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大谷翔平語録75  六・大谷翔平とニューヨーク

大谷翔平語録
75
六・大谷翔平とニューヨーク

1回もNYの街に出たことがないのでわからないです

 大谷はヤンキースタジアムで強烈なインパクトを残している。
2021年6月の3連戦で放った3本のホームランは圧巻だった。コロナ過や故障も重なったため、2018年以来となる久々のヤンキースタジアム。3連戦初戦の第一打席では、右翼スタンドへ弾丸ライナーの一発。球場全体がざわめき、ヤンキースファンが観客席をほゞ占拠する中、スタンディングオベーションを受けた。2戦目は3年振りとなる2打席連続アーチ。

 2本目は滞空時間わずか3・2秒という衝撃の超低空弾だった。元祖ベイブ・ルースも活躍し、「ルースが建てた家」とも呼ばれた旧ヤンキースタジアムは道路を挟んで向かい側にある。ヤンキース時代に10度の本塁打王に輝き、通算714本塁打を放ったルースを彷彿させるパワーを大谷は、ニューヨークのファンの前で見せつけた。

 「名実ともに世界一のチームだと思うので、そういうところでプレーできるのもすごく光栄ですし、何回も来ることはないと思うんですけれど、数少ない打席の中で結果が出たのは良かったと思います

ニューヨークのファンも魅了

 同球場で大谷が出場する試合は、ファンにとっても現地メディアにとっても注目の的だ。2022年5月31日~6月2日の3連戦、アーロン・ジャッジ外野手との対決は「ホームラン・バトル」と称され、球場では特製Tシャツも販売された。

 先述したように、ヤンキースタジアム開場100周年記念日となる

2023年4月18日の試合では、大谷が第一打席で本塁打を放ち再びニューヨークのファンを歓喜させた。
同球場の第一号は
1923年4月18日にベーブ・ルースが放っている。

100年後の同じ日に大谷が本塁打を放ったというミラクル。

 試合後、地元地元メディアも大谷の取材に殺到し、矢継ぎ早に質問が飛んだ、実は、同球場での大谷の通算打率は1割3分と相性が良くない。

あまりどの球場で打っているかというのは、自分ではよくわかっていないので、あまり悪い印象はないかと思うのですが、シリーズの最初を今日取れたというのは良かったし、また明日切り替えて頑張りたい

ヤンキースタジアムの印象はどう感じているのか。
球場もきれいだし、ファンも熱狂的だし、いつもたくさんお客さんが入って、僕は今日も楽しんでプレー出来ました
そして質疑応答の中で驚きの答えがあった。

 これまで何度も訪れているニューヨークでの過ごし方とお気に入りのスポットを聞かれると、苦笑いで明かした。

一回も外出したことがないので、わからないです(笑)

 アメリカ最大の都市であり、世界的な観光地でもあるニューヨーク。連戦の合間に気分転換に名所を巡ってもいいのでは・・・・などという短絡的な考えはあっさりとあっけなく一蹴された。伝統球団にリスペクトを示し、好きな野球を思う存分にプレーする。

 大谷が望んでいることは、本当にそれだけかも知れない。

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