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よろず世の中136・すさまじかった民主党への国民の怒り!

よろず世の中136

 すさまじかった民主党への怒り!!

 ★

自民党の比例票獲得数

 2005年2588万票296議席(小219比77)

2009年1881万票119議席(小 64比55)

2012年1662万票294議席(小237比57)

 今回の比例獲得票(得票率27・6%)は、大勝した2005年の時よりも926万票も少ないのだ。さらに比例は05年時より20議席減らした。

 09年(得票率26・7%)よりも投票率が10ポイント少なかったことも影響しているが、全国的に自民党支持が広がったとは言えないのだ。しかも今回は40%の有権者が投票を見送っている。

 小選挙区の得票数は2564万票で大敗した2009年から今回は165万票減っている。12政党の乱立で、民主党と第三極勢力が非自民党の票を食い合った結果、相対的に、自民党候補の当選する選挙区が増え、自民党の獲得議席を押し上げた形だ。

 全比例制にしなければ正確な民意を反映しない現行の選挙制度は早急に改めるべきだ。

 さて自民党は「大たなぼた政権転がり込み」を自分たちの実力と勘違いをし、この勝利に驕り、有権者のことを忘れ、横着になりかかった時は、今回の民主党を見るごとく、謙虚さを欠いて有権者の不信を買うときは、この政権も長くはないということになるだろう。

 ★★

民主党大惨敗の原因は何といっても菅直人や野田佳彦といったウルトラ馬鹿の首相や執行部とそれを支えた党員たちへの国民の怒りである。

 その怒りは実にすさまじかった。軽蔑心・不信感・嫌悪感・を伴ったどんな言葉を以てしても言い表せない激怒ぶりだったのである。

 野田佳彦は代表を辞めると表明したが、このような無能な者を党代表に選び、国民を裏切って独善主義に走らせ、誰しもが予想した通り、民主党はついに消滅していくのであろう。

★★★

仙谷由人が15日夕方の総決起大会で壇上から集まった後援者・有権者に泣き顔で「お願いです。何とか国会にもう一度送ってください」と必死に涙を流しつつ訴えていたが、徳島県民は賢明だった。心から敬意を表したい。

 比例復活を許さぬほど、この悪党に「ノー」の絶縁状を突きつけてくださった。

 仙谷由人は、小沢一郎の働きで民主党が政権を取ったあと、「自分が何をやったのか」忘れたわけではあるまいが・・・

 

 

 

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人権を否定されたヤクザ

完全に人権を否定されたヤクザ

148回

ただ当たり前の話だが、今回の震災で今回の震災で被災地の救援に動いたのは俺一人じゃない。一般の人たちのボランティアは勿論のこと、あまり知られちゃいないが、関東の任侠団体や、俺が籍を置いていた山口組の関東ブロックの組長らも、早い段階から救援に動いていた。

 もっともこんなご時勢だから、大っぴらには動いちゃいないが、震災直後にはそれぞれ個別に救援物資を積んだトラックを被災地に走らせていた。

 阪神大震災(1995年)の時も、山口組は総本部が被災した神戸にあったと言うこともあって、大々的に救援活動をやったんだ。それこそ五代目の親分、渡邊芳則組長が先頭に立ってな。

 あの時は俺も富士宮から神戸に山ほど物資を送ったよ。

ヤクザには昔からそういう伝統があるんだ。大きな災害や戦災の時、つまりは国難の折には、真っ先に堅気の人たちを助けるという、な。

 関東大震災の時も然(しか)り、先の戦争の時も然り、さっき話した阪神大震災の時も然り、だ。

 終戦直後には、「戦勝国」になった外国人が神戸の道を跋扈(ばっこ)し、好き勝手やってたんだ。ところが、戦後間もないころだから、警察もガタガタで、オマワリも彼らを取り締まれなかった。その警察の代わりに外国人と体を張って外国人と闘って神戸の街に治安を取り戻したのが、三代目の田岡(一雄・山口組組長)の親分だった。ヤクザにはそういう昔からの伝統、いや「血」と云ってもいい、そういう任侠の血が流れているんだよ。

 だからこそ今回の東日本大震災でも真っ先に動いたんだ。にもかかわらず、だよ。

 お上はそのヤクザを徹底的にゴミ箱の隅に追い詰めようとしているというのが今の世の中だ。

 これについてはこの本の第11章でも話したが、本が出版されたのが去年(2010年)の5月だ。それから、1年で俺が予想した以上にヤクザは追い詰められている。

 2009年6月の安藤隆春警察庁長官の就任以降警察庁は山口組、特にトップの司忍組長(銃刀法違反で収監中・当時)と、ナンバー2の高山清司若頭の出身母体である「弘道会」(名古屋市)の取り締まりを強化した。

 2010年の1年間だけで、地元の愛知県警をはじめ、各都道府県警が摘発した「弘道会」の直参(直系組長)は11人、幹部は32人に上った。

 又同年11月には京都府警が恐喝の容疑で高山若頭を、12月には大阪府警が暴対法違反の容疑で、山口組ナンバー3の入枝 禎(ただし)・総本部長(二代目宅見組組長)を逮捕したことによって、山口組ではトップからナンバー3の3人が不在という異例の事態になった。 続く

 

 

 

 

 

 

 

 

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