日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

住めば都

2012-12-26 14:03:43 | インポート

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雪山用の靴のソールを張り替えてもらったので、この間の日曜、運動不足解消の為にも軽く登ってみることにした。私の靴は手に持つとズシリと重たい。でも履いてみると、さほど気にならず上々だった。残念だったのは、この間の寒波で積もっているだろうと期待してやってきたのに、すっかり溶けて、普通の山だったことだ。今シーズン初めての雪山トレーニングのつもりだったのに。樹氷がたくさんついていてきれいだったのがせめてもの慰めだった。この日は小春日和みたいに暖かかったが、夕方からグングン冷えて、翌月曜日は四国でもどうやら随分積もったらしい。これで3日後くらいに山へいけたら最高だろうなあ。

 寒くなって小部屋に引っ越した。6畳の部屋に洋服ダンス、飾りだな、1メートル30センチくらいありそうな大きな飾りだな、パソコン用のテーブル、使わない大きな金庫、周りにこれらのものが置いてあるので正味3畳くらいしかスペースはない。狭い空間は小さな電気ストーブでも結構暖かい。「こんな寒いところでよく寝られるね」と娘はいうけれど、私達の世代は暑さ寒さに結構強い。子供のころから厳しい環境で育っている。倹約を美徳とおもっている。

 ウェイ(ねこ)は、たいていの時間、このストーブの前で爆睡している。お客さまの出入りする時間帯、ここに閉じ込められるのである。退屈凌ぎにちょっと弄ってやると、「ムニャー」と寝言みたいな声を発する。「ウーン、うるさいなー、ほっといてよー、ムニャ、ムニャー」人間だったらこんな感じかな。

 この狭さ、案外快適なのだ。50センチも体を移動すれば、立たずともたいていのものは手に取れる。メモ、切り抜き、本、衣類、あらゆるものが周りに煩雑に置かれている。たまには掃除しなくてはいけないのだけど、掃除機さえ入りにくいところである。ものをあっちに置いたり、こっちによけたり、空いたスペースに吸い口をもっていって、コチョコチョ使う。

 今、仕事が詰んでいるのと、ローンの申し込みがうまくいかないのとで、家の取り壊しも客室の修繕も、計画の段階で滞っている。取り壊しで放りだされる私の荷物が新しい家に収まるはずがないので、片付け、廃棄を進めていかなければいけない。私の部屋が小さすぎて物があふれているのも無理はないのである。


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