Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

平和のための教育

2012年10月04日 | Weblog
おそらく、

日本は敗戦によって、
敗戦以後、世界中の在り方と枠組みとが
大きく変わったのだと考えている節がある。

しかし、それは日本だけが考えている
世界観・歴史観に過ぎない。

自国に歴史の断絶があったからと言って、
他国がそうであるという根拠には全くならない。
しかし、そのことすらわからなくなったように感じる。

ラテン語を読める民が羨ましいと時々思う。
なぜなら、古代ローマの文献さえも読めるのだから。
つまり、過去の人々の叡智をそのまま受け止められるのだから。


私たちは、たった160年ほど前の明治の書物ですら、
そのままでは読めなくなっているのである。

文字を失い、言語を失い、
歴史を失い、文化を失った国の民が繁栄するとは思えない。

この断絶をどのように克服していくかが、
私に課せられた課題であろうと思う。




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