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ある日突然捨てられる会社・ユニクロ・マック第2回

ある日突然捨てられる会社

ユニクロ

結局はダイエーと同じ

 流通業界の専門誌『2020Value  Creator』 編集長の田口香世氏は、商品から革新性が失われたことを理由に挙げる。

 「たとえばユニクロのヒートテックは、これまで女性に『ババシャツ』と呼ばれていた肌着をおしゃれで機能的な商品に革新しました。素材も東レと一から開発し、それまでにない製品を生み出した。

 ところが最近はそういうイノベーションが無くなっています。ヒートテックもフリースも多くの人はすでに持っています。品質がいいため頻繁に買い替える必要もありません。新しい商品が出たときは『十人一色』で、皆と同じものでも多くの人が欲しがります。

しかし、その商品が行き渡ると消費者の好みは十人十色』になり皆と同じものはもう欲しくなくなってしまうのです。

現在のユニクロが置かれた状況は、末期のダイエーの道をなぞりつつあるのではないか、とも田口氏は指摘する。

 「かつてダイエーの中内功さんはメーカーが持っていた価格決定権を奪い、『価格破壊』によって流通革命を起しました。

その結果多くの庶民が欲しいものを安く買えるようになり、暮らしは豊かになった。ところが中内さんは徐々に消費者が見えなくなってしまいました。

末期のダイエーには『何でもあるけど欲しいものはない』と揶揄されるように成り、消費者から見捨てられたのです。

 消費者は移り気です。かつてのダイエーのようにイノベーションが止まると消費者は離れ、どんなに巨大な企業であっても衰退が始まる危険性に直面するのです」

30年以上にわたってトップに君臨する柳井会長その人の『カリスマ性』の限界も、ユニクロの失速と無縁ではあるまい。ダイエーで中内功氏に長年仕えた元幹部がこう話す。

 「ダイエーでは中内さんがカリスマとして君臨し、一人で経営判断をする状況が続きました。そのうち後継者問題が出てきて社内が混乱し、最期は組織として機能しなくなった。

 ダイエーやユニクロに限らず、すべての企業は消費者の目線を忘れずに変化に対応しなければ生き残れない。言うのは簡単ですがこれが実に難しい。特にカリスマ経営者がいる場合、目線が消費者とズレてしまうと修正することが困難なのです。

 ダイエーはじわじわと衰退していった印象ですが、今のようにグローバル化が進んだネット社会では衰退するスピードも速い。勝ち組と称賛された企業があっという間に立ち行かなくなる事態もあり得るでしょう」 続く

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ある日突然捨てられる会社・ユニクロ・マック

ある日突然捨てられる会社

ユニクロ、マックの失敗は他人事ではない

あんなに光り輝いていたブランドも、消費者の信頼を失うのは一瞬だった。デフレ下で大成功を収めた企業ほど現在苦境にあえいでいる。彼らはどこで何を間違ったのか。

 純利益が半減した!

週刊現代4・30

東京近郊にあるユニクロの中型店舗の店長(20代)の悩みは深い。

『かつては平日でも開店前から行列が出来ていたと聞いたことがありますが、最近では年末のセール以外、そんな光景はありません。都心の大型店は立地もよく、外国人観光客が爆買いをしていくのでしょうが、郊外店は極めて厳しい。

 とにかく新商品が売れなくなりました。最近は有名人とコラボしたTシャツやジョガーパンツ(裾を絞ったズボン)に力を入れているのですが動きは良くありません。たとえ売れなくても新商品はどんどん追加されるため、在庫は積み上がる。

 売り上げを保つために従来品を値下げせざるを得なくなります。そうなると値下げした商品しか売れず、新商品はますます売れない。まったくの悪循環です」

 ユニクロの業績が急に悪化している。かつてはフリースやヒートテック、ブラトップやウルトラライトダウンなど次々とヒット商品を投入し、アパレル業界で一人勝ちを続けてきた。が、今期は業績が暗転。

 ユニクロなどを展開するフアーストリテイリングは16年2月中間期連結決算で、純利益が前年同期比55%と急減したことを発表し、8月通期決算でも、2期ぶりの最終減益となる見込通しだ。

 先ず要因として挙げられるのは、度重なる商品価格の引き上げだ。

「アベノミクスが始まって以降、デフレ脱却の可能性が出たことで、ユニクロは14年に5%、15年に10%の値上げを断行し、これが災いしました。

 ユニクロがこれまで売れてきたのは、安い割に機能性が高かったからです。たとえ価格以上に品質が良くても、安くないユニクロの商品を欲しいと思う消費者は、多くないということです」(流通小売専門の証券アナリスト・佐々木加奈氏)

勿論、フアーストリテイリングの柳井正会長兼社長もこのことは百も承知だ。決算発表の場で柳井会長は「より買いやすい値段にしたい」と発言し、商品の値下げを示唆した。だが価格を下げれば消費者が戻ってくるという単純な話ではない。

ユニクロの不振には値上げよりも重大な要因がある。それは、ユニクロというブランド自体が消費者から『飽(あ)きられた』という事実だ。

一体なぜなのか。  続く

 

 

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菅 義偉の『反乱』に脅え始めた安倍晋三 最終回

菅義偉の『反乱』に脅えはじめた安倍晋三

最終回

キーマンは二階

「ポスト安倍の人材不足」は、ここ数年間、自民党の懸案だ。61歳の安倍の次の「総理候補」は58歳の岸田。

 安倍の寵愛を最も受けている稲田朋美政調会長は57歳。そこから下は大分飛んで35歳の小泉進次郎まで「不毛地帯」が続く―と評される。

 「そもそも稲田さんは力不足。麻生さんはもう総理を狙う欲が無くなっている。茂木さんは北海道でも補選であたりかまわず議員や秘書を怒鳴りまくって評判を落としている。これで負けたら首を切られかねないし、そうなると総理への道も潰れるから必死なんでしょうけど』(前出自民党中堅議員)

総理の周辺には稲田、丸川、高市などの安倍ガールズがいるが彼女らは人物的に総理などとても無理だと国民は皆思っている。一方でもし菅が総理の座を狙うなら、安定感でも実力でも圧倒的。党内支持という点でも前述のとおり、菅を推す声は日に日に増している。

「安倍総理が少なからず『好き嫌い』を基準にして人事などやる事に議員の間にも不公平感が生まれてきている。

『安倍総理のワンマンを何とかしなければダメだ』と公言する議員も出ています」(自民党若手議員)

第2次政権発足後、高い支持率と選挙での圧勝を盾に、党内の異論を抑えこんできた。しかし今、その微妙なバランスが崩れ、形勢は菅に傾いている。

 カギとなるのは

「総理はダブル選の腹を固めている」

「消費者増税は予定通りやるべき」と独自発言を続ける、二階俊博総務会長の動向である。

「安倍総理は二階さんを敬して遠ざけてきた。平たく言えばビビッているわけです。でも菅さんと二階さんはどちらも泥臭いタイプの政治家で似ているところがあるし、お互いに駆け引きもできる。ィーリングが合うのは後者でしょう」(前出自民党中堅議員)

安倍総理の体調は芳しくないという。

「持病の胃腸炎の特効薬だった『アサコール』が体に耐性がついてしまって、効果が薄れてきているそうなんです。それで最近は強力なステロイド剤を併用していますがこれは長期服用が出来ない。それでも止めるとまた悪化するので止められない」(前出官邸スタッフ)

 永遠に続くかに思えた安倍総理の『わが世の春』はにわかに掻き曇る。

多くを語らぬ忠臣はひそかに謀反をたくらんでいるのではないか!?安倍晋三の悩みがまた一つ増えていることは間違いない。終り

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本日出張のため

 

本日出張のため、菅 義偉の反乱に脅える安倍晋三を休ませていただきます。代わりに過去に投降したブログ記事を再投稿いたします。

 

「見ざる・聞かざる・言わざる」

 

三猿像は、「悪を見るな、悪を聞くな、悪を言うな」と教えたものだ。

というのは、この三猿像は、日本において庚申(こうしん)信仰に結び付いて作られたものである。庚申信仰は仏教と道教、それに神道までが混交した民間信仰である。すなわち中国の道教では、庚申(かのえさる)の夜、人の体内にいる三尸虫(さんしちゅう)が寝ている人の体から抜け出て天に昇り、天帝にその人の罪科を報告するとの伝承があった。

 それが日本に伝わり、この三尸虫を逃さぬため、庚申の夜は眠らずにいる風習が出来る。もちろん徹夜で騒ぐ訳ではない。静かに身を慎むのだ。したがって三猿像は目と耳と口を慎み、禍を避けることを教えたものである。

そこで面白い話がある。

庚申の夜は、たとえ夫婦でも、男女の同衾が禁じられた。この日に『出来た子』は盗人になるといった言い伝えがある。大泥棒の石川五右衛門が庚申の夜にできた子だという。

 ところが後世になると、どこでどう間違えられたのか、庚申の日に『生まれた子』が盗賊になるとされたのである。そうすると庚申の日は60日に一回あるから、平均して60人に一人はこの日に生まれるわけだ。

 それではその子がかわいそうである。そこで、庚申の日に生まれた子供に、“金”の字の入った名前をつけると、その子は盗人にならず、かえって長生きすると言われるようになった。

一種の救済手段である。

★★

この救済手段を受けた人に明治の文豪の夏目漱石がいる。慶応三年(1867)1月5日の庚申の日に生まれた夏目漱石は、だから本名を『金之助』と言ったのである。

果たして漱石は長生きしたのだろうか

 

◎長生きを願って金の文字すなわち夏目金之助と命名された“金之助”は19画でその意味するところは病弱短命運である、といえる。

天格・夏目 15画

人格・目金 13画基礎運により大吉を含む

地格・金之助19画大凶

外格・夏之助21画大吉

総格夏目金之助34画大凶

◎成功運・天(五)―人(三)大吉

●基礎運・人(三)―地(九)大凶

●三才の配置・天(五)―人(三)―地(九)大凶

第一型絶対的短命運。脳溢血心臓まひ、急難災害自殺その他全て急変の死を招き、短命の人生に終わり易し。

折角金の字をもらっても、運勢上は、短命を暗示する。

 しからばペンネームの運気はどうか(日常使うペンネームの運気が彼を支配するのは当然である)

夏目漱石

(さんずい・は水を意味して4画。ゆえに漱は15画)

天格・夏目15画

人格・目漱20画大凶

地格・漱石20画大凶

外格・夏石15画・主運のにより、大吉を含む

総格・夏目漱石35画・三才の配置にて大吉を含む。

●成功運天(五)―人(十)大凶*苦労のみ多くして功少なく、かえって難を受け、他のあざけりを買う。

基礎運人(十)―地(十)大凶

●三才の配置

天(五)―人(十)―地(十)大凶

第三型絶対的短命運*

災難・遭難など他動的外傷的危険に陥りやすく、あるいは難症を惹起し、天寿を全うすることなし。

★★★

夏目は神経衰弱、胆のうなどを患い、死亡原因は胃潰瘍の悪化だと言うが、恐らくは癌に罹っていたのかもしれない。

 本人は常々「生きているのが嫌になるほどの何かひどい目に遭い、死んだ方が楽だという苦しみを味わうまでは死ねない」と言っていたらしいが、最後は夏目が言っていた以上の壮絶な苦しみの中での死だったようである。僅か49歳という若さの死だった。

夏目金之助第一型絶対的短命運

夏目漱石  第三型絶対的短命運・・・・夏目は本名もペンネームも長生きには、縁がないということだったようだ。

 

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菅義偉の『反乱』に脅え始めた安倍晋三・その五

菅 義偉の『反乱』に脅えはじめた安倍晋三

その五

『菅ガールズ』誕生!

 前出の自民党関係者が話す「確かに菅さんは安倍総理にとってブレーキ役であり、調整役です。

 そりゃ疲れますよ。しかも沖縄の普天間基地移設問題でも、総理の身代わりみたいになって、あえて地雷を踏んでいる。相当たまっているんでしょう。

 総理の女房役=官房長官たる菅がこうした安倍総理への不満と今後の政権運営に対するある種の『諦め」を隠さなくなった。これは取りも直さず、安倍政権が「終りの始まり」に差し掛かったことを意味する。

 自民党内が浮足立たない筈がない。「ポスト安倍」のレースは本格化しつつある、宏池会=岸田派所属の中堅議員は、こんな情報を明かした。「谷垣幹事長がこう言っていたんです

 『俺はもう71という年の面から言って次の総裁選に出られる立場じゃない。だから次は若い岸田を押したい』と」谷垣にはかつて重鎮・古賀誠元自民党幹事長と対立し、半ば追われるようにして宏池会を去った過去がある。

 それが古賀氏の影響力低下に伴って復帰の目が出てきたということだ。この話には続きがある。「でも宏池会の中では『次の総裁候補は本当に岸田さんでいいのか』という声が、

かなり根強いんです。そこで菅さんですよ。元々は菅さんも宏池会ですからね。派内の幹部も『菅さん官房長官を辞めたらヤマたら戻ってきてくれないかなあ』と言っていました。岸田さんより菅さんの方が知名度も実力も上ですから菅さんを担ぐことも充分あり得る」

  安倍総理の出身母体である清話会=細田派は森喜朗元総理以降総裁を4人続けて排出し、この16年余りタカ派の保守本流として君臨してきた。

 対するハト派の宏池会は2000年の加藤の乱以後は権力から遠ざかり、総裁になったのは野党時代の谷垣のみ、それも総理ではなかった。それが今や清話会の大物たちは軒並み高齢を迎え影響力も衰える一方。

宏池会の面々はこれを好機とばかり『清話会支配の打破』を狙っている。安倍総理と思想面で一線を画してきた菅氏を担いで右に寄り過ぎていた党内意見を左へ揺り戻す力を一気に集約しようという訳だ。

「『次が菅先生ならついて行きたい』という人がたくさんいます。議員だけではなく官僚の中にもね。自分が手をあげなくても推す声が多ければ自分も『それなら』と言うでしょう。

党内全体を見渡してみても「菅待望論」は盛り上がっている。菅さんと同じ神奈川の三原じゅん子は以前から『一番尊敬する政治家は菅さん』と話している。次の参院選で改選なので、威光に頼りっきりなんです。『菅ガールズ』は彼女が一番乗りかも知れませんね」 続く

 

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菅の反乱に脅える安陪晋三・「もういいよ、おれは疲れた」と嘆く菅

菅 義偉の反乱に脅えはじめてきた安倍晋三

その四

もういいよ、オレは疲れた

(安倍にいや気がさしてきた菅)

オレなら、師である梶山静六を越えられる――ちょうど安倍総理が自身の父祖を越えようとしたように、菅もまたそんな思いに突き動かされているはずだ。

 菅と安倍総理の関係はよく『蜜月』と表現される。だが実際には、両者の関係はこれまでも、あくまでドライだった。総理にとっては政権維持に菅の剛腕が欠かせない。菅からすれば、国民が安倍総理という『神輿』を担いでくれるからこそ、自由に辣腕をふるうことが出来る、

 そんな打算が二人の間にはあった。それ故に菅は安倍総理の欠点、とりわけ強引さに眉をひそめることもしばしばだった。13年12月の秘密保護法案、そして昨年9月19日の安保法案と、2度にわたる国会での強行採決に、菅がいい顔をしなかったことは周知の事実だ。何故なら、こうした無茶な政権運営の裏で行われる細かい折衝は、菅の役割だからである。

「菅さんは、安倍総理がまた『憲法改正だ!』と言って強引にやろうとするんじゃないか、そうすれば今度こそ大失敗につながりかねない、と見ています」(官邸スタッフ)

 オレが総理ならどうするか。少なくとも安倍総理のような無茶はしない。もっとうまくやる――菅は官邸で、何度となくそんな思いを巡らせてきたことだろう。「菅さんは安倍総理にいや気がさしてきたようだ」という話は別なところからも漏れ伝わってくる。

 もっぱら『専門家や官僚たちとの会合を毎晩3~4回も設定し、情報収集に走り回る』とされる菅だが最近は旧知の友人や関係者と『只、飲みたいから』と言って、酒席をともにすることも増えたという。そんなくだけた席で、下戸の菅はいつも通りシラフのままこう漏らした。

「安倍総理があんまり突っ走るとまずいよな。どう思う?」そしてこうも言った。

「もういいよ、オレは疲れた」 続く

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菅 義偉の『反乱』に脅え始めた安倍晋三・その三

菅 義偉の『反乱』に脅えはじめた安倍晋三

その三

安倍と心中する気はさらさら無い

 第2次政権樹立以来、最大のピンチを迎えて、混乱と高揚の極みにある安倍晋三。対する菅はそんな安倍の姿を最も近くで眺めながら、虎視眈々と次の一手を見極めようとしている。

 思いつめた安倍は「ここにきて『どうせ参議院選だけやって負けるならイチかバチかダブル選に突っ込むぞ』とまで考え始めた」(前出・自民党議員)

だが菅には、安倍の道連れで心中する気などサラサラ無い。安倍政権で『実質的ナンバー2』の上り詰めたと言えども、ここで政治家として終わるわけにはいかない。

そして安倍総理も自らの求心力に陰りが見えつつある今、そんな菅がいつ自分の寝首を掻くか、内心で脅えはじめた。ある自民党ベテラン議員が言う。

「菅さんの権力の源泉は一に人事権、そして二に情報力にある。事実、中央省庁の人事だけでなく、副大臣以下の役職者の人事権もすべて握り同時にそこを情報源にもして、力をキープしてきた。おまけに公明党、創価学会ともパイプが太い。

 不祥事を起こした議員や閣僚を切るも、残すも菅さんの采配で決められる。今や菅さんの政治的実力は安倍総理を凌駕している」

つとに知られる通り、菅はたたき上げの政治家である。秋田県は雄勝、東北有数の豪雪地帯のイチゴ農家に生まれて、身一つで東京に飛び出した若き日の菅は苦学の後、政治を志した。同じくたたき上げで橋本龍太郎内閣で官房長官を務めた梶山静六を今なお師と仰いで居ることは有名だ。

 冒頭で触れた菅が『菅グループ』メンバーとして声をかけた若手も、たたき上げだったという。

「梶山さんも、菅さんも二人とも仕えた総理は世襲のボンボン。苦労人の官房長官というのは、『ゼロから這い上がってきた自分の方が、政治力では総理に勝っているはずだ』という気持ちを腹の底では抱くものだ。

総理のダメなところもしっかり見えるから『オレが』という思いが当然出てくる。あの梶山さんも最後は人を集めて総裁選に出た」(前出・自民党議員)

 菅はこれまで「出世欲のない謙虚な軍師」という自己イメージを強固に築き上げ、それに忠実に振る舞ってきた。実家は決して貧しくはないにもかかわらず、「苦労人」キャラをあえて否定しないのも、それが「地盤・看板・カバン」を持たない自分が権力に近づく最短ルートだと自覚しているからである。 続く

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小沢一郎発言 4月13日

小沢一郎発言 4月13日

安倍政権がTPP承認案と関連法案について今国会成立を見送る方向で調整に入った、との報道。あきれ果てる。

今まともに審議するとどうやら夏の参院選挙にマイナスなので選挙後に先送りすると・・・

消費税増税も、

年金の巨額運用損失公表も、

TPP承認も

全部選挙が終わってからやっちゃえ、と。

正に姑息の極みである。

 

小沢一郎発言 4月13日

◎日銀が発表した貸出・預金動向速報によると3月の貸出平均残高は

黒田総裁就任以来の低い伸び率に。

マイナス金利は、効果が出るどころか、日に日に個人や金融機関などのマインドを確実に冷やし続けており、もはやバズーカならぬ安倍ノミクス自爆兵器の一環として機能している。いわば政策の悪循環である。

 

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菅 義偉の『反乱』に脅え始めた安倍晋三 その二

菅 義偉の『反乱』におびえはじめた安倍晋三

その二

菅の本音はダブル選など無理

  

菅 義偉の『反乱』におびえはじめた安倍晋三

その二

菅の本音はダブル選など無理

  憲法改正を実現するためには自公が衆参両院で3分の2以上の議席を握る必要がある。しかも参院で『3分の2』ではあと26議席増やさなければならず、ハードルが高い。「ダブルにしなければ3分の2どころか、緩みきった参院自民党は大苦戦する」(自民党議員)

だが、「消費税増税を再び先伸ばしにして、選挙に勝つ」という戦法が14年の総選挙と同様に通じるかどうかは未知数だ。増税先延ばしを大義にすれば

「アベノミクスの失敗じゃないか」と叩かれるのは目に見えている。どう転んでも総理にはリスクが大きい。

そんな中、菅官房長官は最近、親しい記者の前でこう漏らしている。『安倍総理がやると言うならやるしかない。私は止める立場にはない。しかし、客観的に見るならば、ダブル選は出来ない。とうてい無理だ』

カメラの前では『解散は総理の専権事項』と繰り返し、それ以上は何も口にしない菅氏だが、2人の歩調はすでに大幅にズレている。

 菅氏が発言の根拠にしたのは、党で極秘に行った選挙予測である。その中身は本紙の予測と一致するものだった。「官邸の指示で自民党が独自に調査した結果では、ここで解散総選挙を打てば、40議席減。それも民進党と共産党の選挙協力がない場合で』というショッキングなものでした。当然野党が候補者を一本化してくれば60議席前後は削られるでしょう」(自民党関係者)

 その衆参ダブル選の「試金石」となる衆院北海道5区の補選は4月24日の投開票を前に自民党が劣勢だ。最新の調査では、野党候補の池田真紀氏が約4ポイントリード。4月14日には小泉進次郎衆議院議員も応援に入ったが、手ごたえは今一つだった。

 東京から現地に入った自民党関係者は『何か逆転の手はないのかな』と天を仰ぎ、こう続けた。

 「池田氏が『父親からDVを受けた』『夫が借金で蒸発した』といった壮絶な過去や、「中卒から猛勉強して大検、北大大学院、介護福祉士、社会福祉士などの資格を取った』という話を街頭演説で前面に出すようになってから、

 流れが完全に変わってしまった。実は、公明党支持者に絞った調査も行いましたがそこでも3ポイント差で野党側優勢。もう空中戦では勝てないから、地元企業に絞って徹底的にどぶ板をやる。もし負けたら、衆参ダブル選挙どころか、政権がどうなるか・・・」 続く

 

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小沢一郎発言 4月13日

 

小沢一郎発言 4月13日

◎TPPは国民にとって甚大な影響を及ぼす。ところが安倍政権は、「経済効果はあります」とくりかえすだけで根拠は無し。農業影響額も当初マイナス3兆円と言っていたのが、マイナス1300億円?

こんなのは試算でも何でもない。単なるインチキだ。もう隠蔽はやめるべきだ。

 

小沢一郎発言4月13日

◎依然アベノミクスの破たんを全く認めない安倍政権であるが、せめて年初からの株の暴落による年金運用の巨額損失と今後のさらなる損失拡大リスクについて、通常通り、6月末から7月初旬、つまり、参議院選挙前に国民に明らかにすべきである。それが最低限の政治の説明責任である。国民に対して隠蔽は許されない。

 

小沢一郎発言 4月13日

◎自民党などが盛んに野党の審議姿勢を攻撃しているが、大体TPP西川特別委員長が、自分の手柄を誇るような『聖域をどう譲ったか』みたいな交渉暴露本を出そうとしたり、TPP最大の『ご功労者』であるところの総責任者甘利元大臣は逃げ回っていたり、もうどうかしているとしか考えられない。

まともではない!!

 

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