は実に不憫(ふびん)だ

金正恩

南北首脳会談以降、日朝首脳会談に意欲を見せる安倍首相をせせら笑うかのように北朝鮮が安倍批判を続けている。昨日23日は、西日本豪雨を巡る後手後手対応を避難した。『頽廃的な安倍政権の統治下で生きなければならない日本人の立場が実に不憫だ』とまで冷笑される始末だ。

 朝鮮労働党機関紙『労働新聞・23日付』は「ふたたび露呈した安倍政権の反人民的正体」と題した論評を掲載。俎上に載せたのは赤坂自民亭だった。

平成に入って最悪の被害をもたらした西日本豪雨の最中、安倍をはじめとする政権中枢の面々が赤坂自民亭と称する酒盛りでどんちゃん騒ぎしていたあれである。

論評は、「昔から火災は始末できても水害は始末できないといそれほど洪水による被害はとてつもないものである」と指摘。森友・加計問題で、国民不信が高まる現状を繰り返し、こう糾弾した。「暴雨が降っているとき、被害地域住民が受けた苦痛は考えずに飲み会を開いたことで、安倍一味は大変腐敗し、反人民的な政権であるということを再び赤裸々に露呈した

私利私欲にだけ明るい政治家たちが政治をする日本社会に一体未来が有るのだろうか」その通りではあるが、「人権無視」の北朝鮮にここまでこき下ろされるとは・・・。北の言論は金正恩朝鮮労働党委員長の許しなく動くことはない。一体どんな目論見なのか。朝鮮半島情勢に詳しい国際ジャーナリストの太刀川正樹氏は言う。

『北朝鮮にとって安倍首相は最低最悪の政治家です。小泉訪朝時に拉致問題を認めて謝罪した金正日総書記の顔に泥を塗り、拉致被害者を戻さなかったばかりか、北朝鮮を国難と呼んで、事あるごとに政権浮揚に利用してきた。

安倍首相が3選を狙う自民党総裁選が本格化する中、反安倍キャンペーンを張って延命を阻む狙いでしょう。北朝鮮には5454部隊と呼ばれる専門組織が有り、1日3交代で日本のテレビをチエックし世論を分析しています。その動きを読んで、ますます攻勢を強めていくのは必至です。

安倍は一昨年の国連総会一般討論演説で、北朝鮮をこう指弾していた。

『人権を蹂躙し、権力に対する抑制と均衡が何一つ働かない国、国民の困窮を一顧だにせず、軍備増強に邁進する国だ』

正にブーメラン。北朝鮮に言われるまでもなく、安倍晋三に鉄槌を下す時だ。

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小沢・小泉・船田の動きに注目!最終回

小沢・小泉・船田の行動に注目!

最終回

歴史の断罪を待ってはいられない

 この独裁暴政を止めるには、一体どうすればいいのか。

 国会の尊厳を踏みにじり、露骨なまでの政敵潰しを仕掛ける安倍の総裁3選を容認している自民党に自浄作用を期待しても無理というモノ。

 そんな中で注目されているのが脱原発で握手した小沢一郎と小泉純一郎の動きだ。「老練で政局勘に長けた2人が、長年の恩讐を乗り越えて手を結んだ。小沢氏は政権交代、小泉氏は原発ゼロのためで、それぞれの立場は違えど、安倍政治を終わらせないと日本に未来はないという見解では一致しているはずです。

脱原発ならば立憲民主党や共産党とも足並みを揃えることができる。

例えば原発ゼロへのロードマップを作るというワンイシューで政権を樹立することも可能です。一つの内閣で大きな仕事が一つ出来ればいいのです。政策ごとに連立を組むのが当たり前になれば、自民党も割れざるを得ない。

 小沢氏と小泉氏のタッグが起爆剤になり、与野党を巻き込んだ大きなうねりになって行けば、1強独裁体制は意外と簡単に砕けるかも知れません」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

不信任案の趣旨弁明で枝野は「これ以上、目先の権力闘争ばかりを重視して国民生活に禍根を残し、嘘やごまかしや開き直りを蔓延させてモラルハザードを生じさせれば、必ずや歴史に断罪される」と訴えた。

「本当にその通りで、『ボク知らない』『やってないもん』という小学生の言い訳が政治の世界で成立してしまう怖さを感じます。

権力者がウソを言い続ければ自ら犯した犯罪から逃げ切れるなんて、戦後70年以上も民主主義国家を標榜してきた国とは思えない。国民の政治不信は増大する一方です。

政治がこれでは社会全体もおかしくなって行きますよ。

ズルをしてでも儲けようという考えになってしまう。

膿は一般社会にも浸透していく。『他にいないから』などという消極的な理由で現政権を支持していたら、どんどんひどい世の中になってしまいます」(山田厚俊氏・前出)

 現状で安倍3選は盤石のように見えるが、政界の「一寸先は闇」だ。小沢と小泉が今後どう動くのか。そして自民党内でも船田に続いてマトモな行動を起す議員が出てくればアッと言う間に流れは変わる。最後は世論の力だ。

 ハッキリしているのは、あと3年も安倍政権が続けば、この国は完全に独裁国家になってしまうということだ。 

歴史に断罪されるのを待つ猶予はない。終り

 

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小沢・小泉・船田の動きに注目!③

 

小沢・小泉・船田の動きに注目!

マトモな議員が結束して声を挙げれば一強はもろい

 参院定数6増という公選法改悪の採決を棄権した船田元・元経企庁長官は、昨年本紙のインタビューに応じ、誰も反対の声を挙げない自民党内の異様な状況をこう語っていた。

『自民党の正式な場で発言できればいいんだと思いますけれども、現状ではなかなか勇気が要りますよ。小選挙区制の弊害で、1選挙区1人ということは、同じ考えをみんなが共有しなければいけない。すこしでも違うと候補者差し替えとなったり、お金配り、ポスト配りも官邸と党本部の力が非常に強くなって、何でもどんどんやれる。党内で議論を戦わせたり、政府に対してここは違うよ、と言える人もいえる場所もほとんどない状況です。役所だけでなく自民党議員が忖度しているんですね』

『自民党が一色に染まってしまっているので急には色を替えることが出来なくなっています。安倍さんにもしものことが有った時にどうするのか。次に誰がやるのかが見えない。今の自民党は非常にもろい状況だと思います』

 自民党の中にも現状をマズイと考えている政治家はいる。国権の最高機関である国会が、独裁者の下請け機関と成り下がってしまった。やりたい放題で嘘の答弁がまかり通り、虚偽の文書で国会が欺かれるという民主主義の危機に瀕しているのだ。

それでも与党議員は誰も怒りの声を挙げない、挙げられない。

「総理にたてつけば、徹底的に干されるという恐怖支配も蔓延しています。実際党内の反安倍つぶしは半端ではない。

総裁選への立候補が確実視されている石破さんなんて目の敵にされていますよ。

党本部には、都道府県連から石破さんに講演依頼があっても断るように指示しているそうです。それでも石破さんを呼ぶ県連はあるのですが、そこにはもれなく安倍総裁のビデオレターが届く。さすがに流さない訳にはいかず、それで石破さんの講演時間が削られてしまう。

そんなセコイ手を使ってまでつぶしに掛かるのだから、政敵のスキャンダルをメディアにリークするのもいとわないでしょう」(自民党中堅議員)

そこまでやるかというえげつなさだ。続く

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小沢・小泉・船田の動きに注目!②

小沢・小泉・船田の動きに注目!

何度退陣してもおかしくない不祥事内閣

 思えば、疑惑の打ち消しに躍起になり、不都合な事実は隠蔽し、平然と嘘をつき、周囲にも嘘を言わせ、議会制民主主義を否定して蹂躙の限りを尽くしてきた通常国会だった。

やったことと言えばデータねつ造が発覚しても働き方改革関連法案を強行成立させ、自民党現職議員を当選させるために参院の定数を6増させるお手盛りの公選法改正を強行、カジノ法案も生煮えのまま強行するという暴挙だけだ。

『通常国会では幾度となく内閣不信任案が出されてもおかしくない出鱈目が露呈しました。西日本の未曾有の豪雨災害でも、安倍首相が総裁選の足固めをするための酒盛りで初動が遅れ、多くの国民の命が奪われた。

 それなのにこの非常事態に国土交通大臣をカジノ法案に張り付けて、復旧よりも米国のためのバクチ法を優先させるという横暴には、はらわたが煮えくり返る思いです。

そうでなくても、森友・加計・スパコン・レイプ揉み消し疑惑・公文書改竄・災害対応の致命的ミス・と、この安倍政権は何度退陣していてもおかしくない不祥事だらけなのです。

普通ならとっくに自民党内から倒閣運動が起きているのに、盲目的に安倍首相に追従しているのは気味が悪い。参院の定数6増に反対して採決を棄権したのが船田元経企庁長官だけというのも情けない。船田氏と投票行動をともにする様な気骨のある政治家が自民党内にいないから、悪の権化がのさばっていられるのです」(政治評論家本澤二郎氏)

かくして、スキャンダルまみれの安倍晋三が長い通常国会を乗り切り、秋の総裁選3選も濃厚になっている。防災にも場当たり対応しかできない無能政権が生き永らえ、安倍がまだふんぞり返っているなんて信じられないが、これが現実なのだ。  続く

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小沢・小泉・船田の動きに注目!

 

小沢・小泉・船田の動きに注目

日刊ゲンダイ・7・23

 これだけ政治不信を増大させ、内政も外交も行き詰まり、異常気象の防災にも場当たり対応しかできない無能政権に、自民党議員が盲目的追従の中、彼らの行動、発言は、どこまでうねりになって行くのか

 とにかく異常だ、自民党内の反安倍つぶし。

 通常国会の会期末は22日までだが、昨日(20日)事実上閉幕した。そのフィナーレを飾ったのが、カジノ法案の成立だ。

国民の7割がカジノに反対しているのに、例によって与党は数の力で法案成立を押し切った。もはや見慣れた感さえある強行だが、最後まで、最低最悪だったこの国会を象徴するような光景で締めくくられた。

これに先立ち、野党は最後の抵抗として5党1会派が共同で内閣不信任決議案を衆院に提出。

趣旨説明に立った立憲民主党の枝野代表は2時間43分に亘る演説を行った。衆院では記録が残る72年以降で最長の演説となったが、議事進行を遅らせる目的の「フィリバスター」ではない。

安倍政権の悪行を一つ一つ挙げて行ったら、半日では足りないくらいなのだ。枝野はよく3時間以内の演説にまとめたというべきだろう。

アベノミクス失敗で国内経済は停滞し、賃金が上がらない国民は負担増だけを押し付けられている。

外交でも、誇れるのは訪問した国の数だけで、拉致問題も領土問題も行き詰まり、激動する世界情勢から取り残され、日本は国際社会で相手にされなくなってしまった。

 森友問題も加計問題も結局、疑惑は何一つ解明されていない。安倍首相夫妻が関わっていたことで公文書まで改竄され、莫大な公金が投入されているのに、政府や自民党は口を拭い、うやむやにして国会閉幕で逃げ切りを図る。続く

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明治以来の土建国家の施策が破綻に瀕している②

明治以来の土建国家の施策は破綻に瀕している

 砂防ダムを造って土砂をせき止め、水量をコントロールしてその先の川は3面張りにし、水をさっさと海に流そうとする。結果、川から海への土砂の流入が無くなるので海岸線の浸食が進み、消波ブロックを海に投入しなければならなくなる。

 このようにコンクリート固めで自然の力を押さえ込むという、明治以来150年の土建国家―日本の思想がついに破綻に瀕しているのではないか、と彼は言う。

「今回の災害では、今年竣工したばかりの砂防ダムが土台ごと流されてしまったという例もあった。ましてや古いダムはコンクリートの寿命は短くて50年、長くて100年だからいつどこで壊れてもおかしくない。最早非常事態と言えるのではないか」

安倍首相は現地を視察したり、それなりに頑張っているように見えるが、この与党議員は安倍に対しても厳しい。

目先のことで飛び回るのは当然であるが、それ以上に、コンクリート固めの思想を考え直すとか、文明論的なレベルのことを考えるのは、彼は得意じゃないからね。 せいぜいこの災害のおかげで自民党総裁選が事実上休戦状態になって、自分の3選に有利になったかな、ぐらいのことで頭が一杯でしょう』と。 終り。

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明治以来の土建国家の施策が破綻に瀕している

明治以来の土建国家の施策は破綻に瀕している

高野 孟

地元が集中豪雨の被害に遭った農林系の与党議員の表情が深刻だ。救援・復興の為にやるべきことが山ほどあるのは当然として、それだけでなくもっと大局的なところから国土の在り方を考えなおさなければならないのでなないかと言うのである。

どういうことか。「ひとつには雨の降り方が、今までとは違ってきた。日本の雨は基本は「しとしと」で、「ざーざー」もあるが通り雨だったりする。もちろん台風が大荒れすることもあるけれども、そんなにしょっちゅう同じところに来るわけではない。ところがこの頃は、記録的な大雨が1か所に何日間も降り続ける。それ自体は気候変動の影響で

どうしようもないけれども、こうなると今まで『まあこんな程度でいいだろう』ということでやってきた施策が全部通用しなくなる」と彼は言う。その施策とは?

「たとえば森林管理。人工林を放置して、どうにもならなくなると皆伐し、ハゲ山のようにして、切った材もその辺に山積みして放置するというような、そういうところは山の力が衰え、この豪雨ではあっという間に大崩れを起す」

そうなると河川管理も問題になる。続く

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東京殺人ピック

東京殺人ピック

日刊ゲンダイ・6・19

 東京オリンピックで人が死ぬんじゃないか?さすがに心配する声が挙がっている。日本列島は連日の猛暑。16日までの3連休中に全国で14人が熱中症で死亡し5616人が緊急搬送された。心配なのが2年後の東京五輪だ。五輪は7月24日から8月9日までの真夏に開催される。この暑さの中で、競技を行うのはどう考えても無謀だ。しかも暑さ対策はほとんど進んでいない。

『東京オリンピック、パラリンピック競技大会組織委員会』は昨年4月、有識者などによる『暑さ対策検討委員会』を発足。4回の会合を開いたものの、特筆すべき前進はない。

「会場の外のお客さんの為にひさしを設営して日陰を作るとか、大型扇風機やミストの設備を導入する案などを検討しています。入場を待つ際に蛇腹状に並ぶと暑さがこたえるので、他の並び方に代え、20分以上お待たせしないようにしたいと考えています」(組織委員会戦略広報課)

  要するにこれといったアイデアがなく、どれもまだ検討中の段階なのだ。気になるのはマラソンコースだ。選手の走るコースは約21キロ、往復約42キロでそのうち約32キロが都道で、都は五輪までにすべてを遮熱性舗装に切り替える方針だ。

 「アスファルトに熱を反射する塗料を塗る工法で路面温度が最大で8度程下がります」(道路管理部保全課)ただし歩道はそのままだから、観客は従来のアスファルト上で応援することになる。

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英紙も『死ぬぞ』と警告

そもそも東京五輪は、五輪招致員会が『この時期の天候は晴れる日が多く、かつ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候』とIOCを騙してもぎ取ったイベントだ。

 英国の『タイムズ』紙は今年1月『東京五輪では選手だけでなく観客も極度の蒸し暑さによる熱射病で死亡するリスクにさらされている』と報じている。“殺人オリンピックになるぞ”と警告しているわけだ。

医学博士の米山公啓氏が言う「日本の夏は高温多湿。こんな環境下で高校野球をやっていることがおかしいのです。

五輪では欧米の選手や観客が蒸し暑さのせいでバタバタ倒れ、死者が出る可能性も有る。沿道の観客は応援に没頭するあまり、水分補給を忘れて倒れるでしょう。本当は安全の為に秋開催に変更するべきですが・・・」

欧米人はリタイアし、高温多湿に慣れた日本人が次々とメダルを獲得。そんな東京五輪になるかも知れない。

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