日記

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三方山

2024-03-07 18:46:23 | 日記

3月3日、日曜日、久しぶりに山友のH子さんと山登りに。前日、少し寒かったので雪があるかなあ、でもそれまでに殆ど溶けていたはずだから、積もったとしてもほんの少しだろう。荷が重くなるから、アイゼンもピッケルも置いてきた。岩原神社から取り付いてすぐ、ずぼらしたこと、後悔した。急斜面が、落ち葉と薄い雪で滑って、危ないし、とても歩きにくかった。

 目指すは三方山1310メートル、徳島高知の県境、四国山地トレイルである。稜線を歩いていけば到達する。ちょっと甘く見ていた。往復11キロメートル、9時間以上かかった。しなくてもいい藪漕ぎも、してしまった。

  

    

 岩原駅から、細い道を上へ上へと車を走らせる。うっすら雪化粧の棚田が、谷の向かい側に見える。ここは観光地だなと思った。外国人が好きそうな、日本の原風景だ。あの棚田は、幅2メートルくらいあるのだろうか。人力で耕作するのだろうな。お年寄りばかりの山村、ボランティアが手伝ってくれるのだろうか。観光資源として、維持するのかなと思う。

 さて、神社から尾根を登っていくと、いきなり急な細尾根だ。落ち葉で滑りそう。下りは怖いな。

 次は枯れすすきやイバラのヤブ、尾根を歩くのは辛いので植林の中を迂回する。その後は、まあ快適尾根歩き。

 見覚えのある頂上に着いた。京柱峠からここまで、1年前に歩いている。

 帰り、どういうわけか、あの避けたいヤブに突入してしまった。登山アプリに、ヤブ尾根を歩いたログが多かった。それを真似てヤブに入ったのがいけなかった。シカネットとヤブに阻まれ、ぬけだせなくなって、汗だくで下って行った。私が気になるのは、ダニである。この間噛まれたばかりである。

 なぜログがこのヤブの中を通っているのか、ネットを張る前はいい尾根道だったのか、そのあとモジャモジャに繁ったのか。

 誰かがレポートしていた。このヤブは手ごわかった、登岐山橡尾山などかわいいものだと。その通りだと思う。行く前にこの報告書を読むべきだった。

 

 


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