日記

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安達太良山

2024-04-11 08:42:28 | 日記

 二日目は安達太良山

  

 スキー場はすでに営業終了、シーズン中ならリフトが使えてラクチンだけど、下から歩くしかない。

 五葉松平を過ぎて、薬師岳。見晴らしがいい。上を見ると、左安達太良山、右矢筈森かな。

 スノボーを背負って登ってきたお兄さん。

 

 安達太良山はなだらかだった。

 前日の磐梯山は、見上げると恐ろしいほどの岩だった。あれは細尾根なんだろうか、だとしたら、怖いなあと怖気づいた。登ってみると広く平らだった。行ってみないとわからないものだ。

  

 やがて、スノボーのお兄さんが到着、準備をして岩を登ってきた。「頂上から滑りたかったけれど、雪がない」ほんの少し下ったところから滑り始めた。頭にカメラを付けている。一回目はバランスを崩して不満足、TAKE2。もっと大勢のギャラリーがいたらやり甲斐があろうものの、私と妹と犬、それと単独登山の男性で見物。この日、山で出遭った人は、先に下って行った3人グループだけだ。

 お兄さんはどのように滑って下りたか知らないが、私たちが駐車場に着いたとき、丁度車で帰っていった。雪さえあれば、楽しく速く下ることが出来る。

  

 お兄さんと単独男性に、登山道の方向と様子などを訊いて下っていくと、はやくも篭山の方に間違って入ってしまった。トレースがなくなったからだ。GPSで確認しながら歩くと、谷間に、栃木県の遍路さんHさんお勧めの、くろがね小屋が見えた。硫黄の臭いがする。残念ながら、取り壊しの為、しばらく休むそうだ。

 ここからの水平道が長い。最後の下りで、雪解けの、粘土様の泥べちゃで妹がすってんころり、服が泥だらけ。私もヒヤッとする瞬間があった。

 スキー場では、小さな蕗の薹がいくつか取れた。道路わきなどにも結構ある。前日のペンションの奥さんに、朝の散歩で取った蕗の薹をさしあげたら、あまり喜ばれなかった。全然めずらしくも、なんともないんだ。


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